2025年3月30日

めまいと心配なパーティー

昨夜は久しぶりに目が回りました。晩ご飯に作ったツナモネーというパスタ料理にカリフラワーとブロッコリーを追加したやつをオーブンに入れて、焼いている間に洗い物をしていたら、部屋が回転し始めたんです。

病院に運ばれた時ほどの高速回転ではなくて、低速回転でしたけど。

回転するめまいがする時には、まずはエプリー法という処置をやってみます。私はベッドの端を使ってやりますので、寝室に行きました。エプリー法を始めると、「オーノー!オーノー!」と叫ぶほど部屋がグルグル高速回転し始めました。しかし、1回やったら回転はほぼ治まり、2回目では普通に戻ったので、耳石が原因だったのは確かです。

寝室に行く前に「焦げ目がついたら出して食べろ」と言っておいたツナモネーは、私がキッチンに戻った時にはほとんど無くなっていました。4人分作ったんですけど。少なくとも翌日の夫のお弁当分は残ると思っていたんですけど。

半分以上をうちの夫が一人で食べたんですよ。


それはともかく…

今晩は夫の父親と中国人の奥さんがハウスウォーミング・パーティーというのを開くので、私達家族4人で行くことになっています。

ハウスウォーミング・パーティーというのは、新しく引っ越して来た家のお披露目的なイベントで、家族や友人達を招待して開きます。

私達家族が一昨年まで住んでいた、ドバイ在住の義妹(夫の妹)が所有する家に夫の父親と中国人の奥さんが住むことになったことは、このブログでも何度か話題にしましたが、これを記念するパーティーです。

12人が集まると聞いています。お隣りに住むテイラーさんご夫婦も招待されていると聞きました。お会いするのは久しぶりなので楽しみです。

ハウスウォーミング・パーティーですから、プレゼントには花を持って行くつもりですが、食べ物も何か作って持って行った方がいいかなあと考えていたら、気になることがいろいろありました。

夫の父親と中国人の奥さんは、ほとんどいつも外食をする人達です。父親は料理を全くしませんが、奥さんも料理をすることはめったにないと聞いています。

パーティーの食べ物はどうするんだろう?

自分達で作るわけがないんだから買って来るはずだけど。

夫に聞くと、12人分のカナッペをケイタリング業者に注文したそうでした。それならパーティーなのにろくに食べ物が無いということにはならないでしょうけど、イヤな予感は消えません。

自宅でパーティーを開くには、いろいろと計画と準備が必要なんですよ。こういうことをやり慣れていない父親と奥さんです。もしかしたら初めてのことかもしれません。12人分のカナッペを注文して安心しているはずですけど、12分のカナッペなんかじゃあ足りないのが普通です。

飲み物はどうするんだろう?ちゃんと買って来ているんだろうな?

お皿やグラスはどうするんだろう?たくさん持っていないんだから買って来ないと困るだろう?

お客さん達がやって来て、ケイタリング業者に注文したカナッペも届いて、さあ飲んでください食べてくださいと言ったものの、お皿やグラスが無いということになる予感がしました。

そのことを私が話題にしたら、うちの夫も心配になったらしくて父親に電話をしていました。案の定、父親と奥さんはお皿やグラスのことは考えてもいなかったらしくて、買いに行くと言ったそうです。

カナッペだけでは十分ではないし、甘い食べ物もあった方がいいんですけど、うちの夫がそのことを話すと、甘い食べ物はスーパーに買いに行くと言ったそうです。

いやあ、どんなパーティーになるんでしょうか。食べ物が全然足りないということになりそうな予感がしますので、私は何か作って行きます。


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2025年3月29日

まるで時限爆弾を抱えている気分

昨日の朝、いつもどおりに仕事に行ったうちの夫ですが、いつ電話がかかってくるかと私は少し緊張して過ごしました。

救急車を呼ぶほどのことでなかったら、夫が勤めているツールショップまで私が迎えに行って、そこからボックスヒル病院に連れて行かなければいけませんからね。普段は家の中では iPhone を持ち歩かないのに、昨日はおトイレにも持ち込んでいつでも電話に出られるようにしていました。

