2020年11月2日

規制緩和でレース場と化す

迷惑行為連発の我が家の北隣り家の男の子達がオートバイを乗り回す騒音で、頭がおかしくなりそうだった私ですが。

新型コロナの規制が緩和され学校が再開されたおかげで、少なくとも日中はオートバイ騒音から開放されまして、「小学校再開で静寂もどる」という記事を書いたのは10月13日のことでございました。

実を申しますと、静寂が戻ったのはその日だけだったんです。(泣)

学校に行っているはずの男の子達が日中もオートバイを乗り回すので、一体どういう事になっているのかワケワカラン!

「でも、乗り回す時間は以前よりは減ったかもしれないな…」

なんて思っていた私は甘かった!

その後、規制緩和が次のステップに進みまして、別世帯の家を訪問することが可能になりました。現在のルールだと片方の世帯から2人(子供は含まれない)が別世帯を訪問することができます。例を上げると、両親と子供達が祖父母の家を訪問するということが可能になったわけです。

この規制緩和の後、北隣り家はどうなったと思いますか?

男の子のお友達がオートバイ持参で訪問するようになったのですよ!

親がオートバイを車に積んでやって来るんです。

そして、3人で我が家との境にある生け垣の向こう側を競走するんです!

もうレース場なんです、そこは!

しかも一般のレース場と違ってカーブが急だし、坂道もあるということで、

エンジンをふかすふかす!

それが、週末には断続的に一日中続くのですよ!

どうしたらいいの?

我慢するしか無いの?

市役所のウェブサイトを見ると、ご近所との騒音トラブルに関する情報ページがありました。市はいちいち個別のトラブルに対応してくれません。まずはご近所と話し合いなさいと書いてあります。話し合う際の注意点も書いてあります。

ご近所との騒音トラブルに関する冊子もダウンロードできます。

昨夜は夜の8時を過ぎて暗くなってもまだ乗り回していましたけど、それは法律に違反していると分かりました。週末には、朝の9時前と夜の8時後は乗ってはいけないんです。

うちの夫が北隣り家のお父さんと話をしてくれるといいんですが。


今日は気温が上がって乾燥したせいで、男の子達がオートバイを乗り始めた途端に土ぼこりがすごいことになりました。風向きの関係で土ぼこりは全部我が家の方に流れてきたから、家の周りが白くかすむほど。

全くもう許しがたい!


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2020年11月1日

メンタルヘルスに悪い米国ニュース

まったくもってタイトル通り!

気分が悪くなったり怒りがこみ上げたり不安になったりと、確実に自分のメンタルに悪影響が出ているので、米国からのニュースは読まないようにした方が良いとは思っているんですけど。

最近の米国からのニュースは、ほとんど大統領選挙関連です。そして、それらのほとんどにトランプがからんでいる。

クレイジーなドナルド・トランプ本人だけではなく、どうやら同罪らしい奥さんや、息子や娘やその夫のクシュナーの聞く耳を疑うような発言の数々。

読まない方が良いと思っても、つい目に入るじゃないですか?ヘッドラインやその下の概要くらいは見ちゃうでしょ?

ああ…

外国の話なんですし、あまり気にしないようにと努めています。

気分が悪くなると同時に、「オーストラリアで良かったなあ」「我々の国の政治がまともで良かったなあ」「ヴィクトリア州政府も信頼できるリーダーがいてよかったなあ」と考えると気が楽にはなるんですけど。

それにしても、

国のトップにいる人があんな嘘八百言いたい放題で許されるの?

人を欺瞞することに巧みなことはよく知られていたことですが、国民に誤ったことを信じ込ませ、国を破滅的な悲劇に導いているのは罪にならないの?

あの国は、もう「United States」という一つの国ではいられないほどに分断しちゃって、憎悪と不信で人々が対立し、

侮辱し合っています!

新型コロナに関して言えば、一日に10万人が感染し、毎日千人が死んでいるのに、この悲劇の悪化を食い止めようと努力する人々を、感染した人々の命を救おうと奮闘する医療関係者を、冒涜するって何なの?

そんな欺瞞の発言に大興奮している群衆はどうしちゃったの?

いいのかあれで?

あきれて物も言えない「Pity」に成り果てかけている米国ですが、腐っても鯛ですしね、この国の動向は世界的にもまだ影響がありますから、無関心でもいられません。

選挙まであと3日ですが、選挙の結果が出た後も混乱が続くことは確実だそうです。

ぐうの音も出ないほどの地滑り的大敗北になれば話は別だと思いますが。


もうね、合衆国をやめて50の国に分かれちゃった方がいいのかもしれませんよ。それくらい分断されているんだし。

ただし、それは現実的ではないとは分かります。国を分けてしまうには、あの強大なアメリカの軍隊をどうするかが大問題になるでしょうし。

連邦政府の力をもっと小さくして、大統領の権限なんかはずっとずっと小さくして、それぞれの州がもっと独立して政治を行うようにしたらどうですか?州の財源を増やすよう税制度も変更して。

