2026年3月31日

減量ダイエットの副作用か

仕事で嫌なことがあって、イライラして家に帰って来てから家族に八つ当たりなんてこと、してしまうことがあるかもしれませんけど、当たられる方は突然のことでワケも分からず、つらいものですよ。

うちの夫は基本的に穏やかな性格なので、大声を出して怒ったりすることは滅多に無いんですけど、最近ちょっと様子がおかしかったんです。やたらにいろんな人と電話で話をしていましたが、その様子に違和感があったので、躁状態になって来ているのかもしれないと思っていたんです。

時々話題にしていますが、うちの夫は双極性障害2型なのです。薬のお陰で安定していますけど、気分の波はあるんです。気分の波が「躁」の方に振れて来ると元気いっぱいになり活動的になりますが、怒りやすくもなるんです。

普段なら気にしないような些細なことに腹が立つらしく、激しい怒りが突然湧き上がることもあるようです。そういう時には、大声を出して怒鳴ります。私はもう慣れていますけど、トラウマ経験がある私は、そういう夫の様子を見ると心臓がバクバクして、耐えるのは簡単ではありません。

最近ちょっと様子がおかしいぞと思っていたら、案の定ですよ。仕事で腹が立つことがあったらしくて、ツールショップのスタッフ達に怒りを爆発させたようです。スタッフの皆さんは、突然人が変わってしまったようなうちの夫を見てびっくりしたことでしょう。

そして、イライラして帰宅した夫は、玄関のドアがロックされていたことでさらに腹が立ったらしく、玄関で大声を上げ、ドアをガンガンと叩き、家に入って来てから怒鳴り続けました。誰も玄関をロックなんてしていないんですよ。何かの拍子にドアノブのロックが動いたんでしょう。時々あることです。

私は夫に謝りませんでした。わざと抑えた声でゆっくりと言いました。

「誰もドアをロックなどしていません」

夫は言い返しましたが、私は静かに言いました。

「偶然ロックがかかってしまったんでしょう、時々あることです、誰のせいでもありません」

そして、「仕事で嫌なことがあったんですか?」と聞いたんです。そうしたら、せきを切ったように仕事で起きたことやスタッフへの不満や怒りを汚い言葉を使ってまくし立てました。いつもの夫ではありませんでした。

躁状態になりかけなのかもしれませんが、減量ダイエットのせいかもしれないとも思いました。お腹が空き過ぎてイライラしていることも考えられますし、炭水化物を食べていないことが影響しているかもしれません。

これまでにも、減量に取り組む度に同様のことが起きましたから、私には分かるんです。

炭水化物は脳のエネルギーです。不足するとメンタル不調の引き金になると言われています。うちの夫は、炭水化物を減らし過ぎているかもしれません。ダイエットの指導をした管理栄養士は、うちの夫の双極性障害や服用している2種類の薬について知っていたんですかねえ。


本人が自覚していないと困りますので、今朝はそのことを話題にしました。躁状態になって来ているとしても、薬のおかげもあって本人が自覚していれば抑制が効きますから。

減量ダイエットとの関係についても、私が思っていることを話しましたら、お腹が空き過ぎてイライラしていることを認めました。今日はおやつにリンゴを持って行きましたよ。リンゴは糖質を含みますが、そこまで糖質を制限する必要は無いと思います。

体重は順調に減っているようで、今朝は105キロ台になったと言いました。無理をせずに少しずつ減らせばいいんですから、夫が極端なことをしないように見守りながら協力していくつもりです。

昨夜の晩ご飯は大好評でしたよ。作ったのは「牛ひき肉と豆腐のすき焼きソース炒め」で、少し薄味にしましたけど、これを夫は蒸し野菜と一緒に食べ、息子と私は麦ご飯と一緒に食べました。


「こういうのが高たんぱく質でいいんだよ!」と言ってご機嫌で食べた夫は、お代わりをしようとしたのを私に止められて不機嫌になりました。食べ過ぎを止めるのは憎まれ役です。


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2026年3月30日

チャレンジ続く減量ダイエット

先月から度々話題にしているうちの夫の減量ですが、食事の準備はチャレンジが続いています。

今回の減量への取り組みは、糖尿病の治療に使われる皮下注射の「マンジャロ」(Mounjaro)という薬で痩せようと考えたうちの夫が、GP(一般開業医)のK医師に「マンジャロ」を処方してもらおうと相談したことがきっかけでした。

「マンジャロ」という薬は、有名な「オゼンピック」(Ozempic)よりも食欲抑制効果は高いと言われています。そもそも、この薬で痩せることを提案したのは、うちの夫が腎臓を提供した後に定期検診を受けていた医者なんですよ。

腎臓提供後の体重増加や高血圧が問題になっていたうちの夫に、その医者が「確実に痩せられる方法」として提案したから、夫はその気になったんですけど。

K医師は「マンジャロ」を処方してくれませんでした。血液検査の結果、ビタミンDのレベルが低いこと以外に問題は見つからなかったんです。だから、食欲抑制薬なんかに頼らずに運動とダイエット(食事療法)に取り組みなさいとおっしゃったんです。

夫は、まず健康運動指導士から運動の指導を受けました。と言っても30分間のウォーキングを週に4回行えと言われただけですから、「そんなことならグーグルのAI(人工知能)でも教えてくれるわ!」と私は怒ったわけですが。

一日中立ちっぱなしで仕事をした後にウォーキングなんてとても出来ないと言い、仕事が休みの日にだけ歩いています。週に2日です。

管理栄養士からはダイエットの指導を受けました。あれから1ヶ月が経ちましたので、再び指導を受けに行ったんですが、今回は身体のスキャンもしてもらいました。

その結果、体重における筋肉の量は、平均よりもやや少なかっただけだったので驚いたのですが、もっと驚いたのは脂肪の量でした。平均よりも多めとは言え、それほど多くはなかったんですよ。

夫の問題は内臓脂肪だったんです!