しかし、あの恐ろしい腎臓結石の痛みに襲われることはなかったです。

前日のあの痛みは何だったんでしょうかね。胃腸関係ではないと本人が断言していますし、昨夜は寝ている間にまた痛みを感じた言っていますから、腎臓結石の可能性はあるわけですけど。

石が出てはいないそうですから、もしかしたら一昨日は結石が腎臓から出て尿管を通過する際に痛みを感じたのかもしれません。そして、膀胱まで落ちて来たから痛みを感じなくなっているということは考えられますね。

もしそうなら、そのうち出て来るでしょう。


小さな結石なら、鎮痛薬を飲んで痛みを抑え、水をしっかり飲んで尿と一緒に石を出せばいいのですけど、うちの夫は腎臓が一つになっているから簡単には行かないわけです。

昨日は夫が参加した「Australian and New Zealand Paired Kidney Exchange (ANZKX) Program」という生体腎臓移植プログラムの医者と相談して、次の定期検査を早めて5月に行うことになったそうです。その時に超音波検査もするそうです。

うちの息子が腎臓に6個も結石が出来ていたように、夫も複数個の結石が出来ている可能性がありますしね。もしも大きいのが見つかったら自然に出てくるのを待つわけには行きません。

まあとにかく、もしも激痛に襲われたら、病院の救急外来に行って腎臓が一つしか無いことを伝えなければいけないということだけは分かりました。後は、お医者さんが何とかしてくれるんでしょうけど、七転八倒する激痛を経験している夫としては、お腹の中に時限爆弾を抱えている気分でしょう。


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2025年3月28日

残った腎臓に結石が出来た?

昨日の朝10時頃、うちの夫から電話がかかってきました。勤めているツールショップから電話をして来ていましたが、声が震えていたので何かあったとすぐに分かりました。

「どうしたの?」
「ええっと…キドニーストーン(腎臓結石)のような痛みが出ていて…」
「病院に連れて行って欲しいの?」
「いや、今すぐというわけじゃあないんだけど…」

最近、うちの息子の腎臓結石のことを度々話題にしていますが、今度はうちの夫ですよ。

話を聞きますとね、腎臓結石のような痛みが朝から断続的に出ているとかで、非常に心配している様子でした。ギューッと筋肉が収縮するような痛みが来て、しばらくすると痛みは消えるけど、またギューッと痛くなるというのを繰り返していると言うので、下痢か何かじゃあないのかと聞きましたら、それは絶対に違うと断言しました。

今から30年近く前ですが、ある日突然夫は激痛に襲われましてね、文字通り七転八倒したんですけど、その時の痛みに似ていると言うのですよ。

もしも腎臓結石だとすると、今回はちょっと事情が違うんです。一昨年、夫は「Australian and New Zealand Paired Kidney Exchange (ANZKX) Program」という生体腎臓移植プログラムに参加して腎臓を提供しましたので、今は腎臓が一つしか無いからです。


腎臓が一つになると、残った腎臓に以前よりも大きな負担がかかる事は避けられないので、肥満や高血圧、高血糖などにならないように食生活には気をつけないといけないんですよ。

それなのに、うちの夫は食べたい物を好きなだけ食べて肥満になっていますし、高血圧になったので血圧を下げる薬を飲んでもいます。薬についてはですね、腎機能が低下した状態なので服用出来ない薬もいろいろあるんですよ。

鎮痛薬も注意が必要なので、頭痛がしている時も我慢しているくらいですから、結石の激痛に襲われたら「鎮痛薬を飲んで痛みを抑えながらしっかり水を飲んで石を出す」というわけには行かないわけです。

