「国王の誕生日」という意味ですけど、「オーストラリアに国王がいるの?」と思った貴方、オーストラリアは英連邦王国の一部で、英国の国王を元首に戴く国なのですよ。
つまり、オーストラリアの元首は英国のチャールズ国王なのでございます。
もともとは英国の植民地だったオーストラリアですが、多人種多民族国家となった現在、「連邦立憲君主制をやめて共和制にしましょうよ」という意見は強いですが、いまだに政府関係のオフィスに行くとチャールズ国王の写真が飾ってある国なのです。
チャールズ国王の写真は非常に違和感がありますよ。国の元首がよその国の王様というのはヘンです。いつかは国民投票が行われて共和制に変わると期待します。
ところで、「キングズ・バースデー」は、もちろん以前は「クイーンズ・バースデー」でした。クイーンからキングに名前は変わりましたが、この祝日はオーストラリアでは6月の第2月曜日と決まっていて、本当の誕生日とは関係無いんです。
チャールズ国王の誕生日は11月14日ですからね、大違いなんですよ。
学校の休みとか他の行事との関係でこの日と決めたようですが、目的は6月のこの時期に連休を作るためです。ヴィクトリア州ではスキーシーズンが始まる連休という認識です。
ところで、最近雨の日が多いんです。
昨日も大雨が降ったんですが、スキー場のあるヴィクトリア州東部の山の上では、大雪になっているそうです。雪道で動けなくなった人々の救助活動が行われているというニュースも読みました。
ハイキング中に身動きが取れなくなって救助された人もいたそうですが、そんな大雪の中をハイキングに行く人がいるんですね。
思わぬ大雪と認識不足や準備不足で救助が必要になるというのは困ったことです。昨年は雪不足が問題になったスキー場関係者は、この大雪にホッとしているでしょうけど、せっかくの連休なのに大雪過ぎてお客がスキー場まで来れないというのも困ります。
ヴィクトリア州西部の内陸部では干ばつが問題になっていたんですが、ついに待ち望んでいた雨が降っているそうです。こちらは農業関係者がホッとしているでしょう。
乾燥大陸のオーストラリアでは雨が多いことに不満は言えませんけど、天気が悪いと私の出不精に拍車がかかります。スーパーの買い物も歩いて行くのは億劫ですし。明日はいい天気になるらしいので、久しぶりに歩かなくちゃあ。
でも、今日はまだ雨降り。そして寒い。運動のために掃除でもしますよ。
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