臨月の妊婦並みにお腹が突き出ていますが、あれは胃や腸のまわりに蓄積した脂肪のせいなのです。内臓脂肪が生活習慣病のリスクを高める原因であることは誰もが知っていること。

今回の指導では、筋肉を付けるために引き続きたんぱく質をしっかり摂ることが必要だということで、これまでは一日あたり赤身の牛肉なら200グラム分に相当するたんぱく質を摂取することになっていましたが、これをほぼ2倍に増やすことになりました。

そして、糖質の摂取はさらに減らすのです。朝ご飯に食べている種入りの雑穀パンは、これまでは薄いのを2切れ食べていましたが1切れだけにします。そして、米も麺もパスタも芋も、とにかく炭水化物の摂取を減らすことになったんです。

米も麺もパスタも芋も食べないでちゃんと満足できる晩ご飯は、工夫が必要です。献立は「肉か魚を焼いたの」(ごく薄い味付け)と蒸した野菜かサラダ、あるいは「具だくさんスープ」が定番となっています。

具だくさんスープには腹持ちがいいように「しらたき」を入れたりもします。先日はおでんを作ったんですが、これはかなり満足したようで少し食べ過ぎていました。

同じような料理が続くとウンザリしますから、使う食材はいろいろ工夫して変化をもたせるようにしています。ただし、うちの夫は肉さえ食べられたらあまり不満はないようです。

どんな料理も薄味です。塩も醤油も味噌も出来るだけ使いませんので、美味しくないです。私は塩や醤油をふりかけて食べますが、味音痴の夫には微妙な塩加減など分かりませんから問題になっていません。


昨日の日曜日は、息子は休みで家にいましたが夫は仕事でいませんでした。娘も来ていることだし、久しぶりにお寿司を作ったんですよ。美味しかったです。時には白米を炊こうと思いました。息子と自分のためにね。

ご飯や麺類が食べられない暮らしは私には考えられませんけど、うちの夫は肉と卵さえあればご機嫌ですから、減量ダイエットはそれほど苦になっていないでしょう。大好きなケーキが食べられないのは残念でしょうけどね。

一昨日、私はケーキが食べたくなったので炊飯器アップルケーキを作ったんですけど、夫は食べるのを我慢していました。さらに真剣に減量に取り組もうと決意する出来事があったのです。

ある友人と何年ぶりかで話をしたそうなんです。高血糖の問題があったその友人は、糖尿病になって車椅子生活になり、離婚をして頼れる家族もいないために、今は老人ホームで暮らしていると聞いたのです。しかも中国系の老人ホームで、英語が通じる人が4人しかいないとか。

その友人と話した後で、夫は何としても減量して健康になろうと決意を新たにしたようなんですよ。

缶詰の魚は嫌いなのに、今朝は管理栄養士に勧められたイワシの水煮を雑穀パンに乗せて食べていましたよ。アボカドと目玉焼きも一緒にですけど。

毛嫌いしていた缶詰のイワシを朝ご飯に食べる夫。変われば変わるもんです。


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2026年3月29日

ガソリン満タン100ドル以上

最近は車を使うことが少ないので、最後にガソリンを入れたのがいつだったか覚えていないくらいなんですが、久しぶりに昨日ガソリンを入れに行きました。

私のカローラは小型のハッチバックです。買ったのは無鉛ガソリンの一番安い「Unlead 91」で、ほぼ空っぽの状態から満タンにして107ドルでした。100ドルを超えたのは初めてでしたよ。

日本でもガソリンの値上げがニュースになっているようですが、メルボルンでは無鉛ガソリン「Unlead 91」は1リットルあたり2ドル60セントくらいになっています。1ドル100円と計算すると260円です。

昨日行ったガソリンスタンドでは、2ドル55セントでした。前回入れた時には確か1ドル70セントくらいでしたから、かなり値上がりしています。もちろんイラン戦争の影響です。

値上がりしていても買うことが出来るうちはいいですが、一部の地域ではガソリン不足になっているそうですよ。パニック買いが発生して売り切れてしまっているんだそうです。

オーストラリアは、国内に製油所が2カ所しかないため、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の多くを輸入に頼っています。韓国、シンガポール、インドなどアジアの国々から輸入しているんですが、原油の供給が逼迫していますから、こうした国々では輸出を規制する動きが出ています。

ホルムズ海峡の封鎖が続く限り、燃料の値上げは避けられません。燃料だけではなくて、石油を原料とするあらゆる製品の値上げや品不足が発生しています。


うちの夫も息子も歩いて通勤していますし、私はスーパーの買い物は歩いていけますし、車がなくても暮らしが成り立つので、ガソリンの値上げの直接大きな影響はありませんけど、ガソリンが高くなれば運送費が高くなりますからあらゆる物が値上げされるでしょう。

ガス代も電気代も上がるはずです。暖房が必要な季節が近づいて来ています。今年の冬は暖房費が高く付くかもしれません。米国とイスラエルが始めたイラン戦争は、世界中の人々の暮らしに影響しています。

今ふと思いついてガソリンの値段を調べたら、昨日行ったガソリンスタンドの一番安い無鉛ガソリン「Unlead 91」の値段は、2ドル55セントから2ドル60セントに上がっていました。近いうちに3ドルを超えるでしょうね。

オーストラリアは広い国で、車がないと生活が成り立たない地域が多いです。ガソリンが無くなると死活問題ですよ。

それにしても、米国はホントに軽率でしたよね。同盟国に相談することなく、イスラエルと一緒になってイランを攻撃し、結果世界中に甚大な経済被害を引き起こしています。ホルムズ海峡の封鎖なんて、誰にでも予測できたことじゃあないですか?

戦争を始める前に、あらゆる影響を考慮した計画を立てるはずですが、トランプやヘグセス戦争長官の発言を聞くと、まるでゲームでもしているかのようなノリです。

とにかく、この戦争を早く終わらせてもらわないと…


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2026年3月28日

NHKの朝ドラ「ばけばけ」完結

昨年10月に一時帰国していた頃から見続けて来たNHKの朝ドラ「ばけばけ」が、昨日で終わりました。「ばけばけロス」なんて言葉も耳にしていますが、私はドラマが終わってしまった寂しさは感じていません。良いドラマを観たという感動を感じています。

最終回前日の段階で「あと1回で終われるのか?」という心配な状況だったわけですが、最終回の15分間で見事な展開となり、「ばけばけ」らしく笑いと涙の両方で胸が一杯になりました。おトキちゃんとヘブンさんの笑顔で終わったのは本当に良かったです。

このドラマは、登場人物達のつらい現実や苦労を見せはするものの重たくなり過ぎず、いつもどこかに救いがあり、笑いがありました。史実に基づいた物語でしたが、史実とは少し違って「ああ良かった」と思える方向に展開した部分にはホッとしました。

125話のうちには、正直言って「だるいな…」と思うような回もあったんですよ。余りにもどうでもいいような出来事を描くから、「こんな話にダラダラと時間を使って何か意味があるのか?」と思ったりもしたんですけど、最終回を見終えて思うことは、そういう出来事もおトキちゃんが生きて来た日々の一部だったんだということなのでして。

