2021年8月8日

再び救急車を呼ぶ羽目に

皆さんお久しぶりです。

私は、水曜日に激しい回転性の目まいに襲われまして、嘔吐して、床に倒れて動けなくなり、再び救急車を呼んでもらう羽目になってしまいました。

3泊4日入院し、なんとか自力でおトイレに行けるようになりましたので、土曜日に家に帰りました。オーストラリアの公立病院では、できるだけ入院期間は短くする方針です。

これからは自宅で回復を目指します。

目まいがもう少しマシになったらこの話について書くつもりです。

ということで…

良かったら前回救急車を呼んだ「キッチン転倒顔面強打事件」の話でも読んで行ってください。


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2021年8月4日

ワクチン2回目接種完了と人格豹変

昨日2回目のワクチン接種に行ってきました。

1回目の接種は5月12日。あれから12週間と間隔が大変長かったのですが、アストラゼネカ製のワクチンは、間隔を12週間開けるのが良いとされています。

私はファイザー製のワクチンを希望していたんですけど、アストラゼネカ以外に選択肢がなかったので、夫も私もアストラゼネカのワクチンを接種しました。

その後、オーストラリアの新型コロナワクチンの接種方針は変更され、血栓の問題からアストラゼネカ製のワクチンは60歳以上限定ということになりました。うちの夫は60歳未満なので「どうなるの?」と思ったら、1回目の接種がアストラゼネカだった人は2回目もアストラゼネカでなければいけないのでした。

1回目の時、私は注射をした腕が少し痛くなっただけでしたが、あんなに大きなクマのような身体をしたうちの夫は、接種後に具合が悪くなり、翌日には発熱して身体が痛くて力が出ないと言って寝込んだのですけど、2回目の今回は副反応はほとんどありませんでした。少し寒気がしたそうですが、それは部屋が寒かったからかもしれませんよ。

私は注射をした腕が痛くも痒くもならず、本当に注射をしたんだろうかという感じです。

ところで、

1回目の接種の時は、夫が運転するトラックで接種会場に行ったんですよ。

あれから12週間のうちに、私達の暮らしには大きな変化がありました。うちの夫はもう車の運転は出来ません。遺伝性の黄斑変性症で運転に適性な視力が無いということが分かり、運転免許証を返納しましたから。

昨日は私が運転するカローラで行ってきました。

場所は前回と同じリングウッド(Ringwood)のカラライカセンター(Karralyka Centre)という文化会館の隣りにあるコミュニティークリニックです。

待ち時間無しでガラ空きで、スタッフの皆さんもやや手持ち無沙汰な様子だったんですよ。

「こんなに暇ならどんどん若い人達に接種すればいいのに!」と言った後で気が付きました。

アストラゼネカ製のワクチンは若い人達には使えないんです。若い人達にはファイザー製のワクチンでないといけないんです。でも、ファイザー製のワクチンは十分な量が確保できていないのです。

オーストラリア政府はアストラゼネカ頼みでしたから、それが60歳未満の人達に使えないということになり、接種は遅れているのです。

とにかく、夫と私が2回目を完了し、心理クリニックの受付をやっているうちの娘は医療関係者ということで優先的にファイザー製のワクチンを接種してもらえましたから、我が家は3人がワクチン接種完了です。これで新型コロナに感染しても死ぬことはないはずです。

残る一人は息子ですが、さあて今年中に接種を受けられるかどうか分かりませんよ。


ところで、昨日の記事で私が夫の運転手をやっていることについて書きましたが、昨日はワクチン接種の後、夫の用事のために再び運転手をしたんです。

相変わらず車線変更のタイミングに始まって、この道はナントカ通りであっちに曲がるとどこそこに行くので遠回りになるだの、ああだこうだ、あそこで曲がれ、その後すぐに車線変更してこっちへ曲がって、どうのこうのと、指導がすごいんです!

途中、向こうからやって来たトヨタハイエースが左折して、右折する私の前に割り込んで来て、さらに無理やり車線を変更しようとしたもんだからぶつかりそうになったんですけど、そうしたらもうね、うちの夫はフロントガラスに顔が付くかと言うほど近づいて、その車の運転手をにらみつけながら、中指を立ててFワードどころかCワードを叫ぶんですからね、私はもう笑いをこらえるのに大変でしたよ。

普段は温厚な人なんですけど、豹変します!

