2017年6月18日

残念な灰色の家

芸術のセンスがない人というのは、確かにいます。うちの夫もその一人ですから理解できます。

形や色やデザインにこだわりが無いし、アートが分かっていないし、ファッションのセンスもないし、なにごとも実用性重視で完全に左脳タイプです。

逆に、私は右脳タイプの感覚的人間で、形や色やデザインに細かいこだわりがあるから、家のリフォームをした時にはもとてもうまく行きました。壁に塗るペンキの色なんて完全に私にお任せだったから、私の好きにできたしね。

ところで、いつも通る道路沿いに、一昨年から工事をしていたある家があるんです。

窓枠のデザインや玄関のアプローチなど、お金をかけているなと分かる随分大きな家です。屋根瓦は濃い目の灰色で、完成に近づいてきたので外壁や窓枠をどんな色に塗るのかと楽しみにしていました。

しかし、いつまでたっても全体が灰色のまま。

そして先日、じっくり見てみると、塗装はちゃんと終わっているようなのです。外壁も窓枠もドアも何もかも全部同じ灰色!

そんな...バカな...

そして、ついに、その家は結局灰色のまま完成したようです。

屋根瓦とガレージのドアだけが濃い目の灰色で、あとは完全に同じコンクリート色の灰色です。

もったいない!

どうしてなの?

せっかくの新築の豪邸なのに、なぜもう少し色を考えなかったのか。たとえ、灰色が大好きでな人達だったとしても、軒先の横板とか窓枠の色を変えてアクセントを付けるとか、灰色でももう少しおしゃれな調子の灰色にすることも出来たはずなのに。

他人の家だけど、何だか悔しくって...。

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