まあとにかく、どうすればいいのか分からなかったのでANZKXプログラムに連絡したそうです。腎臓に何が起きているのかを調べる必要があるので、住んでいる家から近いボックスヒル病院で検査をしてもらえるように手配をするから待てということでした。

もうすぐ激痛に襲われると覚悟していた夫を、息子が車で迎えに行きました。帰宅してから病院に行く準備をしていたんですけど、家に帰って来てからは痛みがありませんでした。

4時を過ぎた頃に、やっとANZKXプログラムのコーディネーターの方から連絡がありました。超音波検査の手配をしてくださるそうですが、現在は痛みが無いので緊急性は無いと判断されました。しかし、もしも激痛に襲われたら、ボックスヒル病院の救急外来に行ってスタッフに腎臓が一つしか無いことを伝えなさいと言われたそうです。

結石の場所や大きさを正確に調べるにはCTスキャンの方が望ましいそうですが、CTスキャンの場合は造影剤を注射しないといけません。造影剤は尿排泄されるので、腎臓が一つしかない夫は避けるべきなんだそうです。だから検査は超音波検査になるそうです。

昨夜は、寝ているうちに突然激痛に襲われるんじゃあないかとヒヤヒヤしましたが一度も痛くならなかったそうで、今朝も普通に仕事に行きました。

しかし、結石の激痛は突然襲って来ますからね。

私も心構えをしています。


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2025年3月27日

カローラの点検整備と星5つ

車両の点検整備のことをオーストラリアでは「カーサービス」(Car Service)と呼ぶんですが、これまでカーサービスをしてもらっていたのは一昨年まで住んでいた家から歩いていける距離にあった点検整備場でした。

長年リングウッド(Ringwood)という街にある整備工場を利用していたんですが、新しく住み始めた家から近いその点検整備場の評判が大変良かったのです。

パークロードという道路沿いにあるので「パークロード・カーケア」(Park Road Car Care)という名前の、本当に小さな点検整備場なんですけど。口コミで良い評判が広がるようなところは、確かに良いということが分かりました。

私のカローラもうちの夫のトラックも、点検整備はずっとそこでやってもらって来たんですけど、私達は一昨年に引っ越したんですよ。今住んでいる家からは20分近くかかるのです。

点検整備って少なくとも半日はかかるじゃあないですか?修理が必要だったりすると丸一日かかりますよ。車を運転してそこまで行くのはいいですけど、終わるまでどこかで時間をつぶして待つわけにも行かないですから、バスで家から一番近いバス停である駅まで帰って来るのに30分以上かかります。駅から歩いて家まで帰るのに15分。

待ち時間などを考慮すると、点検整備場まで1時間かかるわけですよ。

もっと近いところにある整備工場を探した方がいいんじゃあないかと言っているうちに延び延びになって、そういう時に限ってさすがのカローラにも問題が発生しましてね、修理が必要だったのに結局昨年はカーサービスをしなかったんです。

オーストラリアでは定期点検は義務ではありませんから、しなくてもそれはいいんですけど。問題というのは、ボディの底の部分のパネルが剥がれて地面を擦っていたことでした。「こんなトラブルがカローラに発生するとは!」とびっくりしたんですよ。

トヨタの正規サービスセンターに行こうかとも考えましたが、結局今までお世話になっていた「パークロード・カーケア」に予約を入れたのが1ヶ月前。評判がいいところは、順番待ちも長いのでございます。昨日やっとカーサービスをしてもらいました。


昨日は、ありがたいことに私が行かなくても済みました。息子が行ってくれたからです。助かりましたよ。

ボディの底の部分のパネルが剥がれるトラブルは、私のカローラと同じタイプのトヨタ車に頻発しているそうです。剥がれていたパネルは応急措置として結束バンドで縛っていたんですけど、ちゃんと修理してもらいました。