ようっし、またブログのネタにしてやろうと思えば、こっちもストレスがたまりません。

ところで、夫の用事は三つあったのですが、その一つは現在開店準備中の新店舗を見に行くことでした。仕事が休みの日くらい仕事を忘れて休めばいいのに。まあ今回は、ワクチン接種の後も元気一杯だったということですが。


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2021年8月3日

血圧が上がる運転

遺伝性の黄斑変性症で目が見えなくなり車の運転をあきらめたうちの夫のために、私は運転手を務めているわけですが、通勤は同じ店舗に勤めるJさんが少し遠回りをして乗せてくださっているおかげで、滅多に私の出番はありません。

親切なJさんですが、毎日のこととなると負担に感じられるだろうと思うんです。Jさんに頼まなくても私が運転して送って行くと言っているんですけどね。娘が仕事が休みで家にいる日には、夫は娘に頼んでいます。

私には頼みにくいのか、遠慮しているのか、もしかしたら私が運転する車にはできれば乗りたくないのかもしれません。

先日、買い物があると言うので私が運転手をしたのですが、その時に気づいたんです。毎回夫を乗せる度に、血圧が上がるような状況が発生すると。

私は、夫を乗せる時には運転を注意されないように安全運転をしているつもりなんですけど、しょっちゅう曲がるべき角を見落として通り過ぎたり、信号の前で速度を落とすのが遅すぎたりと、夫が期待している通りに運転しないので、夫は緊張するらしいんですよ。

買い物に行ったその日は、交差点を通過する手前で前を行くトラックが急停止してしまって、私の車は交差点内という状況になってしまいました。「おいおいおいおい!」と焦って大声を出したのは夫です。

そうしたら、トラックがバックし始めたもんだから、夫はFワードを叫んで横からハンドルに手をかけようとしまして。

ハンドルに手をかけてどうする!

信号は赤に変わってしまって、別方向の車が動き始めているんだから私は後ろには動けないんですけど、少しでもバックしようとしました。トラックは私の車が後ろにいるのが分かっていない可能性があるわけですから。

すると、トラックはその狭い道路でUターンを開始したのです。車線の間には低いコンクリートブロックがあったんですけど、それに乗り上げて反対車線に出ようとしているんです。

その交差点のすぐ先には電車の線路橋があって、トラックはその橋の下を通れないと判断したらしいんですけど。

それにしてもね、その間ずっと大声を上げ続ける夫。

私は、車の運転をすると人格が変わりますけど、うちの夫も人格が変わるタイプです。助手席に乗っていると、運転している時以上に変わります。

その後、夫が木を切るための道具を買うために、私は行ったこともない街を運転しながら、目的の場所を通り過ぎてしまったり、一方通行道路を逆行してしまったりしたもんですから、夫はストレスに次ぐストレスで大変お疲れのようでした。

始めから私は運転が下手と思い込んでいますから、助手席に座ると車線変更のタイミングまで指導してくれるんですけど、いつも運転教習のような状況になるのは私も正直ストレスが溜まります。

ああ…

私が夫の運転手を勤める暮らしは、始まったばかりですよ。


私のカローラは小型ですから大した量の荷物は積めません。乗る者がいなくなった夫のトラックを、私が乗りこなせるように練習をしたらどうだろうかと夫が言うんですけど。

運転席に乗るのに踏み台がいるようなトラックですが、夫のために運転練習をするべきなんでしょうか。

いやあちょっとそれは、危ないと思うなあ。

大きなトラックでもね、前に進むだけなら私にも出来ますよ。現在乗っているカローラ以前のカローラは、全部マニュアル車だったし。

でも、駐車やバックはどうするの?小型ハッチバックのカローラですら未だに苦労しているのに。

夫は木を切りに行きたいんですよ。

私に頼むよりも、木を切る仲間の誰かに頼んだ方が良いと思うんですけどねえ。彼等はみんなオジサンですからね、運転の経験も長いんだし、ちょっと練習すればマニュアル車の運転ぐらいできるようになると思うんですけど。

免許証がオートマ車限定の場合、マニュアル車の運転をするためにはマニュアル車の運転試験に合格しないといけないそうですし、無理なお願いかもしれません

だから私にトラックの運転手もやって欲しいと期待してるのでしょうが。(ということは、私も一緒に木を切りに行くということ?)

