2012年10月22日

耳栓

現在、夜の10時過ぎ。

そろそろ寝たいのだけれども、寝室からは夫のイビキがこの居間にまで響いてくる。少し静かになるまで待ったほうが良さそうなので、ブログでも書くことにした。

夫のイビキは大変な大音量で、私の万年寝不足の原因の一つでもある。時には、あまりのうるささのため夫の横では眠ることができず、居間のソファで寝ることもしばしばなのだ。

夫のイビキは、特に疲れている時やお酒を飲んだ時には、その音量が凄まじい。

「グオーグオー」とか「グアーグアー」といった一般的なイビキ音に、「ゴゴゴゴグワッ」「ブルブルブルブルッ」「ブハッ!」といった轟音と暴風のような寝息も加わって、とても隣に寝てなどいられない。

引越しに続いて、しんどい仕事が2週間ほど続き、この週末も休み無しで仕事だった夫は、昨晩はさぞ疲れていたのだろう。イビキが耐え難い大音量であったので、私はとてもじゃないが眠れなかった。

私は仕事部屋に耳栓を取りに行った。新しく買った耳栓だ。騒音のひどい環境で働く人用の特別な素材の耳栓である。グニュッとつぶして耳に詰めた。すぐに耳の中で膨らんで、自分の呼吸音だけがぼんやりと聞こえる感じであった。

「おお!これは良いかも...」

私はベッドに戻った。

ところが夫のイビキは、私の横で激しくとどろき渡っている。

「なんだこの耳栓!ちっとも効果がないじゃないの!」

私はがっかりして耳栓を取り出した。

耳栓を取り出したとたん、私はびっくりして眠気など吹き飛んでしまった。

夫のイビキは、まさに鉄道高架下レベルであって、部屋が振動するほどの想像を絶する大音量だったのだ。

「ひゃあぁ!耳栓しなくちゃ!」

最近、腰痛がひどいので、夫のイビキから避難して居間の軟らかいソファで寝るわけにはいかないのです。大変なんですよ...。

おお、静かになったようだ。じゃあ、寝るとするか。

皆さんおやすみなさい。


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