2019年7月23日

リサイクル危機

プラスチックごみに限らず、紙類、ガラス瓶、スチール缶アルミ缶などのリサイクルごみですが、集めてはいるけどリサイクルなどほとんどやっていないオーストラリア。

自治体はリサイクル業者に高額リサイクル料を払って集めてもらっているわけですがね、それらリサイクル業者が危機的状況にあることは、近年大いに報道されております。

以前そうしたごみを引き取ってくれていた中国がゴミの引き取りを止めた後、近隣アジアの発展途上国に引き取ってもらって、そうした国々に公害&ゴミ問題を生じさせていることも分かりました。それらの国々の多くは、もうごみを引き取っていません。

もともとリサイクルなどやっていなかったオーストラリアのリサイクル業者の中には、集めたリサイクルごみの処分に困り、こっそりクイーンズランドの鉱山跡などに運んで埋めていることもバレました。

そういう悪いことはしないリサイクル業者は、リサイクルごみの引取先が見つかるまで、あるいは何らかの解決策が見つかるまで、自社の倉庫や敷地に溜め続けて限界も近いっていうか、もう限界を超えちゃったところも多いわけです。


こうところでは、時々火災も起きているし。

こうなると、

それらのリサイクルをやっていないリサイクル業者は、どうすると思いますか?

商売をやめるしかないでしょう!

実際、オーストラリア最大のリサイクル会社が倒産寸前だそうです。廃業を検討しているところも多いそうです。

やめちゃったらどうするの?

それらの会社が溜め込んでいる莫大な量のリサイクルごみはどうなるの?

埋めるしかありませんよ!

昨日のニュースでは、近年人気の太陽光発電パネルですが、寿命というものがあるのですからね、もうすぐ大量の廃棄物が出ることが確実だそうですが、リサイクル可能なものが多く含まれている太陽光発電パネルをリサイクルする会社が一つしかないオーストラリアでは、廃棄された太陽光発電パネルは、ほぼ全て埋められることになるだろうとのこと。

こんなんでいいのか?

政府は、ごみのリサイクル問題をもっと真剣に考えなさいよ!

そして我々国民もですね、ごみを出さない暮らしをめざしましょうよ!

ちょっとした注意で、ごみを減らすことはできるんですよ!


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