トラックは怖いと思う反面、トラックを乗りこなすおばちゃんもカッコいいかもしれないとも思うんですけど、どうしようかと迷っています。

でもあれよ、カローラで血圧が上がるんじゃあ、トラックだと心臓発作かも…


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2021年8月2日

出世する人の特徴とは

運転に適性な視力が無くなり免許証を返納したうちの夫は、通勤しやすい我が家から近い店舗に転勤となったわけですが、以前勤めていた店舗はツールショップとしてはヴィクトリア州最大です。

夫を送って行った時に店舗の中を見せてもらいましたけど、巨大体育館と言った感じの広さでしたから「これは泥棒をしやすいなあ!」と思いました。

実際、頻繁に泥棒に入られています。

店舗のある地域性もあって、売上はツールショップ会社がオーストラリア国内で経営している全店舗中2番目の売上を誇るのだそうです。ヴィクトリア州ではもちろんナンバーワンです。

うちの夫はその店の管理職の立場にあったわけですが、夫が別の店に異動せざるを得ないと分かった時、夫がいなくなった後に誰がチームを率いていくのかというのが懸案の問題となりました。

というのも、店長格だった人にリーダーとしてはメンタルが弱過ぎることが分かるようなスキャンダルがありまして。会社に大損をさせていたことが分かって平スタッフに降格しました。

その後どうなったのか私は聞いていなかったのですけど、先日夫の買い物のために運転手をやっていた時にその話題になり、誰が店長になったのかと聞いたら、なんとあの若いA君が抜擢されたと言うんですよ。

お父さんとお母さんがフィッシュ&チップス(及びギリシャ料理)の店をやっているあのスタッフA君です。まだ20歳代半ばです。

うちの夫がA君のことを色々褒める最大の理由は、彼の仕事に対する姿勢でした。英語で「Work Ethic(労働倫理)」とも言われます。

A君のご両親がやっているフィッシュ&チップスの店にうちの夫と立ち寄った事があるのですが、その時にA君の責任感と真面目に仕事を頑張る姿勢は彼の両親から来ていることが分かりました。

お店はごみ一つ落ちていなかったどころか、壁も窓も何もかもがピッカピカで、床はそのまま座って食事ができそうなほど掃除が行き届き、明るく感じの良い働き者のご夫婦でした。

ご両親というので想像していたのとは大違いで、まだ40歳代ですから兄姉かと思うくらいに若く見えたので驚いたんですけど。

A君は、ほぼ休み無しで毎日夜遅くまで働く両親を見て育っているんですよ。

そんなA君は、

責任を持って真面目に仕事を頑張る
人の話やアドバイスをよく聞きツールのことを勉強する
文句を言わず他のスタッフやお客の悪口を言ったりしない
この仕事を自分のキャリアにして成功したいという思いがある

こういう資質を持つ若者ですからね、伸びていくのは当たり前なんですよ。

会社の上司(例えばうちの夫)に期待されていましたから、期待に応えたいというのと自分にとってチャンスだと自覚しているので更に努力するのです。

そして幸運なことに、A君はメンタルが強くてリーダーシップもありました。

あの若さで、自分よりも年上のスタッフがいっぱいいるチームを率いていくには、強いメンタルとリーダーシップが不可欠です。真面目に頑張るだけでは人の上には立てません。

ということで、

ヴィクトリア州最大のツールショップの責任ある立場の仕事を任されたA君は、頑張っているそうですよ。先日は商品を盗んで逃走した泥棒を追いかけてタックルしたそうです。泥棒はタックルしてきたA君に対して注射器を取り出しました。

この場合の注射器は武器ですから、武器を使った盗みは「強盗」です。

ご存知でしたか?こっそり盗むのは「Thief」で暴力や武器を使って盗むのは「Robber」です。注射器強盗は、駆けつけた警察に現行犯逮捕されました。

A君は泥棒を追いかけ行くような若者ではなかったのに、責任感のために強くなったのでしょうか。うちの夫が泥棒と取っ組み合った時に、その場にいたのかもしれません。この事件では、会社の経営者達に更に好印象を与えることになったのでございます。