前輪のタイヤがツルツルになっていたそうで、新しいタイヤと交換してもらいました。

それ以外には問題は無くて、通常の点検整備を一通りしてもらって費用は全部で約1,300ドルでした。

バスで車を受け取りに行った息子は、もちろん帰りは運転して帰って来たわけですけど、ハンドルの動きがとても良くなったし、タイヤが新しいせいか車の動きも全然違うと言っていましたよ。

最近、私がカローラを使うのは近所のショッピングスクエアに買い物に行く時くらいで、長距離で使うのは息子だけですが、これで安心して乗れるでしょう。

来年の点検整備も、やっぱり「パークロード・カーケア」にお願いすることになると思います。車のことで100%信頼して任せられる人(場所)というのは、やはり特別です。

今ふと思ってグーグルのレビューを見てみたら、レビューを書いた人全員が星5つの評価でした。フェイスブックのレビューも全員が星5つです。滅多に無いことですよ。


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2025年3月26日

うちの近所の住宅事情

「懸念申し立てはこちらに」という記事を書いたのは、昨年の10月2日です。

スーパーまで歩いて行く途中で売り家の看板を見ることはよくあるんですが、我が家の前の道路から交通量の多い道路に出るちょうど角のところにある家の前には、昨年何ヶ月も売り家の看板が立っていました。

その家が、ある日フェンスに囲まれていて、「建築許可申請が出されています」という黄色い張り紙が出ていたんです。

張り紙には、その建築計画の概要が書いてあって、懸念のある人や建設に反対の人が審査期間中に意見を述べることが出来るというお知らせでした。

張り紙が出ていた家は古くてボロボロでしたけど、敷地は広くてもう1軒家が建てられるくらいの庭がありましたので、家が取り壊されて2〜3軒のユニットが建つだろうと思ったんですけど、その張り紙を読むと、なんと2階建ての家を6軒建てる計画であると書いてあったんです。

私は6軒は無理だろうと思いましたが、それは建築設計士の腕の見せ所でしょうね。それぞれの家が独立しているユニットではなくて、隣りの家とくっついているタウンハウスなら6軒も可能かもしれないと思ったわけなんですけど。

あれから半年も経ってやっと家が取り壊されました。毎日ものすごい騒音でしたが、取り壊しが完了してきれいに整地されたのを見て驚きましたよ。

こんなに広かったのか!


タウンハウスだったら10軒は行けます。しかし、2階建ての家が6軒建つと書いてあったので、この広さなら普通の家が建つと思いますよ。


私達が現在住んでいる街は古い家が多いのです。そして、古い家は今どきの家に比べたら敷地が広いので、売りに出されると家は取り壊されてユニットが2〜3軒建つというのがパターンなんです。

近年は住宅価格が高騰していて、1軒あたりの敷地面積はどんどん小さくなっています。前庭や裏庭がある家は見かけません。隣りの家との間隔もほとんど無いような家ばかりです。

張り紙が出ていた家の道路向かいの家は、1年半前に私達が引っ越して来た頃に取り壊されてユニットが3軒建てられました。未だに完成していません。作業員は全員中国人のようですから、開発しているのは中国系の会社でしょう。ものすごく時間がかかっています。

中国人街とも呼ばれるボックスヒル(Box Hill)という街に近いので、中国系人口の多い街なんですが、未だに完成していないのに工事が始まってすぐに不動産サイトで売りに出されました。

写真は全部合成写真で、室内にはおしゃれな家具なども配置されて素敵なインテリアでしたけど、今もまだ工事中なのでございます。

3軒のユニットがキツキツに建てられていますが、1軒が140万ドル(1.4億円)くらいの値段です。庭もない小さなユニットなのに、そういう値段なんですよ。真ん中のユニットだけがまだ不動産サイトに載っていますから、両端のユニットはもう売れたんでしょう。

作業員達の車やトラックが道路の両側にずらりと並んでいて通りにくかったんですが、もうすぐ張り紙が出ていた家の敷地の工事も始まるとさらに通りにくくなります。

でも工事の様子を見るのは興味深いです。どんな家が建つか楽しみでもあります。


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