2025年6月30日

ポートダグラスへの家族旅行

先日書いた「やっぱり靴探しは大変過ぎる!」という記事で少し触れましたが、7月7日からクイーンズランド州の「ポートダグラス」というリゾートに家族旅行に行くことになっています。

これは、うちの夫の父親が全員分の旅行費用を負担して主催している家族旅行なんです。2018年にはクイーンズランド州の「ハミルトン島」へ行き、2019年にはニュー・サウス・ウェールズ州の北の方にある「バイロン・ベイ」に行きました。

新型コロナで旅行が制限されて中断し、制限が解除されてから小さい旅行は何度か主催しましたが、参加する家族は限られていました。

私は訳あって夫の父親とは長年お付き合いをしていなかったので、どの家族旅行にも参加しなかったんですよ。でも、昨年から家族付き合いをするようになっていますし、今回は参加することにしたんです。

父親の子供達、つまりうちの夫の妹弟達とその家族のほぼ全員が参加する大型旅行なんです。ドバイ在住の義妹もこの旅行のために一時帰国中です。参加しないのは、義弟のスペイン人の奥さんとうちの娘の2人だけなんですよ。

スペイン人の奥さんは9月に家族でスペインへ旅行する予定なので、有給休暇をその旅行のために使いたいから参加しないそうです。うちの娘も同様で、10月に日本へ旅行する予定ですし、転職したばかりですからね。

さて、行き先の「ポートダグラス」ですが、常夏の観光地ケアンズよりもさらに北にある(つまり赤道に近い)リゾート地なんです。


私が観光したい遺跡も古い町並みも博物館も美術館もありません。ここにあるのは、砂浜とグレートバリアリーフと熱帯雨林の森です。

そういうのに私は関心が無いんですけど、行くことにしたのはやはり新年の抱負「出来るだけ楽しいことをする」ためです。それと、いろいろな人から行かなかったら後悔すると言われたんですよ。

後悔する最大の理由は、宿泊する場所です。シェラトン・グランド・ミラージュ・リゾート・ポートダグラス(Sheraton Grand Mirage Resort Port Douglas)という5つ星ホテルに泊まるんです。

もちろんビーチに面していて、ヤシの木に囲まれた2ヘクタールものラグーンスタイルのプールには海から引いた海水が満たされているんだとか。


私はこんなホテルに相応しいおしゃれな服は持っていないです。うちの夫は何を着て行くつもりなんですかねえ。まさか、また勤めているツールショップのユニフォームを持って行くんじゃあなかろうな。

ドバイに行った時に、砂漠の中の豪華リゾートに泊まったんですが、それは義妹からのプレゼントだったんですけど、うちの夫はそのリゾートでもツールショップのユニフォームを着てましたからね、ホントにもう!

「ポートダグラス」では、世界最大のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」への一日クルーズツアーにも行くそうです。ユネスコ世界遺産に登録されている世界最古の熱帯雨林「デインツリー」にも行くんだそうです。虫刺されが心配ですよ、私は虫に好かれるから。

シーフードで有名なレストランにも行くそうです。滞在中どこで食事をするかいろいろ計画が立ててあるそうです。

自分達で費用を払ってこのような旅行をするのは、私達夫婦には一生無理ですからね、これはまたと無い機会なわけですけど、夫の父親にとっても特別な家族旅行なんだそうです。父親もかなり高齢になっていますし、認知症も心配されていますから、まだ元気なうちに家族と出来るだけ楽しみたいということらしいんですよ。

どうしてそんなにお金を持っているかと言いますと、父親はもともとは高校の先生だったんですが、メンサの会員になるほどの知能で導き出した「確率の方程式」によって、カジノのスロットマシンで大儲けをし続けたからです。もちろん高校の先生は辞めてプロのギャンブラーになりました。

お金持ちになりましたが贅沢な暮らしはしていません。でも、家族と一緒に特別な時間を過ごすためにはお金を惜しまないのです。どの家族旅行が最後の旅行になるか分かりませんしね、父親本人は家族旅行を主催することで幸せを感じるらしいですから。

真冬を選んだのは蒸し暑さを避けるためとサイクローンを避けるためのようです。出来るだけ涼しくて、虫が少なくて、観光客も少ない季節ということで7月を選んだようです。

もしも蒸し暑くて虫もいっぱいいる夏だったら、私は行くかどうか相当悩んだと思いますよ。暑いと何をする元気も無くなるのでね、真冬で良かったです。この時期は一日の気温がずっと20度から25度の間くらいだそうですから、それなら快適です。

とても楽しみにしています。


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