私はもとより息子のカイも娘のサチも、美味しいとぜんっぜん(力を入れて発声)思わないし、できれば食べたくない料理の一つなのだが、夫は本当に美味しそうに食べる。
美味しそうに食べるというのは、彼にとっては美味しい食べ物だからであって、実はこれは本当は美味しい食べ物で、私たちの先入観が問題なだけなのかもしれない。
だって、最近スーパーマーケットで売ってるのを見たんですもん。買ってでも食べたい人がいるってことは、美味しい食べ物なんでしょう。
その食べ物とは、「ライスプディング」です。
見た目は、私達が「おじや」と呼ぶ、汁気のほとんどない雑炊のようです。かなり甘いです。夫は、必ず干しぶどうも一緒に入れて煮ます。
1. なべにミルクと干しぶどうと冷ご飯を投入。
2. お好みの量の砂糖とバニラ少々を加える。
3. 火にかけて、おじや状になるまで煮る。焦げつかないようにしょっちゅう混ぜること。
4. 出来上がったものにナツメグを振りかけて食べる。
これは、食べるとしっかり「ご飯の味」がします。
この「ご飯の味」というのがですね、甘いミルクとバニラと干しぶどうの味と混ざるとですねえ、日本人の私の舌には非常に「間違った味」なわけですよ。
(ご飯にコンデンスミルクと干しぶどうを混ぜて食べてご覧なさい、皆さん!)
しかも、夫はナツメグをふりかけるんです。ナツメグ!皆さんお好き?はっきり言って、臭いだけ!
こうなるともう、このライスプディングは、できればどころか絶対に口にしたくない食べ物と化すのですが、夫はこれを本当に美味しそうに食べる。
チョコレートライスプディングというバーションもあるんですよ、皆さん!
熱々ご飯にコンデンスミルクとチョコレートと干しぶどうを混ぜて食べれるか!
生まれ育った習慣というのはね、大したもんですね。
私にとってご飯に合う味というのは、やっぱり「塩・しょうゆ・味噌」が基本なんです。
皆さんは、冷ご飯をどうやって食べてます?(温め直して普通にご飯として食べるというのは、なしでお願いします。)
おにぎり、焼き飯、雑炊&おじや、オムライス、ドリア、電子レンジ煎餅…。
いろいろありますけど、私の最近のお気に入りは「ライスバーガー」でございます。
ライスバーガーのバンズ(?)を作るのに、温めたご飯に片栗粉とか小麦粉を混ぜるというレシピを良く見かけますが、私は何も混ぜないでご飯だけ。しっかりと潰れるくらい押さえて焼けば大丈夫。簡単に作れます。
(レシピはこちら)
中に挟む具の味付けは、やっぱり「塩・しょうゆ・味噌」が基本でしょ!一番簡単なのは、肉と野菜を炒めたの。これを、温めなおしたご飯の横に添えて食べるのではなく、ライスバーガーにするだけで、あら不思議、とってもごちそう風。
娘のサチのために、この一手間を頑張るお母さんです。(その理由は、私がブログを再スタートした理由を読んでお察しください。)
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