自分自身の人生をふり返っても、他愛もない出来事がたくさん起きましたけど、そういう出来事が懐かしく、そして愛おしく思い出されたりもするわけです。

「ばけばけ」は、脚本も演出も美術も音楽も素晴らしかったことは言うまでもありませんが、やはり演じた俳優さん達が素晴らしかったです。主人公のおトキちゃんを演じた髙石あかりさんは、演じているとは思えないほどおトキちゃんそのものでした。

トミー・バストウさんはとてもチャーミングで、誰もが好感をもってしまうヘブンさんを上手く演じました。映画「国宝」での演技が見事だった吉沢亮さんは、「どうしてこんな役を引き受けたんだろう?」と途中までは思っていたんですが、錦織さんの人間味と複雑な感情を見事に演じられました。

おトキちゃんの家族は、松野家も雨清水家も、皆さん素晴らしかった。特に素晴らしかったのは、育ての母親のおフミさん。頼りない司之介だって、おトキを大事に思う愛情深い父親でした。

おトキちゃんの家族は、本当にお互いを思いやる優しい人達で、最初から最後まで一貫しておトキちゃんを愛して大事にする人達でしたね。俳優さん達が演じているとは思えない、本当の家族のようでした。とことん温かい家族関係は、観ている私を幸せな気持ちにさせてくれました。

親友おサワちゃん、ヘブンさんに怪談「水飴を買う女」を語ったお寺の住職、ヘブンさんの生徒達、書き出したらきりがない。心に残る登場人物ばかりです。借金取りさえ人間味がありました。演じた俳優さん達が、皆さん素晴らしかったです。

このドラマを最後まで見続けたのは、物語から伝わって来るものが肯定的だったのが大きいと思います。「神回」とも呼ばれる心に残るエピソードがたくさんありました。最終回を前にちょっと心配しましたけど、エンディングは幸福を感じる素晴らしいものでした。

こんなに長く毎日毎日楽しみにして見続けたドラマは、本当に久しぶりでした。オーストラリアに帰ってからも見続けられたのは私の妹のおかげなので、この場を借りてもう一度お礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

何も起きない平凡な自分の暮らしの、どうでもいいような他愛もないことが大事に思えるようになったのは、「ばけばけ」の影響です。そんなドラマを作って下さった皆さんにも、ありがとうと申し上げたいです。


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2026年3月27日

クイーンズランドの牡蠣養殖場

うちの夫が、来月2週間の有給休暇を取ってクイーンズランドに行くことになりました。観光旅行ではありません。お手伝いです。

夫の従兄弟の一人がクイーンズランドのモートン島(Moreton Island)で牡蠣の養殖をやっているんですよ。モートン島は、世界で3番目に大きい砂の島だそうです。

私は正直なことを言うと、この事業は上手く行かないような気がしていたんです。場所がですね、島の中でもアクセスの悪い不便なところにあるんです。そういう場所でも、そこに住んで牡蠣の養殖に専念すれば何とかなったでしょうが、この人は大学で農業を教えるセンセイでもあるんです。海外に指導に行ったりもする人なんです。二股でやって行くには無理があるのですよ。

従業員を雇うことも難しいらしくて、繁忙期には家族が手伝いに行ったりしていましたが、事業を続けて行くことは困難だということで養殖場を売りに出したんです。

やっと買い手がつき、事業売買の契約も交わされて手付金も支払われたそうですが、買い手の資金繰りが上手く行かなったらしくてね、契約は破談になったそうです。

従兄弟は新しい買い手を探しているわけですが、そうしているうちに収穫時期になってしまったんですよ。牡蠣を収穫しなくてはいけませんが人手が集まらず、「さあ困った!」という状況になっていると聞いて、困っている人を助けずにはいられないうちの夫が手を上げたというわけです。


ということで、夫は海中での作業に適したウェットパンツやクイーンズランドの日差しに備えてシャツや帽子を購入したりして、準備を進めています。

ウェットパンツは随分悩んで一番大きいXXLサイズを注文したそうです。夫は最近減量に取り組んでおりまして痩せて来ていますからね、XXLサイズでは大き過ぎるかもしれないと思ったそうなんです。

ところが、届いたXXLサイズのウェットパンツをはいてみたらピッチピチのキツキツで、「良かったあ、一番大きいのを買って!」と叫んでいましたよ。心配になるほどキツキツでしたが、「出発までにはもっと痩せるから大丈夫じゃない?」と私が言うと、「そうだな」と言いました。

牡蠣の養殖場は不便な場所にあるとは言え、観光客にも人気のあるモートン島ですからね、近くには黄金色の砂浜や砂丘があって、野生のウミガメが泳いでいたりもする美しい場所なんです。


夫からこの話を聞いた時には、私も一緒に行こうかと思ったんですよ。夫婦でどこかに旅行に行くなんて滅多に無いことだし、牡蠣の収穫作業は手伝えなくても、食事の準備や洗濯などの家事を手伝えるかと思って。

しかし、島は蒸し暑くて虫が多いと聞いたのでやめました。私は吸血系の虫には大変好かれる体質なんです。それに、虫だけじゃあなくて毒ヘビや毒グモもいて、海には毒ダコや毒クラゲも、そして、

最凶のサメもいるんですよ!

だから私は行きません。

心配なのは、夫の目のことです。例えばですね、海に入っての作業中にサメの背びれを見たらすぐに大声を出してボートに上がり、斧を持って攻撃に備えろということなんですけど、夫にはサメの背びれなんて見えないと思うんです。

見ようとする物と背景が同じような色合いだと見えないんですから。例えば、白いお皿に乗ったチーズとか黒っぽい物の上に置かれた黒いiPhoneは夫には見えないんですよ。青い海面から出たサメの背びれなんて見えるわけがないんです。

毒ダコや毒クラゲも、水中にいるものは見えないと思います。草むらの毒へビも毒グモも見えるわけがないです。

危ないですよ…


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2026年3月26日

放置された汚れた食器

ここ数日、睡眠の調子がよくありません。昨日は朝の3時から起きていたからフラフラでした。午前中に医者の診察の予約があったんですが、歩いて行くつもりだったのに歩く元気など無いので、車で行ったら運転が危なかったです。

お昼過ぎには起きていられないほど眠くなり、昼寝を試みたんですけどやっぱり眠れず、夜7時過ぎにはベッドに横になりましたが結局眠れず、10時頃に睡眠薬を飲んで眠りました。薬のお陰で合計すると6時間以上眠りましたので今朝は気分がマシです。

いつものように5時半頃には起きてキッチンに行きました。ワークトップに汚れた食器が置いてありました。どうして自分で食器洗い機に入れないんでしょうか?

