「マンジャロ」(Mounjaro)という糖尿病治療薬で痩せることが出来なくなったうちの夫ですが、GP(一般開業医)のコー医師からは、食生活の改善と運動によって減量するというあたりまえのことを勧められました。
管理栄養士や健康運動指導士から、ダイエットや運動についての指導を受けることになって、それぞれ結構な費用がかかると思うんですけど、「マンジャロ」を購入することを考えたら大した出費ではありません。
「マンジャロ」という薬は、糖尿病患者ではない人が購入する場合は非常に高額で、薬が最少量の一番安いので1ヶ月分300ドル近くもするのですよ。
うちの夫は、早速昨日仕事を休んで、コー医師に勧められた健康運動指導士に会いに行きました。運動計画を立てるためです。そして、どういう運動計画を立てたのかと言いますと、30分間のウォーキングを週に4回行う。
そんなことならグーグルのAI(人工知能)でも教えてくれるわ!
心拍数がナントカからナントカの間になるような速度で歩けと指導されたそうです。そして、心拍数をモニターするには、アップルウォッチのようなスマートウォッチが必要だと息子に話しているのが聞こえました。
「やっぱりな…」と思いましたよ。
うちの夫は何か始める時には、必ずそのための道具を買い揃えるところから始めるんです。車の運転ができなくなって、運動のために自転車通勤を始めた時にも、まあアレヤコレヤと買い揃えましたよ。自転車用のウエアやバッグや靴や、ドリンクボトルに至るまで。
そして、視力が悪化して、すぐに自転車には乗れなくなりました。
アップルウォッチなんて、安いやつで400ドルくらいしますよ。あんな小さい画面に心拍数が表示されても、夫の目では見えないでしょう。
最近膝が痛いと言っていますので、ウォーキングでもっと痛くなる可能性もあるわけだし、何事も三日坊主になることが多いから長続きしない可能性もあるんです。心拍数のモニターのためだけにスマートウォッチなんて買ってもらうと困る!
私が意見を言うと怒りますけど、言っとかなくちゃあいけないと思いました。
「あなたねえ、ウォーキングのためにスマートウォッチを買うつもりなの?」
「いいえ、見えないから意味ないです」
ちゃんと分かっているのか!
買うつもりはないと言ったので安心しました。
うちの夫が一番好きな運動は水泳なんですが、車の運転が出来ませんからね、スイミングプールまで行くのが問題なんです。バスでは行けませんので、誰かに車で送ってもらわなくてはいけません。
一番簡単で安上がりなのがウォーキングだというわけです。脂肪燃焼が目的の場合、ちょっと息が上がってキツイくらいのペースが良いと言われます。スマートウォッチがなくても歩くことは出来るんですよ。
しかし、一日中立ちっぱなしの仕事の後で30分間も息が上がるペースで歩く気になるんでしょうか。ならないと思うな。一度家に帰って休んでからだと、絶対しないと思う。
そもそも、これから日が短くなると、仕事が終わる頃には暗くなるわけでね。薄暗いと見えなくなるうちの夫に、ウォーキングは危険でもあります。室内でトレッドミルのような機械で歩けば安全だし、テレビを観ながら歩けますけど。
そうか、トレッドミルか…
これからすっかり目が見えなくなる時のことを考えると、トレッドミルって無駄な出費ではないかもしれませんよ。ただ歩くだけのマシンならスマートウォッチよりも安いのがありますし、中古ならかなり安く手に入ります。
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