成田空港に着いたのは10月3日金曜日の夜。うちの息子が心配したような処方薬の持ち込みについてなど何も聞かれず、お土産を詰め込んだダンボール箱のチェックもなくて、入国審査も税関審査もスイスイと進んだんですが、空港のスタッフの方達がみんなマスクをしておられたせいか、聞き取りにくいなあとは思っていたんです。
到着ロビーに出てからは、することが3つありました。まずは「WiFiレンタルどっとこむ」で予約してあったポケットWiFiの受け取りです。カウンターはゲートを出たところにありました。若い男性が対応してくださいました。
予約してあるポケットWiFiを受け取りたい旨を告げてそのスタッフの方とのやり取りが始まりまして、大汗をかいていた私は冷や汗をかき始めたのでございますよ。だって、
その人が何を言っているのか分からないんですもの!
機関銃のようにペラペラペラペラと繰り出される言葉がマスクでこもっているのもあって、私には全然理解できなかったのですよ。
「もっとゆっくりしゃべってください」と頼んだ後は問題なくて、その男性スタッフは私のiPhoneにパスワードを入力して使える状態にするところまでやって下さって、大変に親切だったのでございます。
ATMで現金を引き出した後は、お土産を詰め込んだダンボール箱を岡山の実家まで送るためにヤマト運輸のカウンターに行きました。荷物の送り状が見えなくて困っている私にスタッフの方は大変親切だったんですけど、ここでもスタッフの方の日本語の聞き取りに苦労する私。
そして、その夜泊まったホテルでも同じだったんです。フロントのスタッフの女性が言っていることが聞き取れなかったんですよ。
私の日本語力の衰えも原因かもしれませんけど、何しろ20年ぶりの日本ですからね、でもね、最大の原因はあの人達の早口だと思うんです。
岡山に着いてからは、友人と赤穂の岬の先端にある瀬戸内海を望む温泉ホテルに泊まったりして小旅行を楽しんでから実家に帰って来たんですが、その温泉ホテルでも同じように日本語の聞き取りに苦労しました。
そして、私は確信しましたよ。
若い日本人の皆さんは早口なんです。20年前とは確実に違っていますよ。特に若い人達が日本語を話す速度は速くなっていると思います。
日本の若者の皆さん、シニアと話す時にはもう少し速度を落としてくださると助かります。特に仕事上マスクをしている皆さんは、ゆっくりめではっきりと話していただかないと聞き取りが難しいですので、よろしくお願いします。
私はだんだんあきらめちゃって、友人に「今の人なんて言ったの?」と後から教えてもらっていたました。耳が慣れて来たら、もう少しは聞き取れるようになるものと期待していますけど。

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