仕方がないので、汚れた食器は私が食器洗い機に入れました。食器洗い機はいっぱいでした。食器を入れるスペースがないように見えましたが、それは入れ方のせいです。ちゃんと入りました。

そもそも、食器洗い機がいっぱいで食器を入れられないと思ったら、洗剤を入れて洗浄をスタートしてくれたらいいじゃあないですか?今はうちの娘も入れて私以外に3人もいるのに、誰もしないわけですよ。

「汚れた食器は自分で食器洗い機に入れてください」「食器洗い機がいっぱいになっていたら洗浄をスタートしてください」とまた言っておかなくてはいけません。何度も繰り返し言って来たことなんですが。


これまで、うちの夫と息子には、腹が立つことがいろいろありました。「なぜしてくれない?」「なぜ気が付かない?」としょっちゅうガッカリさせられたりイライラさせられたりして来たんですけど、言わないと気が付かない人達なのだと分かってからはストレスは減りました。

「気がつかない人」というのがいるんですよ。

腹が立つことがあって私が不機嫌な態度を見せても、そういう人達は私が不機嫌であることには気づいても、なぜ不機嫌になっているかさっぱり察することが出来ないらしいですから。いちいち言いたくないんですけど、いちいち言うしか他に方法がないので言うんです。

冷蔵庫から出したものは使い終わったら元に戻してください。
ジャムやピーナッツバターの瓶が空になったら、空のまま棚に戻さないでください。
お箸は食器洗い機に入れないで自分で洗ってください。

こんな細かいことをいちいち繰り返し言うのもアレですけど、塵も積もれば山となり、小さなイライラが溜まれば私のメンタルヘルスにも良くないですからね。出来るだけポジティブに、機嫌の悪い時は避けて、ちゃんと言葉にして言うんです。

ただし、最近のうちの夫は見えないから出来ない場合がありますので、汚れた食器を放置していても仕方がないと思うことはあります。

でも、今朝はガッカリしたわ。


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2026年3月25日

驚くべき精度のチャットGPTプラス

インターネットに繋がらなくなったiPhoneの修理を諦めたうちの夫が、父親から使っていない古いiPhoneをもらい、古いと言っても夫のiPhoneよりも新しかったんですけど、データを移そうとしてトラブルが発生し、もらったiPhoneが使えない状況が続いていました。

詳しいことは分かりませんが、昨日やっと使えるようになったそうです。うちの夫は目が見えなくなって来ていますので、iPhoneの機能には毎日大いに助けられているんですよ。

文字を入力したり読んだりするのが難しくなったので、iPhoneは声で使っていますが、iPhoneをもっと便利な道具にするアプリを入れたと教えてくれました。それが「チャットGPTプラス」(ChatGPT Plus)です。

夫が勤めるツールショップの店舗は、中国人のお客さんが多いんですが、英語がまったく話せない中国人も多いそうです。先日やって来たお客さんは、対応したうちの夫とのコミュニケーションに「チャットGPTプラス」を使っていたんだそうです。

テキストを入力したりすることはなく、お客さんとうちの夫の話す声だけで、そのアプリを使ってコミュニケーションが出来たそうなんですよ。

それに感心した夫は、やっとインターネットに繋がるようになったiPhoneに、その「チャットGPTプラス」のアプリを入れたんだそうです。そして、英語と日本語を使って息子と会話をしてみたら、その精度にびっくりしたと言うんです。

中国語ではどのくらいの精度なのか分からなかったわけですが、自分が理解できる日本語にしてみたら、その精度が分かったと言うんですけど。

そこで、日本語が得意の私が見せてもらいました。

iPhoneに向かって「次の英語を日本語に訳してくれ」と言ってから夫が話した英語はかなり長かったので、そんなに長々としゃべらずに区切ったほうが精度が上がるんじゃあないかと私は思ったんですが、チャットGPTプラスは違和感のない日本語で夫が話した長い英語を正確に訳しました。

びっくりした私が「すっごーい!あんな長い文章をちゃんと訳してる!」と叫ぶと、チャットGPTプラスが「ありがとうございます。長い文章もできるだけ正確に訳すよう努力しています」と返事をしました。

「すっごーい!私が言ったことに返事してるんじゃん!」と言うと、アプリはそれに対しても返事をし、私はしばらくチャットGPTプラスと会話をしたんですよ。それがもうほとんど違和感が無いと言うか、まるで人間と話をしているような感じだったのです。

男の声でした。声優さんのようないい声で、ちょっと息をついたりして機械が話しているとは全く感じない普通のしゃべり方でした。しかも、会話の間にAI(人工知能)が反応する間(ま)みたいなものはありませんでした。驚くべき精度でした。


ご存知ではない方のためにちょっと説明すると、「チャットGPTプラス」というのはOpenAI(オープンエーアイ)という会社が提供する「チャットGPT」というサービスの有料版です。オーストラリアでは、月額30ドルで利用できます。

私は使ったことがないので、無料版と有料版の違いは分かりませんが、夫の話では精度とスピードが違うようです。有料版は声だけで使えるというのが、夫にとっては利点のようです。

ウェブ検索やデータの分析、画像や動画の生成など、様々なことができるそうです。うちの夫は英語が通じないお客さんとのコミュニケーションと、声だけで調べ物が出来るという点から利用しようと思ったようです。

お店に写真を持って来て「こういう道具を探している」と言うお客さんがよくいるそうですが、そういう時はその写真を撮って「これは何だ?」とチャットGPTプラスに聞いて調べることも出来るし、ツールのトラブルの原因なども声だけで調べられると言っています。

AI(人工知能)というのは、もうすでに私達の暮らしの様々な場面でお世話になっているわけですけど、目が見えなくなりつつあるうちの夫には大きな助けになりそうです。


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2026年3月24日

娘の帰宅とカーテンの洗濯

今朝起きたら、居間のソファーで娘が寝ていました。いつの間に帰って来たのか誰も知りません。昨晩遅くに帰ったんでしょう。

ハウスシッター(留守番)をしていた家の住人が昨日旅行から帰って来たので、娘は寝る場所が無くなったのだそうです。

「じゃあこれからどうするの?」
「しばらくこの家に住む」

それはいいんですよ。ただし、この家には娘用の寝室はないので、居間に布団を敷いて寝るしかありません。そして、勤め先の一つである司法心理事務所は、この家から行くと車で1時間以上かかりますから通勤が大変です。

