2012年11月10日

ドロシー・ロー・ノルトの言葉

私は、海外にお住まいの方のブログを読むのが好きだ。もともと、外国の文化にとても興味があった。

現在は、オーストラリアのメルボルンに暮らしているけれども、子供達が生まれてからは、何度か家族で日本に行った以外は、どこにも旅行をしていない。

イタリアやスペインをはじめ、トルコやフィンランドやスコットランドや、行きたかった国がいっぱいあるのに...。メルボルンは地球の果てだから、行きたい国々は全てとても遠い。

だから、そうした国々に住んでいらっしゃる方々のブログを読んで、皆さんの暮らしの様子からその国々の文化を少し知ることができるのは、とても楽しいのだ。

そして、今日ふと思ったのだが、ブログを書いていらっしゃる方の多くが、子育て真っ最中の若いお母さん達だ。親兄弟姉妹と遠く離れた外国で、異文化の中での子育てに奮闘中というのが、読んでいて微笑ましくなる。

自分が子育てに奮闘していたころのことを思い出して、今日は久しぶりに子供達が幼かった頃の写真を出して見た。大変だったけれど、楽しいことのほうが多かった。

でも、夫と一緒にビジネスを立ち上げてからは、本当に忙しくなり、特に夫がほとんど家にいないような「母子家庭」のような生活になってからは、ストレスがたまって本当に大変だった。「ウツ」にもなったし...。

余裕が無くなり、「優しいお母さん」じゃなくなることも良くあった。「ガミガミ母さん」や「イライラ母さん」にしょっちゅう変身していた私。

神経が高ぶって、イライラが抑えられないような時、自分を落ち着かせるために読んでいたのが、ドロシー・ロー・ノルトの有名な詩だ。

Children Learn What They Live
By Dorothy Law Nolte

If children live with criticism, they learn to condemn.
If children live with hostility, they learn to fight.
If children live with fear, they learn to be apprehensive.
If children live with pity, they learn to feel sorry for themselves.
If children live with ridicule, they learn to feel shy.
If children live with jealousy, they learn to feel envy.
If children live with shame, they learn to feel guilty.
If children live with encouragement, they learn confidence.
If children live with tolerance, they learn patience.
If children live with praise, they learn appreciation.
If children live with acceptance, they learn to love.
If children live with approval, they learn to like themselves.
If children live with recognition, they learn it is good to have a goal.
If children live with sharing, they learn generosity.
If children live with honesty, they learn truthfulness.
If children live with fairness, they learn justice.
If children live with kindness and consideration, they learn respect.
If children live with security, they learn to have faith in themselves and in those about them.
If children live with friendliness, they learn the world is a nice place in which to live.

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、 子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる


我が家の子供達は、現在、気難しいティーンエイジャーで、体は私よりもはるかに大きくて大人同然。でも、まだまだ子供です。久しぶりにこの詩を読んで、最近叱ってばかりで褒めることを忘れていたと反省しました。


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