2025年10月28日

秋晴れの日の干し柿作り

私の下の妹の義父さんは、80歳を超えても大変お元気で、同居しておられる長男夫婦を含めた家族のために毎日のご飯作りにも奮闘されておられるそうです。

お料理の味付けがいつも大雑把で、お寿司を作る時でさえ寿司酢を目分量で作るため味が作るたびに違い、先日作った1升のお寿司はご飯が酸っぱい上に具材の味付けが薄くて、正直美味しくなかったと妹は言っていました。

味はどうかと聞く義父さんに妹は正直な感想を言ったそうで、妹はこの義父さんとは大変良好な関係なのでございます。義父さんから「フミちゃん、フミちゃん」と何かと頼りにされている妹の話を聞くたびに、うらやましくなるような仲良し家族なんですけど。

この義父さんは、農業にも励んでおられて、家族だけでは食べきれないお米や野菜や果物を妹に言づけて、うちの母に下さるのでございます。

昨日、早い昼食を終えて食器を洗っていたら台所の勝手口が突然開いて、その妹が入って来ました。大きな袋いっぱいの野菜を抱えていたんですけど、持って来たのは野菜だけではありませんでした。大量の柿を持って来ていたんです。

干し柿用の渋柿です。大きなコンテナ2個分でしたから、200個近くあったのではないでしょうか。

「うわっ、こんなにもらっても困るじゃん」と思ったのは私だけ。毎年この時期に干し柿を作っている母にとっては、ありがたいことなのです。

妹が帰った後、母は早速干し柿作りを始めました。母は包丁で皮をむき始めましたが、義父さんが下さった柿はとても大きくて包丁では大変だったので、ピーラーでむいた後に包丁で仕上げていました。

手が痛い私は、柿の皮むきは手伝いませんでした。皮をむいた柿を熱湯に通すとカビが来にくいという義父さんからのアドバイスを聞いて湯通しをすることにしたので、私がそれを担当しました。あとは、洗い物を立てだっただけで私はほとんど何も手伝っていません。

夕方が近づいたので、昨日は50個吊るしたところで作業は終了しました。


今日、次の50個を吊るすそうです。もらった柿はご近所の方にも分けたので、我が家の分は100個ほどになりますが、100個も誰が食べるんでしょうか。

まあとにかく、うちの母は活動的だし何でも作れます。ただね、干し柿作りの作業は母一人では難しかっただろうと思いますよ。柿の皮をむいたり熱湯に通したり紐に取り付けたりという作業は一人でも出来たでしょうけど、とにかく重いんですよ。

洗濯物を干す竿にかけているんですが、竿を持ち上げながらそれぞれ10個もの大きな柿が付いた紐をひっかけるのは簡単ではありません。そこのところは、私が手伝えて良かったです。


お帰りの前に1クリックを!
 


0 件のコメント:

コメントを投稿