アパートを買うと言っていたんですが、不動産の専門家に相談したら今は時期が良くないと教えられたそうで、しばらく待つことにしたそうです。だったら早く賃貸を借りるかシェアハウスを見つけるかしないと、いつまでもこんな不安定な暮らしは続けられないだろうと私は思うわけですが。

本人は、こういう暮らしに慣れっこで不便とも感じていないようです。居間に布団を敷いて寝るので良いのなら、私達には迷惑でもありませんからいいんですけど、家の中が再び大散らかりになってしまいました。


さて、今朝はキッチンの西向き窓に掛けてあった分厚いカーテンを洗濯したんですよ。

洗濯機で洗えると書いてありましたので自分で洗えるとは知っていたんですが、家主から許可をもらいましたので、洗ってから箱に入れてしまっておきます。


分厚い布のカーテンがですね、ガスコンロのすぐ近くに掛けてあるとどういうことになるかは、皆さんも想像がつくでしょう?ガスコンロ周りは、どうしたって汚れるんですよ。このカーテンは、ホコリと油汚れで薄汚くなっていました。

戸棚のドアや壁のタイルや換気扇など、表面の硬いものは簡単に掃除が出来ますから、定期的にやっていればきれいな状態に保てますが、分厚い布のカーテンを洗うのは大変なんです。カーテンレールから外して、油でネトネトになっている金具を外して、それから洗濯をして干してと、手間がかかります。

何故ガスコンロの近くにこんなカーテンが掛けてあるかと言うと、窓が西向きで大きいので、夏場はここから差し込む日差しで午後からはキッチンが地獄のような暑さになるからです。この家にはエアコンもないので、危険な暑さになります。

とにかく邪魔なので束ねたままにして、使っていませんでした。暑さ対策としては、日除けのオーニングを費用自己負担で窓の外に付けましたからね、もうカーテンなんて必要ないんですよ。

次にこの家に住む人もカーテンなんて付けたくないと思いますが、洗濯したカーテンはちゃんとアイロンをかけてから箱に入れて保管しておきます。


白い薄地のカーテンも油汚れが気になっていますから洗濯したいんですが、簡単には外せません。カーテンコードを取り外さないといけませんが、金具で留めてあってテンションが強くて私には外せないので、また今度です。


カーテンがなくなったら、西向き窓は思っていた以上に大きいことが分かりましたよ。


この窓から西陽が差し込めば、そりゃあ気温40度を超えるような日にはキッチンは危険な暑さになりますよ。分厚いカーテンが一つの解決策だったんでしょうが、窓の外にオーニングを付ける方が比較にならないほど効果的です。


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2026年3月23日

朝ドラ「ばけばけ」最終週

近頃は朝の7時過ぎでもまだ薄暗いです。夏時間が終わるのは4月5日、早く終わって欲しいです。

メルボルンは今は秋ですが、現在暑さが戻って来ていて、昨日は気温が30度を超えました。木曜日からまた涼しくなるようです。

さて…

今週の話題は、私的には何と言ってもNHKの朝ドラ「ばけばけ」が最終週であることです。こんなに毎日楽しみに見続けた朝ドラは初めてでしたから、終わるのは寂しいです。

朝ドラって、学生だった頃や勤めていた頃には見る機会がなかったですし、1993年にオーストラリアに来てからはもちろん見る機会がなかったわけですが、「ばけばけ」は昨年私が一時帰国していた頃に放送していたので観初めたのです。

テクノロジーの進歩のおかげで、昨今はこうしたTVドラマを視聴する方法がいろいろありますので、私はメルボルンに戻ってからも観続けることが出来ました。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻であったセツさんの史実を元にしたドラマですから、今週どういう事が起きるのかは知っているわけですけど、それをどういうふうに描くのか楽しみにしています。

これまで、どうでもいいようなエピソードに時間をかけ、肝心の怪談執筆エピソードは随分はしょって15分間で見せてしまいまして、ちょっとガッカリしたんですが、それも理解は出来るんですよ。

主人公達の人生を描いているドラマですからね、怪談執筆は確かに有名な話ではあるけど、彼等にとっては人生のごく一部だったわけですから。

「ばけばけ」は、明治という時代を生きた名もなき人々の物語とされています。苦難の末に偉業を成し遂げた人の話ではありません。

悲しい場面はありましたが、このドラマには「いじめ」とか「差別」とか見ていて不快になるような場面がほとんどなくて、つらいことが起きても常に家族が寄り添い続け、重苦しい空気にならなかったのが良かったです。

主人公のおトキちゃんとヘブンさんは、それぞれ恨めしいことがいっぱいの人生を生きて来ましたが、松江の町で出会って幸せを得ました。苦労は続きましたけど、いつでも愛情にあふれた家族や友達が寄り添い、「ああよかった」という展開になりました。

登場人物の一人である錦織さんは、偉大なことを成し遂げる能力に恵まれていながら、いろいろな事情から不遇な短い人生になってしまいます。それでも、最後には「いいこともあった」と微笑むことが出来ました。

「ばけばけ」を見続けたのは、「人生いろいろつらいことや恨めしいことは起きるけど、素晴らしいこともある」という肯定的な物語だったからだろうと思います。

あと5日で終りです。最後まで見届けたいと思います。


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2026年3月22日

今日はうちの母の誕生日

今日は3月22日、うちの母の誕生日です。今日で91歳になりました。昨年父が亡くなってからは一人暮らしをしていますが、母は大変元気です。

車がないとどこにも行けないような岡山の田舎に住んでいるので、食品や日用品の買い物はコープの配達を利用しています。困ることはないと言っています。

高齢化が進む過疎の町ではタクシーが住民の大きな助けになっているようですが、上の妹夫婦が同じ町内に住んでいるので、必要な時には助けてくれます。

その妹は、毎週木曜日には仕事帰りに実家に寄り、母と一緒に晩ご飯を食べています。このことが、うちの母にとっては料理を頑張ろうという意欲の源になっているようです。

妹の夫の分も必要ですからね、うちの母は3人分以上の料理をいろいろ作って妹の帰りを待ち、一緒に食べた後、残った料理を妹に持たせるわけです。

結構手間がかかる料理を作るんですよ。天ぷらとかお寿司とか。母の料理の腕は90歳を過ぎても衰えを知らず、妹達も私も負けそうです、と言うか負けています。

手際の良さが違うんですよ。

様々な食材や調理済みの食べ物を冷凍保存していますし、大抵の食品は常時ストックしていますから、何か思いつくとすぐに作るんです。昨年の10月に私が実家に帰った時にも、私が食べたいと言えば何でもあっと言う間に作ってくれました。

