2018年5月1日

天高く馬肥ゆる秋

馬も牛も羊も人間様も、皆んなが肥ゆる秋でございます。

先進国の食料自給率で輝かしいトップの座に輝くオーストラリアでは(確か食料自給率は200%を超えているはず)、一年中新鮮な野菜や果物が手に入りますから、特に常夏のクイーンズランドの農業地帯から一年を通して供給される野菜類のおかげで、季節感とか旬とか忘れてしまいがちなのですが、それでも、秋の味覚なるものが店頭に並んだりしております。

秋の果物と言えば、梨とか柿とか。

柿の木なんて岡山の田舎ではそこら中に生えていて、柿の実なんて有難がって食べる人が少なくなっていますから、私は柿といえば「熟して落ちて腐っていく果物」というイメージを持っているんですけどね。メルボルンのスーパーで売られている柿は高級果物です。梨も売られていますが、梨も高級品です。

私はね、メルボルンの肥ゆる秋たる所以は、やはり気温が下がって様々な食物が美味しく感じるということじゃあないかと思うんです。そして、もっとオーブン料理をやる気になるというか。くそ暑い夏の間は、オーブンなんてできるだけ使いたくないですからね。

オーブン料理は、グラタンとかローストとかキャセロールとか、肉やチーズをはじめとする乳製品を使った高カロリー食が多いですよねえ。また、オーブン料理といえば焼き菓子ですよ。ケーキやタルトやクッキーなど、バターや砂糖や卵を使った高カロリースイーツ。

こういうのを作ることが増え、食べることが増えて来るわけですから、当然我が家族は例外なく肥えて来ております。(泣)

私なんてね、夏の間の減量の努力が秋の数日で跡形もなく水の泡と化してしまいまして。

明日は義妹と彼女のボーイフレンドが夕食を食べに来るので(というか来る目的はお喋りですけど)、何を作ろうかと頭を悩ませています。

久しぶりに手作りピザという案を出したところ、夫にダメ出しされました。普通すぎだって…。結局、メインは皆んなが大好きな餃子ということに決まったのですが、餃子も非常に普通な気がしますけどねえ。

メインは餃子、それは良いにしても、餃子以外は何を作ったらいいんだろう?

デザートは「ブラックフォレスト・トライフル」というものに決まってはいるんですが、それってどうやって作るんだろう?

レシピのウェブサイトをやっていると、こういう時に皆様の期待が大きくなりすぎて困るんです。

いつも悩みに悩んで、結局、インゲンの胡麻和えとか茄子の田楽とかちらし寿司とか、同じようなものばっかり作っているんです。結局、明日もインゲンの胡麻和えは作りそうな気がするなあ。

胡麻和えはね、オーストラリア人達に大人気なんですよ。


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