春は花粉症の季節だ。気温が上がって乾燥した天気の良い日は、症状がひどくなる。
今日は、まさに初夏といった感じの大変に気持ちの良い一日だった。朝は、まだ気温が低く、空気はひんやりとしていたが、まぶしい青空が広がってからは、ぐんぐん気温が上がった。
私達家族が引っ越してきたこの家のご近所の皆さんは、ガーデニング愛好家ぞろいのようだ。手入れの行き届いた、ちょっとやり過ぎ感も漂う見事な庭が並ぶこの通り。治安が良さそうだと思ったのは、引越しを決めた理由の一つでもあるのだが...。
ご近所の皆さんは、すべてリタイアしたシニアの方ばかりで、どうやらガーデニングには並々ならぬ熱意を持っておられるようだ。
引っ越して来てすぐに気がついたのだが、今日のように気持ちよく晴れた日には、ご近所さん達は草刈りをせずにはいられないようである。
今朝は、9時頃から左隣の家で草刈りが始まった。しばらくすると、右隣からも草刈機の轟音が聞こえてきた。
「おいおい、これじゃ洗濯物はとても外には干せない...」
がっかりしていたら、今度は裏隣の家からも草刈機の轟音が聞こえてきた。
右からも左からも裏からも、草の臭いと花粉が轟音とともに襲いかかってくる。私は窓がすべて閉じていることを確認して回った。
そうしていると、なんと今度は通りの向こう側の家から轟音が!
右も左も後ろも前も、誰も彼もみんな負けじと草を切る!
リタイアしたおじさん達は、時間が有り余っているのであろう。まだちょっとしか伸びていない芝生を刈り込み、最後ははさみでも使って切り残した芝を整え、エッジを真っ直ぐに切る。
そこまですることはなかろうに...。
しかし、これほど草刈りの挟み撃ちにあいながら、私は花粉症の症状が出なかった。鼻がちょっとむずむずはしたけど...。
思うに、これほど頻繁に刈りまくっているために、ご近所さんたちの芝生や草は、花が咲く暇がないのだ。花が咲かなければ花粉もできない。
なるほど、これはいい家に引っ越してきたぞ!
今回の引越し、まさに正解でしたね。
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