「あんこの和菓子が食べたい」なんてポロッとつぶやくと、たちまち大鍋いっぱいのこしあんが完成!つぶあんじゃあないですからね、こしあんですから、手間がかかるんですよ。


「お昼ご飯はお寿司にする?」と言えば、私はお店でお寿司を買って来ることを考えているわけですけど、いつの間にかこういうのが完成している。


身体が元気だというのは本当に幸運なことだと思います。先日の定期健康検診では、見つかった唯一の問題は「大腿骨の骨密度がやや低いということ」だったと聞きましたけど、それってね、どこにも悪いところがないってことですよ。

身体が健康なだけでなく、うちの母は頭脳明晰、記憶力抜群です。毎週日曜日に取り組んでいる数独なんて、私も負けそうなのでございますよ。山陽新聞の日曜日版に数独パズルが載るんです。難易度が高いほど面白いと言い、写真に撮って私に送ってくれることもあるんですけど、母に負けたくないから私も必死になります。


山陽新聞にはよく投稿していたんですが、最近は投稿はしていないそうですけど、代わりに気に入った記事を書き写すというのをやっているそうです。頭の体操と文字を書く練習を兼ねてです。母はものすごい達筆です。


地域の皆さんが集まるコミュニティーハウスの活動には、これまで積極的に関わって来ていますが、世話係は引退して今は参加して楽しむことにしたそうです。

毎年お正月にはおせち料理を作っていますし、季節折々の行事食もちゃんと作るんです。ちょっと特別なものを作る時には、いつでも多めに作ってご近所の皆さんにもお分けしているそうですし、母の一人暮らしは孤独ではありません。

昨年私が実家にいた時には、つるし柿を作っていました。私も手伝ったので、どうやって作るのかを初めて習いました。


孫もひ孫も大勢いて、家族が集まると賑やかです。私達娘3人、孫6人、ひ孫4人、皆んなが大好きで尊敬するうちの母には、これからも元気で楽しく暮らして欲しいです。


一番心配しているのは転倒して骨折すること。骨折をきっかけに身体が弱ることが多いですからね。

地域のごみ収集場所が、実家から少し距離があって途中に坂があるんですよ。道路が凍結した冬の朝に、あの坂で転んで骨折するというのを私は一番心配しています。

雪が降った朝に、雪景色の写真を撮って送ってくれるのは嬉しいのですが、この写真を撮るために雪の上を歩いたんだと思うと、やっぱりまた心配になります。

冬は終わりましたけど、どこで油断して転ぶか分かりませんからね、くれぐれも転倒には注意してもらいたいです。

さあ、もう少ししたらLINEでおめでとうを言わなくちゃ!


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2026年3月21日

自分の家に帰れない

先月ドバイ在住の義妹がオーストラリアに一時帰国していたことは、このブログで何度か話題にしました。英国人のパートナーと一緒に来ていたんですが、メルボルンには2週間ほどしかいなかったんです。

その後、二人はクイーンズランド州のブリスベンに行きまして、しばらくそこに滞在した後、仕事の関係でフィリピンに行ったんです。そして、今月初めにドバイに帰る予定だったんですけど。

イスラエルと米国がイランを攻撃したもんですからね、帰れなくなったんですよ。どういう理由か私はよく分かりませんけど、イランは報復としてドバイも攻撃したでしょう?

一番最初に攻撃を受けて燃え上がったホテルは、うちの夫と私がドバイに行った時に泊めてもらった義妹のマンションのすぐ隣りだったのでびっくりしましたよ。

ドバイ空港にも攻撃が続いて、空港が閉鎖されたりドバイ発着便が欠航になったりしました。現在二人が住んでいる家は空港に近いそうなので、危なくて家に帰れなくなったのです。

そこで、事態が収まるまで旅行でもしようということになり、帰りの便をベトナム経由に変えてベトナム旅行をしたんです。

そして、現在もまだベトナムにいるんですよ。イラン戦争は3週間が経った今も続いていますし、まだまだ終わりそうにはないですからね。

安心してドバイの家に帰れる状態ではないことと、税金上の問題からオーストラリアに戻って来るわけには行かないということで、パートナーの家族がいるイギリスに行こうかと考えたらしいんです。

ところが、中東各地への無人機(ドローン)やミサイル攻撃が続いていますから、ドバイやアブダビやカタールなどを経由する便は大幅に減っています。運行されるかどうかも毎日流動的です。

そのため、中東を経由しない便に需要が集中しているせいで運賃が高騰して、ものすごいことになっているんだそうです。クルーズ船で行った方が安いくらいだと義妹は言っているんですけど、そんなに高くなっているんですか?

義妹達が足止めされているベトナムは、早ければ4月には航空燃料不足に直面する可能性があるそうですから、今はまだ運行しているアジア系の航空会社も今後どうなるか分からないということです。

どうするんでしょうか。危ないけど、やっぱりドバイの家に帰るのかなあ。


イラン戦争のせいで原油価格が急騰しています。航空燃料のコスト高と供給不安もあって、多くの航空会社がサーチャージを引き上げ、減便に踏み切る動きも出ているそうですね。

オーストラリアと日本間の便も、影響は避けられないでしょう。

うちの息子と娘は今年の秋に再び日本への旅行を計画しているのですが、娘はすでに航空券を買っていますけど、息子はまだ買っていません。戦争が長引けば航空運賃は確実に値上がりするでしょうが、どうするんでしょうか。

絶対に行きたいのなら、値上がりする前に買うべきでしょうけど。

航空運賃だけじゃあないですよね。ガソリンが値上がりすれば、ありとあらゆる物の値段が上がりますよ。電気代もガス代も上がります。食品も日用品も何もかも値上がりして、一般市民の生活に直撃ですよ。


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2026年3月20日

夫の減量と晩ご飯作り

先日の記事で、食品の買い物は私がやっているんだけど、うちの夫と息子がそれぞれ食べたいものを買って来るようになったせいで、冷蔵庫がいっぱいになって困っているという話を書きましたが。

以前の夫なら、買って来るのは「大きなかたまり肉」と「カマンベールチーズ」と「クラッカービスケット」と「チョコレート」というのが定番でしたが、減量に取り組んでいる今は「控えめな量の脂身のない肉」と「低カロリーのチーズ」と「野菜」を買って来るようになりました。

そして、毎回必ず買って来るのが、

ナスなんです!

