2025年7月27日

背中のど真ん中に出来たグリグリ

私は、若い頃にはニキビで悩まされたんですが、顔だけではなくて背中にも出来ました。背中に出来るニキビというのは、炎症で痛くなったりしない限り気が付かないことが多いです。自分では見えませんしね。

大人になってからも時々ニキビは出来ましたが、ある時、背中のど真ん中にブラックヘッド(Black Head)があると夫に教えられたことがあります。

ブラックヘッドというのは、毛穴の中に皮脂や角質が溜まった「角栓」と呼ばれるもののうち出口の部分が酸化して黒く見えるやつです。角栓とニキビとは別物だそうですけど、似たようなものですよ。

大きなものではなかったですけど、その時は夫に頼んで中に溜まったものを押し出してもらいました。しかし、ブラックヘッドというのは復活するんですよ。何年か後に復活したやつは、前のよりも大きかったんです。

この時はうちの娘が中身を押し出してくれました。思っていたよりも大きな塊が出たので「うっひゃあ!」とびっくりしていました。

そのブラックヘッドがあった場所にコブのように膨らんだものがあることに最初に気づいたのは娘でした。ハグした時に背中の後ろに手を回したのでコブに触れて気づいたのです。自分の背中のど真ん中に触れることなどありませんからね、コブが出来ているなんて自分では気づいていませんでした。鏡で見ようとしても見えない部分ですよ。

大いに苦労しながら指で触れてみますと、皮膚の下に小さなビー玉が入っているような感じでグリグリしていました。結構硬かったです。「クリニックで取ってもらったら?」と家族は言いましたが、費用もかかることだし様子を見ることにしたんです。

そうしたら、何とそのグリグリは、

徐々に大きくなったのだった!

「Dr. ピンプルポッパー」のYouTube動画で見たことがありましたから、それが「シスト」(Cyst)と呼ばれるものだと分かりました。コブには黒い点があると言われたので、ブラックヘッドが変化したものだと思いました。

コブは徐々に大きくなってピンポン玉くらいの大きさになったので、さすがに気になってGP(一般家庭医)のリム医師に相談しました。悪いものではないから何もしなくても大丈夫だけど、気になるのなら簡単に除去できるということだったんですが、その時は夏だったし、汗をかく季節に手術とかしたくなかったので涼しくなるのを待っていたんですよ。

そうしたら、いつの間にか7月(真冬)になってしまいました。やっと金曜日に手術してもらいました。

手術と言うほど大げさなことではなくて簡単な処置でした。私は座った状態で行いましたよ。グリグリがある部分に麻酔薬を注射して痛みを感じなくさせてから、切開して中に溜まっていたものを取り出しただけです。「シスト」というのは、中に袋状の組織があって、その袋状の組織を完全に除去しないとまた復活するんです。

処置をしながらリム医師が解説してくれたんですけど、最初はミルクのようなものが流れ出て、その後に残った硬いものを押し出すのに苦労していました。袋状の組織は非常に薄い膜だったので削り取ったそうです。

切開部分は小さくて縫合の必要もなかったです。麻酔が切れてからも痛みはそれほど感じませんでしたが、やはり最初の夜は背中を下にして寝るのは難しかったです。今朝はもう何も感じません。

私はカルシウムの塊が出来たり脂肪腫が出来たりしたこともあるんです。変なものが出来やすい体質なんですかねえ。まあとにかく、背中が平らになってヤレヤレです。


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