2025年7月13日

ポートダグラス1日目

夜中の12時過ぎにケアンズ空港に着き、飛行機を降りた時に感じたのは湿気でした。スイミングプールの建物の中のようだと思いました。塩素の臭いがしていないだけで、ムワッとしたあの感じと同じでした。

リゾートホテルの部屋に入ったのは夜中の2時頃。エアコンは大きな音がするので消して、天井のシーリングファンを回して眠ろうとしましたが、バスルームの換気扇が常時つけっぱなしなので(スイッチが無い)音が気になりました。夫のイビキもひどいし、夫の体温でクソ暑いし、私は眠くてたまらないのに眠れないという状況でした。

仕方がないので睡眠薬を飲んで眠りました。

睡眠薬を飲んで寝た朝は、薬の影響が続いてフラフラします。夫が起きてゴソゴソしている物音で朝の7時頃に目が覚めた後、再び眠ることは出来ませんでした。夫は義妹達と一緒に散歩に行くと言って出かけました。しばらくして息子も海岸を歩いて来ると言って出かけました。

2人が帰って来たら朝ご飯を食べに行って、その日はポートダグラスの町を見に行こうと思っていたんですが、

2人はお昼まで帰って来なかったのだった!

夫は義妹と彼女のパートナーと一緒に、息子は一人で、砂浜を30分ほど歩いてポートダグラスの町まで行ったそうです。下の写真はリゾートホテルから砂浜に出て撮った写真ですが、向こうの方に小高い丘が見えますが、その向こうにポートダグラスの町があります。


息子も町で皆んなと合流し、カフェで朝ご飯を食べてから町を少し観光して、スーパーで食べ物を買って帰ったのでした。

ホテルのレストランやルームサービスの食べ物があまりに高額なので、クラッカーやチーズ、そしてポリッジ用のオーツ麦と干しブドウと牛乳、それからインスタントコーヒーなどを買って来ていました。

ポリッジなんて自分で作れば材料費はしれていますが、ホテルのレストランで食べると17ドルもしたんですよ。レストランでコーヒーを飲んで朝ご飯を食べると、家族3人で100ドル以上もするのです。

私達がホテルのレストランで食事をすると、ホテル滞在費を全負担している夫の父親の負担をさらに増やすことになると夫が言うので、私達は遠慮しました。

観光と買い物から帰って来た夫が昼寝を始めたので、初日は町を観光するという私の期待は外れました。頭がフラフラですから一人で観光に出かける元気はありません。朝ご飯も食べていなかったのでお腹がペコペコです。私は電子レンジでポリッジを作って食べましたよ。

午後になってお腹が空き過ぎて、結局はレストランに行ったんですけどね、私が食べたベトナム風ポークサラダはほとんど白菜ばっかりだったけど、30ドルくらいしたんですよ。レストランでの食事代も父親が払ってくれるんだからいっぱい食べようとは思えない私達は、結局ずっと遠慮し続けることになります。


私はホテルのプールで泳いだりカクテルを飲んだりすることに興味がないし、蒸し暑いプールサイドで過ごしたくないんです。


こういうデッキチェアで本を読んでいる人達も大勢いましたけど、学校の休みの関係で子供連れの家族が多かったのでプールサイドは大変賑やかでした。あの騒々しさと蒸し暑さの中で、私は本など読めません。


旅行初日はリゾート内を見て回っただけで終わりかと、私はがっかりしていたんですが、夜になってポートダグラスの町にあるパブの「トリビアナイト」(クイズの夜)に行くことになりました。

睡眠不足の私は、夜にパブなんかに行くのは迷ったんですが、行って良かったです。この夜の「トリビアナイト」が一番の思い出になったんですから。

パブの食べ物も美味しかったし、雰囲気も楽しかったし、

私達のチームが優勝したからです!

ほとんどのクイズは私には答えが分かりませんでしたが、特にセレブの話題や音楽のことなどは何のことやらさっぱりでしたが、私だけが答えが分かったクイズがいくつかあったんです。僅差での優勝だったので、私やうちの息子の知識がなかったら勝てていません。チームワークの勝利でした。

うちの夫の父親と中国人の奥さんが早めに帰ったのも良かったです。いなくなって雰囲気が良くなりましたから。中国人の奥さんが的外れな発言を連発したり間違った答えを主張したり、質問の答を大声で周囲にバラしてしまったりするから、私達は皆んなイライラしていたんです。

「トリビアナイト」は本当に楽しかったです。

下の写真は翌朝撮ったパブの写真ですが、朝の明るさの中では同じ場所とは思えませんね。夜は活気があって楽しかったのですよ。子供がいる家族は来ませんでしたから、気を使う必要もなかったですし。


優勝に気を良くして、夜遅くにホテルに戻りました。刺激を受けた私の脳みそは眠くなりません。ビールを飲んだせいか、うちの夫が普段以上にグワォグワォと大イビキをかくので、私は真夜中になっても眠れませんでした。

翌日はグレート・バリア・リーフへのクルーズのために早起きしなくてはいけませんでした。仕方がないから、再び睡眠薬を飲んで眠ったのでした。この時に気がついたんですが、睡眠薬はあと1錠しか残っていなかったのです。

(続く)


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