ナスなんて子供の頃からほとんど食べたことがなく、美味しいと思ったこともなかったそうですが、私が作る味噌炒めや煮浸しなどでナスの美味しさを知って、大好きな野菜になったんです。

ところがですね、オーストラリアのナスは大きくて、皮も厚いし料理しにくいんです。1個500グラムくらいのサイズが普通なんですよ。

それに、夫の大好物である味噌炒めは塩分が多めになるし、ご飯が進んでしまうというのも問題でしてね。うちの夫は最近ご飯を食べないようにしていますから。

買い物に行く度にナスを買って来るので、よほどナスが食べたいんだろうと思いまして、昨夜は「Miso & Mozzarella Baked Eggplant」というのを作りました。これは、オーブンで焼くだけなので簡単なんです。


大き過ぎるオーストラリアのナスには最適の料理法なんですよ。味付けは少量の味噌で済みますから、塩分摂り過ぎの心配もありません。

ピーマンによく似た緑色のカプシカム(日本ではパプリカと言うんですか?)も買って来たので、それはニンジンと一緒に炒めて薄味のキンピラみたいにしました。

この2つの料理に、残り物の蒸し野菜と、ごくありきたりのサラダと、夫が買って来たビーフステーキというのが、昨日の晩ご飯でした。炭水化物はゼロでしたよ。よほど美味しかったのか、減量していることを忘れてナスはお代わりしていました。

ちょっと食べ過ぎていましたが、ステーキ以外は野菜ばっかりですから、私は何も言いませんでした。


ところが!

昨日は「Banana & Oats Slice」というのを作っていたんです。真っ黒になったバナナの消費には最適なんです。以前ならバナナケーキを作っていたところですが、今はそういうものは食べちゃあいけませんから作りません。


熟してブヨブヨになったバナナをつぶし、ハチミツを加えて甘みを足し、後は他の材料と混ぜて焼くだけなので簡単に作れます。ヘルシーで栄養もあります。

これを、すぐ見える場所に置いていた私が悪かった!

せっかく炭水化物なしの晩ご飯を久しぶりに腹いっぱい食べて満足していたはずの夫は、これを見ると躊躇なく食べていました。晩ご飯の直後なのに、腹いっぱいになっていたはずなのに。

「それは食べない方がいいわよ」と言いましたら、時にはいいんだと言って食べました。そうですね、我慢のし過ぎも良くないから、時にはいいです。今日からまたちゃんと自分でコントロールが出来るならですけど。

昨夜のような「好きなだけ食べる」がきっかけになってドカ食いをすると、あっと言う間にリバウンドしますから。

体重は徐々に減っていて、もう少し頑張ると「太り過ぎの肥満」を脱して「太り気味の肥満」になるようです。

健康体重域までは遠い道のりです。あと20キロも減らさないといけないので、今は到達不可能に感じているようですけど、少しでも健康体重域に近づいてもらいたいですから、私も晩ご飯作りで協力しますよ。

ただし、夫の大好物はあまり作らない方が良さそうです。今日は具だくさんスープだけにしようと思っています。


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2026年3月19日

新型コロナの抗体検査

昨日の水曜日、仕事が休みだったうちの夫は、いつも以上に早起きをして献血に行き、息子はいつも通りに仕事に行きまして、私はブログを書いていました。

そしたら、仕事に行ったばかりの息子が突然帰って来たのでびっくり。

「どうしたの?何かあったの?」
「新型コロナかもしれないから帰れって言われた」

新型コロナ?

息子の話によりますと、昨日の朝、息子は風邪を引いたような感じがしていたんだそうです。喉が痛いのと少し咳が出る程度で大したことはなかったので仕事には行ったそうですが、マスクを着けて行ったのです。

マスクを着けて出勤したから他のスタッフから「どうしたの?」と聞かれますよねえ。「ちょっと風邪気味なんだ」と話していると、具合が悪くて休んでいる営業スタッフのMさんが新型コロナだったというニュースが入って来たんですって。

そして、息子とMさんは土曜日に一緒に仕事をしていたことが分かり、それを聞いた倉庫スタッフのリーダーから「今日は家に帰って休め。新型コロナの抗体検査をして、陰性だったら明日から出勤しろ」と言われたそうなんです。

新型コロナには、うちの家族は私以外の全員が感染して寝込みましたけど、一度感染しても再感染する可能性があるそうですね。感染によって抗体が作られると免疫が出来ますが、免疫は時間とともに低下するし、新しい変異ウイルスに対しては効果が弱くなるからだそうです。

寝込んだ家族の世話をした私は、感染する可能性があったのに症状が出ることはありませんでした。感染しなかったのか、感染したけど症状が出なかったのか、それは分かりません。「感染しない人」がいるというのが話題になったりもしましたよね。私は「感染しない人」なんだろうと思っているんですけど。

献血に行っていた夫が抗体検査キットを買って来てくれたので、息子は検査をしました。陰性でした。熱は出なかったし、今朝は咳もしていなかったので仕事に行きました。

うちの夫の話によると、新型コロナに対する会社の対応は風邪やインフルエンザと同じような扱いだそうです。他のスタッフに感染する可能性が大きいので、新型コロナだと分かったら当然病休になるんですが。

風邪の症状があっても仕事に来る人はいるんです。その風邪がもしかしたら新型コロナかもしれないんですけど、抗体検査を義務付けられているわけではないそうです。もう特別な注意が必要な病気ではないのですね。


新型コロナでは、大変多くの方がお亡くなりになりました。世界中で爆発的に感染者が増え続けましたよね。感染したら死ぬかもしれないと思うと、ワクチンが開発されるまでは怖かったですけど。

メルボルンは、世界最長のロックダウンをしたんですよ。スーパーの買い物以外は外出しない暮らしが長く続きました。ロックダウンで一番思い出すのは、何と言っても頭がボーボーになったことです。

美容院の営業が何ヶ月も禁止されましたのでね、刈り上げていた襟足はカッパみたいになっちゃって、それがさらに伸びてマレットヘアみたいになり、前髪も伸びてヘアピンで留めなくちゃあいけないほどで。

そんな頭で人様の前に出たくないので、私は帽子で頭を隠してスーパーに行ったものですよ。もちろんマスクをしてね。

なんだか遠い昔の話のような気がします。


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2026年3月18日

またまた忘れ物のお届け

昨日の朝、私はきなこのクッキーを焼きました。クッキーもケーキも最近はうちの夫の減量のために焼いていなかったんですけど、時には甘い物が食べたくなりますからね、クッキーでも焼こうかと思って。

うちの夫は、きなこや小豆は好きではないので手を出しませんから、きなこのクッキーを焼くことにしたんですが、昨日はココアも入れました。焼いていると、きなことココアが混ざったいい香りがしました。

英語で書いたレシピがあります。作ってみたい方はこちらから。


片付けをしていたら、どこかから「ピーン」という音が聞こえたような気がしたんですが、iPhoneをチェックしたらメッセージは来ていませんでした。

クッキーが焼き上がり、毎朝楽しみにしているNHKの朝ドラ「ばけばけ」を見始めた時でした。家にあるはずがない夫の携帯が鳴ったんですよ。まさか、また忘れて行っているのか?

