「何だそれ!」と思ったでしょう?
持続性知覚性姿勢誘発めまいとは、昨日の2時間に及ぶいくつもの検査と問診の結果、私に下された病名です。日本語でも言いにくい名前ですが、英語では「Persistent Postural-Perceptual Dizziness」という、発音するのも難しい名前なんですよ。 ここでは「PPPD」と呼ぶことにします。
「PPPD」は、2017年に国際学会で診断基準が確立された概念の新しい慢性めまいだそうです。かつて心因性のめまいと言われていたものも含まれる場合があります。
昨日の専門医の説明によると、「PPPD」は、ある日突然発症するものではなくて、前庭神経炎とか内耳の異常や耳石などによるめまいを経験した人が、病気が治った後で発症するそうです。
平衡感覚というのは、内耳と視覚と足の裏からの感覚の3つの情報を脳が総合的に処理しているわけですが、病気でこれが障害された後、ふらつきを補おうと脳が過剰に情報処理している結果らしいんですけど、原因ははっきり分かっていません。
次のような症状や特徴があります。
- 回転するめまいではなく、揺れているようなフラフラする不安定感
- ほぼ毎日ずっと感じていて、それが数ヶ月以上続く
- 身体を起こしている時、立っている時や歩いている時に悪化する
- 寝ころんだ状態だとあまり感じないか全く感じない
- 身体や頭を動かした時に悪化する
- 視覚的な刺激、例えば人ごみを見たり、スーパーの商品陳列棚や動きが激しいものを見たりすることで悪化する
- 不安のために場所や行動を避けるようになる場合がある
全て当てはまっているのでございますよ!
昨日の検査で内耳にも前庭神経にも異常は無いと分かったのは良かったのですが、ストレスや不安が脳をより過敏にすると専門医はおっしゃって、私は心理カウンセリングまで勧められたんです。
「心因性だと言うの?違うでしょ!」と、私は聞きながら心の中で叫んでました。
そして、SSRIと呼ばれる薬が「PPPD」の治療に効果があるという研究もあるとおっしゃったんですけど、SSRIってね、うつ病や不安障害の治療に使われる抗うつ薬の一つですよ。私が15年間も飲み続けた薬がそれです。
その抗うつ薬が脳の過敏性を下げるらしいんですが、
ちょっと待って!
私はあの薬はもう飲みたくないです。飲み始めの2週間はゾンビ状態になるし、断薬が難しい薬ですからね。一日飲み忘れるだけで副作用がひどかったし。
毎日せっせと続けている前庭リハビリは良いことらしいので続けます。じっとしている方がめまいが楽なので動かない人もいるんだそうですが、それは良くないそうです。
そして最後に、専門医は「あれこれ心配せずになんでもやってください」と私を励まされたんですけど、いやいやそういうのとは違うんですよ。めまいを心配しているから、めまいがしているわけじゃあないのです。
最近は、めまいが心配で一人で外出するのが怖いとも思っていないし。ただね、私のめまいは脳の過剰処理であってどこにも異常は無いと分かっても、クラクラしていると運転は怖いですよ。高速道路なんて運転したくないです。
十分な睡眠も大切だそうですが、
そんなことはとっくに知ってます!
2時間もかかった診察と検査の料金はゼロでした。公的医療制度のメディケア(Medicare)でカバーされるそうです。
いやあ、何だか変な話になった検査でした。専門医の報告がGP(一般家庭医)のコー医師に届いたら、これからどうするかを相談するんですけど、抗うつ薬は飲みませんよ。
心理カウンセリングも必要ありません。持続性知覚性姿勢誘発めまいと診断されるケースにもいろいろあるんですよ。心因性なんかじゃあないことは自分で分かります。
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