医療制度や労働者の権利の問題なんかは、あれほど分断されている国全体で法律を作ろうとするからいつまで経っても進展しないじゃあないかと思うんですけど。


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2020年10月31日

ハロウィーンと新型コロナ

メルボルンでは、ハロウィーンの頃には熱波に襲われることがあります。

夕方の7時を過ぎてもまだ眩しい青空でギラギラと輝くお日様の日差しを浴びながら、気温もまだ30度を超える中、大汗をかきかきトリック・オア・トリートをして歩くのは、あまり楽しいことではありません。

チョコレートなんて溶けてしまうし。

うちの娘が小学校5年生の時のハロウィーンは暑かった。その日に誕生日パーティーもしたのですがね、トリック・オア・トリートの後は皆んなへとへとになって帰ってきて、すぐに仮装を脱いで水着に着替え、プールに飛び込みました。(当時住んでいた家には小さいプールがあったのです。)


この写真をフォトショップで加工したのがこれ。


お化けや魔女や気味悪系の仮装は、やはり薄暗いのがふさわしいのでして。

その点、今日はハロウィーンにはもってこいの天気に恵まれるようです。お天気が悪くて薄暗くて気温が低いと、三拍子揃っているんですよ。

しかし、今年はいかんせん新型コロナがねえ。

規制が解除されて公園などの屋外なら10人までは集まれるのですし、他世帯の家も2人までは(子供は数に含まれない)訪問可能となりましたので、トリック・オア・トリートも禁止では無いそうですが、ルールがたくさんあります。

どうしてもトリック・オア・トリートをしたい人は、

集まるのは10人まで、キスやハグをしない、マスク着用(仮装衣装のマスクは不可)、家族以外の人とは1・5メートルの距離を取る、ドアをノックしてお菓子をもらうのは不可、お菓子は一人分ずつ袋に入れる、袋に入れる作業の前には石鹸で手洗い、お菓子は家の玄関前かゲートに置いておく、子供達と接触しない、お菓子を他人とシェアしない、などなど。

賢明な皆さんは、今年はトリック・オア・トリートは諦めるはずです。

オンライン仮装パーティをするとか、家の飾り付けとか、かぼちゃを彫るとか、ウイルス感染の危険がない安全なハロウィーンのアクティビティーを楽しんでくださいということです。

今年は、スーパーマーケットなどでもハロウィーン関係の商品は少ないんですよ。食品や生活必需品以外の小売店は、営業を再開したばっかりですから、ハロウィーン商品を売る店は商機を逸したわけですし。

昨日ショッピングセンターに買い物に行った時、一周ぐるりと歩いたんですけど、まだ閉店したままの店が結構たくさんありました。目当てのお店もまだ閉まっていました。

店によっては、商品が少なかったり、店内の一部がテープでブロックしてあったり。ハロウィーン商戦どころじゃありません。

閉店したままの店のほとんどは、ファッション関係の店でした。ロックダウンで経営困難になったのではないかと思います。

ハロウィーンどころじゃないというのが現実です。


上の写真、懐かしいです。娘がハロウィーンの衣装を手作りし始めた第1回目です。

仮装するのが楽しみだったんですよね。そして、その衣装を考えて自分で作る、あるいはオプショップに材料になる古着を買いに行く。

病気になるまでは、毎年楽しんでいました。

ちなみに、うちの娘は一番左の赤い頭の子です。あれはカツラではありません。


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2020年10月30日

花粉症シーズンはどうなった

これはもうね、「ラニーニャ」のせいだと断言していいんです。

今年は、我が家のワトルの木がボケて、数カ月に渡って花を咲かせ続けたでしょ?

ワトルの花は春の到来を告げる花で、普通は冬の終わりに咲くものなのに、夏の終り頃(3月末)から咲き始めて8月まで咲き続けたという、ギネス記録ものの連続開花期間だったんですけど。

実は、本ブログでも話題にしたことがある見た目は美しいけど臭い花も、今年は異常に早くから芽を出したものの、どういうわけだか花をつけたのは数株のみで、あとは葉っぱが出ただけでオシマイ。

草の花粉もですね、「飛んでるな」と感じた日はあったんですよ。鼻がムズムズした日もくしゃみが出た日もあったんですけど、抗ヒスタミン薬が必要だったのは一日だけ。

毎年10月になると、このブログは花粉症関係の記事が増えるんですけどね、今年はそういう記事がありません。

花粉が飛んでいないのよ!

異常です。

お日様は確かに高くなって、日の出の位置や日が沈む位置からは、もうすぐ夏が来るとは分かるんですけど、何なのこの寒さは。

昨年の10月末には、気温が40度に迫るような日があったのに。今年の10月は、最高気温が20度にも届かない日が多いです。日曜日なんて最高気温が14度でした。

「ラニーニャ」の年は、こんなふうになるんですかね。

メルボルンは冷夏になるんでしょうか。


私は、刈り上げた後ろ頭が寒くてたまらずマフラーを巻いています。

うちの夫は、今朝仕事に出る時に「あれ?ヘアカットしたの?」と言いましたよ。どうして昨日気が付かなかったんだか。

ほとんどボブに近いマレットヘア(前髪ヘアピン留め)からこの刈り上げベリーショートというのは、劇的な変化のはずなのに。気が付かないのか私のヘアスタイルなどには関心がないのかと思っていたら、やっぱり気がついていなかったんですねえ。


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2020年10月29日

ついに悲願のヘアカット

行ってきましたよ!

