2025年10月8日

思惑は大外れ!

何の思惑が外れたかと言いますと、

花粉症のことです!

オーストラリアでは、花粉症のことを「ヘイフィーバー」(Hay Fever)と呼ぶことが多いですが、それは「ヘイ」(Hay)すなわち干し草(牧草)の花粉がアレルゲンとなる場合が多いからなんですけど。

牧草というのはおおむねイネ科の植物で、どこの家にもある「芝」もイネ科だし道端にもイネ科の草がいっぱい生えています。私がアレルギーがあるのは、このイネ科の植物の花粉なんです。

春になると花を咲かせて花粉を飛ばしますし、芝刈りや草切りをすることが増えますからね、イネ科の植物の花粉症シーズンは春からが本番です。毎年10月から11月が最も症状がひどいんですが、今年の花粉症シーズンは今回の旅行に出発する直前に本格的に始まりました。

しかし、10月は日本で過ごすのでね、その間は花粉に苦しむことはないと思っていたわけですが、この思惑が大外れとなったのですよ。

成田空港でもホテルでも鼻はむずむずしていました。新幹線の中ではほぼ大丈夫。

ところが、岡山駅で新幹線を降りてすぐにくしゃみが始まりました。近くに田んぼが残る住宅地にある友人宅でもくしゃみが出ました。

そして、翌日、兵庫県の赤穂市にある赤穂大石神社に行った時ですよ。そこは忠臣蔵で有名な四十七義士を祀る神社なんですけど、周囲には田んぼや草地がたくさんあったんです。そこでくしゃみが出続けましてね。

収穫前の田んぼの稲から花粉が飛んでいるとは思わなかったですけど、とにかく私がアレルギーのある花粉が飛んでいることだけは確かでした。まさかこんなことになるとは思っていなくて、抗ヒスタミン薬を日本に持参していませんでしたから、とにかくもうブーブーと鼻をかみ続けるしかないわけで。

車の中に入ってからは落ち着きました。海辺の温泉ホテルでもくしゃみは出ませんでした。岡山の実家に帰って来てからもくしゃみは出ていませんが、目が少し痒いです。何かの花粉が飛んでいます。

「私に経済力があって健康だったら、毎年花粉症の季節には花粉が飛んでいない北半球に行けるのに」などと先日の記事に書きましたけど、北半球でもこの時期アレルゲンとなる花粉は飛んでいるということですよ。

田んぼの稲だけでなく、イネ科の草なんて日本でも至る所に生えています。牧草として輸入されたイネ科の植物が、日本全国に広がったそうですからね。そして、そうした植物の花粉は真冬以外は年中飛んでいるそうです。10月の日本では花粉症から解放されると思っていた私は考えが甘かったです。

抗ヒスタミン薬というのもいろいろ種類があって、眠くなるのがあったり私には効き目がなかったり副作用が出たりするんですよ。処方箋が必要な薬は購入が難しいわけですし、いつもオーストラリアで利用している「Telfast 180mg」という薬を持って来るんだったと後悔しています。


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