2018年6月7日

寒い冬の日の靴洗い

私は家の中で常に靴を履いています。

靴はヒールにできるだけ高さのあるものでなければなりません。何故ならば、靴を履く理由は身長を少しでも高くするためだからです。

家族全員が高身長だった以前この家に住んでいた家族が、自分たちの身長に合わせてリフォームしたこの家は、キッチンもバスルームもどこもかしこも何もかもが高すぎる!

キッチンやバスルームのカウンターは、すべて95センチの高さに作られているんですからね。

その台に洗面器がはめ込んであったりあったり、キッチンであればその上にまな板を置いたりするわけですし、95センチの高さにガスレンジが据え付けてあってその上に五徳があったりすると、もうね、お料理をするところの高さは1メートルですよ。その上に鍋なんか置いたりしたら鍋の中を見るのにも苦労するんだから。

ですから、キッチンはカウンターに沿ってぐるりと高さ10センチの踏み台がおいてありますし、バスルームにも洗濯機のある部屋にも踏み台がおいてあります。台がないと私には顔を洗うこともできませんから。

高さのある靴といっても、常にハイヒールを履いて生活するわけにはいかないので、転ばない程度に厚底のスリップオン式サンダル(別名:つっかけ)を履いているのです。

ところで…

昨日ゴミを外に持って出る時に、つい室内履きのまま外に出ました。家の周りはテラコッタのタイルで舗装されているので、室内履きのまま外に出ることはよくあります。

その時に、いつの間にか生え茂ってきた雑草が気になり、少し抜いておこうかと思いまして、その時少し草の上も歩いたのです。

草と言ってもね、先日夫が草刈りをしたばかりなので、ちゃんと刈り込んだ芝生のようなところを少し歩いただけです。室内履きが汚れるはずはなかったのに…。

しばらく草を抜いてから家に入ろうと、

玄関マットでその室内履きの底をシュシュッとこすったら、

玄関マットが汚れたんです。

緑と茶色を混ぜたような色のものが付いたんです。

まさか!

と靴を裏返して靴底を見ましたらね、

ウンチがべっとりと付いているじゃないですか!

「どこで踏んづけちゃったの」「きっとあの草の上の辺りだろう」と、後ろを振り返りましたら、さっき草取りをしていたところから玄関まで緑茶色の点々が続いておりまして、色からするとカンガルーかウォンバットかのウンチだろうと思ったら、それはキツネのウンチだったんです。(オーストラリアの田舎暮らしで、動物のウンチには詳しくなっています。)

室内履きは玄関の外に脱いで家に入りましたが、いきなり困難に見舞われた私。

まずキッチンの流しで手を洗うのも難しいし、お昼ご飯用に作り始めた味噌汁に入れる野菜を切っていたらすぐに肩が凝ってくるし、いつもならなんとか手が届くパントリーの棚にある調味料にも手が届かないし。

ダメだ、厚底靴なしではやっていられない!

ということで、

お料理を中断し、靴洗いをするはめになりました。(泣)

視力が落ちてくると苦労も増えますね。キツネのウンチは、結構臭かったです。


ちなみに、踏み台はキッチンキャビネットのドアの関係で10センチより高くするわけにはいかないのですよ。できれば13センチの高さにしたかったんですけどね、そうするとドアが開けられなくなるので。



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