ああああああああ、さっぱりした!

私が最後にヘアカットしたのは6月の終わりです。あれから4ヶ月も経っていたんです。

髪の毛は一日に 0.3~0.4ミリ伸びるそうですから、平均よりも伸びるのが速い私は一日0.4ミリ伸びると仮定すれば一週間で 2.8ミリ。18週間経っていますから、50.4ミリ伸びた計算です。前髪が顔を覆うはずですよ。

最近はスタイリングで何とかできるレベルじゃなくなっていましたからね、サイドは耳に引っ掛けて、前髪はヘアピンで留めていたんですけど、マレットヘア風の襟足は重くて重くて。

その重く伸びた襟足も、バリカンであっという間に刈り上げられ、後はハサミで短くサッパリきれいになりました。

美容院内ではずっとマスクを付けていなくてはいけませんから、耳の周りを切る時にはマスクのゴム紐がじゃまになるんですけど、マスクはずっと付けたままでした。

いつも髪の毛を切ってくれているLさんは、この長いロックダウン中は JobKeeper という失業手当のようなものをもらって暮らしていたそうです。

Lさんの旦那さんは、メルボルン空港のトランスポート会社でバスの運転手をしていましたが、新型コロナの第1波の時に失業状態となりました。以来ずっと7ヶ月間失業状態でした。

ただし、その間にも仕事のオファーはあったのだそうです。

それは、帰国者をメルボルン空港から隔離施設であるホテルに送り届けるバスの運転手の仕事でした。しかし、その仕事は断っていたのだそうです。新型コロナに感染している人が含まれていることが確実な帰国者達と接触することが旦那さんにはできなかったのです。

と言いますのも、旦那さんは高齢のご両親の世話もしていたからです。自分のせいで新型コロナに感染すれば、ご両親は死ぬかもしれません。

それで、何ヶ月も失業状態が続いていたそうですが、一人の帰国者から始まった第2波で深刻な被害が出たことで、トランスポート会社が使用しているバスには運転手席から3列目の座席の後ろにスクリーンが設置され、運転手と帰国者が接触しないようする対策が取られたそうです。

安全服やマスクだけでは感染が怖くてできなかった仕事ですが、感染のリスクが無いということで、現在はその仕事をしているそうです。ただし、感染予防には気を使っていて、定期的な検査も受けているそうです。週4日で一日4時間というパートタイムですから収入はしれているんだそうですけど。

オーストラリア人の海外旅行は来年も許可されないという話ですから、Lさんの旦那さんの仕事は国内旅行がどうなるかにかかっているわけです。国内旅行が通常通りに戻らなければ、他の仕事を探すしかないとおっしゃっているそうです。

Lさんとは、お互いマスクのせいで顔に大汗をかきながら、久しぶりにおしゃべりしました。

私が心配していた通り、Lさんは営業再開以来休み無しで髪を切り、髪を染め、手を酷使しているのと一日中立ちっぱなしが続いているせいで、手も痛いけど腰にも来ていると言っていました。

これからも毎日予約で埋まっています。日曜日だけが休みだそうです。

規制が緩和されて別世帯の家を2人までなら(子供は別)訪問できるようになりましたから、親戚のおばちゃん達が髪の毛を切ってくれと電話をかけてくるんだそうですけど、疲れているLさんは、親戚の人達の頼みにウンザリしているそうで、電話には出ないようにしていると言っていました。頼まれたら日曜日も仕事だとウソをつくとも言っていましたよ。

気持ちは分かります。

毎度毎度親戚から無料サービスを期待されて、休みの日もヘアカットとかさせられたらそりゃあウンザリもしますよ。特にクタクタに疲れている時には。


美容院からの帰りに、Spotlight というお店に毛糸とキッチン用品を買いに行きました。その店の隣には電気製品の販売店が入っているんですが、広い駐車場が満車状態だったのでびっくりしました

お店の中もお客でいっぱい。毛糸売り場もおばちゃん達でいっぱい。レジには30メートルくらいの列ができていました。

帰りにスーパーに寄って帰ろうとショッピングセンターに行きましたら、車を停める場所がありませんでした。ほぼすべての店が営業を再開したようです。

このものすごい人数の買い物客の中に一人でも感染者がいれば、あっという間に感染は広がるんだろうなと思いました。

レストランにもカフェにも人が詰めかけていますけど、皆んさん気を付けなくちゃあいけませんよ。

ルールを守ること。マスクの着用、他者と間に距離をとること、手洗い消毒。そして、少しでも新型コロナが疑われる症状が出たら検査を受けることです。


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