フィッシュ&チップスをやっているご両親もお喜びでしょう。


優れた資質があり、頭も良くて非常に優秀で、リーダーシップもあるけど、人の上に立つ仕事をしたくないという人もいます。

通勤ルートを少し遠回りしてうちの夫を乗せてくれているJさんは、元オーストラリア軍人ですが、身体にも精神にも大きなダメージを受けていらっしゃるのだそうで、仕事で成功したいとか出世して稼ぎたいという気持ちが無いそうです。

Jさんが望むことは、穏やかな普通の暮らし。まだ幼い子供達と過ごす時間が持てる仕事、家から近くて通勤がラクなこと、それで暮らしていけるだけの収入があればそれで良いのだそうです。

オーストラリア軍を辞めた後、自分の次のキャリアとして救急救命士を考えたそうですが、トレーニングや勉強が大変ですし、勤務時間が不規則になる上にストレスが溜まる仕事ですからね、結局ツールショップに勤めることにしたんだそうですよ。

ただのスタッフをしているには惜しい能力のある人なので、それは直ぐに気づかれます。

昨年の初め、新型コロナが始まった頃、ツールショップ会社は手指消毒薬の需要を見込んでエチルアルコールのメーカーを買収しまして、大手スーパー等に手指消毒薬を独占的に提供する契約を結ぶなどして大きな利益を上げたのですけど、それにはJさんの提案も関わっていました。

Jさんには一つの店舗のただのスタッフにとどまらず、もっと上の立場の仕事を任せる話もありましたが、Jさんはただのスタッフでいる方を選びました。ストレスが溜まる仕事はしたくないのです。決まった時間だけ働いて給料をもらえるただのスタッフの仕事がJさんの希望なのです。

A君のように成功を目指して頑張る人もいれば、ただ普通の暮らしができるだけの収入さえあれば良いというJさんのような人もいます。

いろいろな考え方の人がいてあたりまえですからね。


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2021年8月1日

子供を車に放置は違法行為

日本では、子供を車内に置き去りにして熱中症などで死なせてしまうというニュースが跡を絶ちません。どうしたら防ぐことができるのか、手立てが無いというような意見も見られます。

メルボルンのあるヴィクトリア州では、例えごく短い時間であっても、子供を保護する責任を負う成人がその子供を放置することは法律で禁止されています。自宅であっても、車の中であってもです。

ですから、ほんのわずかな時間の用事でも、必ず子供を連れて外出する必要がありますし、それが困難な場合は、自分に変わって子供の監督・世話・保護をする人を手配する必要があります。また、車の中に子供を放置するのは絶対にしてはいけないことされています。

それでも時々子供を車に放置していた人がいたというニュースを聞くことはあります。放置されている子供を見つけた人は警察を呼ぶことになるでしょうから、子供が無事であってもニュースになったりするのです。

子供を車に放置した者は、違法行為を行ったことに対する責任を取らされます。

4000ドル以上の罰金
最長6ヶ月の禁固刑

このどちらか、あるいは両方に罰せられます。

場合によれば親権を失うことになります。子供はその他の親族に保護されるか保護施設に入れられることになります。つまり、子供を車に放置するとその子供を失うことになる可能性があるのです。ですからね、放置する場合は覚悟が必要ですよ。うっかり忘れたなんてありえないのです。

こうした事情があり一般市民も厳しい目を持っていますので、車に子供を放置する人は犯罪者扱いです。車の中に子供だけがいるのを見つけた人は、直ちに緊急通報番号「000」に電話をするでしょう。そして直ぐに警察官がやって来ます。

私は、子供達が幼かった頃、たとえ1分で終わるような用事でも、必ず子供を連れて行きました。家や車の中に子供達だけを残してどこかに行くということは、絶対にしませんでした。

子供を放置することが違法行為であると知って、そういう事は出来なくなったのですよ、怖くて。

見つかるのが怖いとか、罰金が怖いとか、警察に逮捕されるのが怖いとか、そういうのじゃあなくてね、メンタリティーすなわち考え方とか心理の問題なんです。子供を放置することはそれほど悪いことなんだと認識するようになると、そういう悪い事は出来なくなるのです。

日本でも同様の法律を作れば、悲惨な事故は必ず減ると思います。


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