我が家の敷地内にある木に住んでいるカササギ(Magpie)の一家。カササギは白黒カラスのような見た目で、春になるとヒナを守るために巣の近くを通る人を襲うので怖がられる鳥です。
我が家のカササギ一家の主はジョージ。
ジョージ一世だかジョージ二世だか三世だか、実は確かではないんですけど、背中の色と模様とで私は見分けているつもりなんです。そして一番の見分け方は、近寄っても逃げないところ。逃げるどころか、平然と食べ物探しを続けるその態度ですよ。ジョージ以外のカササギは一応逃げますからね。
カササギ一家は、ヒナが育って地面に降りてくる頃になると、親に食べ物をねだるピイピイ声がうるさいですが、我が家に住んでもらっても全く構いません。
ところが、
最近姿を見ていないのです。新住人に追い出されたのかもしれません。攻撃されているところを度々目撃しましたから。
新住人というのは、ワライカワセミ(Kookaburra)の一家です。
いつも寄り添う仲良し夫婦。
せっせと食べさせてもらって、子供もすっかり大きくなりました。
どれがお父さんでどれがお母さんでどれが子供か、もう全く見分けが付きません。
フェンスや物干しなど少し高い所から、獲物(主に虫やミミズ)を探しています。見つけた時の反応は悪くないです。目にも留まらぬ速さで飛び降りて獲物を捕まえて食べるのですけど、この方々はとにかく翼の大きさに対して体が重いし頭がデカイ!
飛び立つ様子がですね、小さめの翼をパタパタパタパタと必死で羽ばたいて重い体をなんとか浮かせると、重力に抵抗しながらやっとのことで飛んでゆくといった感じの様子がコミカルなんです。
見た目は可愛らしいのですがね、
騒々しさが普通じゃありません!
朝と夕方の「ウワアッハッハハハハ」という、鳥のさえずりとは全く別物の雄叫びが、とにかくもう凄まじいの。一旦始まると他のワライカワセミたちも鳴き叫び始めますからね、あっちからもこっちからも大音量で辺り一帯に響き渡る「ウワアッハッハハハハ」は、毎日聞いていると本当にウンザリしてきます。
もちろん、鳴き叫ぶのは朝と夕方だけではありませんよ。
しかも、
彼らはしょっちゅう激突してくるし、我が家の窓に。
いつ窓ガラスが割れるかとヒヤヒヤです。
見た目の可愛さが先に立って、彼らを家の中から眺めるのは楽しいのですけど、やっぱりうるさい。それに、ジョージ達を追い出したのなら、それはちょっと許しがたい。
私が外で洗濯物を干している時、そのすぐ横で虫探しに余念がなかったジョージ。いなくなったら寂しいじゃないの。
と、この記事を書いている間も「ウワアッハッハハハハ」が響き渡っています。
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