仕事部屋から聞こえました。行ってみると、夫の携帯が大散らかりのデスクに積まれた書類やノートやあれやこれやの上に置いてありました。

また忘れて行ってる!

昨日の朝はね、いつもの決まり文句「財布・携帯・鍵・眼鏡」を言わなかったんです。毎日毎日言っていると、ちょっとしつこいかもしれないと思ったりするんですよ。大抵は忘れていませんからね。「今日も言うべきかなあ、まあ大丈夫だろう」と思って言わなかったら、忘れて行ってました。

どうやったら、こんなに忘れて行ける?

ツールショップまで届けに行くべきかどうかと考えていたら、再び携帯が鳴りました。私も名前を知っているBさんという仕事関係の人が電話をかけて来ていました。Bさんはテキストメッセージも送って来ていました。「ピーン」という音は、その着信音だったんですよ。

Bさんがうちの夫に連絡を取ろうとしていることは明らかです。そこで「Bさんに電話をしてください」と夫にメッセージを送ろうとして気が付きました。夫の携帯はここにあるんだからメッセージなんて送っても意味がない。

仕方がないので、私はまた携帯を届けに行きましたよ。

夫が勤めているツールショップは車で1〜2分ですからすぐなんですけど、こんなにしょっちゅう奥さんが忘れ物を届けにやって来るのを見て、スタッフの皆さんは「またか!」と思っているんじゃあないですか?

やっぱり、毎朝の決まり文句は言わなくちゃあダメだわ…


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2026年3月17日

冷蔵庫の片付けとラーメン

日本から桜の開花のニュースが聞こえて来るこの時期、メルボルンは秋なんですけど、天気予報を見ると最高気温が30度を超える日はもう無さそうです。

先日は朝の気温が6度と真冬並みになりしましたし、ここ数日は天気が悪くて薄暗いし、NHKの朝ドラ「ばけばけ」は最終回が近づいているしで、私はなんだかメランコリックな気分です。

そんな昨日、私は冷蔵庫の片付けをしました。

食品の買い物は私がやっているわけですが、最近うちの夫と息子が食べたい物をそれぞれに買って来るようになって、冷蔵庫がいっぱいになってしまうのですよ。物がたくさんあってごちゃごちゃしていると、目が悪い夫は欲しいものが見つけられなくて苦労しますので、スッキリさせようと思ったわけですが。

整理していると、奥の方からぶよぶよになったトマトが1個出てきました。野菜室にはフニャフニャになったズッキーニもありました。冷蔵庫に物がたくさんあり過ぎると、こういう無駄を出してしまう原因にもなりますね。

夫の減量のために炭水化物の摂取を制限しているせいで、晩ご飯に登場しなくなった中華麺もありました。暑い日の定番の一つである冷やし中華用に買ったやつです。2食分残っていました。賞味期限は明日まで。夫が土曜日に買って来たローストチキンもまだ残っていました。

そこで、お昼ご飯にローストチキンを乗せたあっさり塩ラーメンを作ったら、これが美味しかったんですよ。スープは鶏ガラスープの素と本だしの両方を使って作り、ラーメンなのでニンニクとごま油も数滴入れて、塩こしょうで味付けしただけの簡単スープです。

鶏肉の味しかしないローストチキンとあっさり味のスープは合いますよ。美味しかったので作り方をウェブサイトに載せておくことにしました。食べる前に写真を撮っておいて良かったです。


ラーメンスープは、醤油味も味噌味も豚骨も、こってりしたのもピリ辛も、全部好きなんですけどね、時にはこういうあっさり塩味もいいものです。英語で書いたレシピはこちらです。作ってみてね。


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2026年3月16日

世界最高の都市ランキング1位

「タイムアウト(Time Out)」というメディアが毎年発表している世界最高の都市ランキングで、今年はメルボルンが1位になったというニュースを読んでびっくりしました。

うちの夫は「メルボルンが1位なら、世界は残念な場所だな」と言いましたよ。

「タイムアウト」というのは、世界中の都市の生活情報や観光情報をウェブサイトやアプリ、ガイドブック、無料誌などで発信しているメディアなんだそうですが、私は今日まで知りませんでした。

実際に各都市に住んで生活している人達が最新情報を提供しているんだそうです。そして、そうした居住者と都市専門家が毎年「食、文化、生活の質」などを基準にした評価を行い、世界最高の都市ランキングを発表しているんだそうですけど。

メルボルンが世界1位ですか…

まあね、私達はメルボルンに住んでいるわけじゃあなくて、メルボルンのはずれの街に住んでいるわけですし、評価の要素の一つだったというナイトライフなんかとは無縁なので分かりませんけど。

緑が多いメルボルンの街は、雰囲気は良さそうに見えますが、路上生活者は目にしますよ。公共交通機関は使いやすさよりも、それに関連した政治家と建設業界の汚職とかスキャンダルの方に目が行ってしまいますし、メルボルン市内の交通渋滞問題はなかなか改善しませんし。

食文化は確かに素晴らしいかもしれませんが、とにかくもう値段が高すぎます。住宅価格や賃貸住宅の家賃も上がり続けていて、社会問題になっています。物価の上昇、生活費の上昇、そういうのを考えると一般市民の満足度は高くないと思うんですけど、経済的にゆとりのある皆さんの評価は変わってくるでしょう。

芸術やスポーツなどの文化面は悪くないと思います。教育や医療については私は評価しています。医療は一長一短がありますけどね。

比較的安全だし、多文化多民族社会である点は気に入っています。暮らしやすいとは思いますけど、世界最高の都市ランキング1位というのには頭をひねってしまうのですよ。

ちなみに、日本の都市では東京が10位に入っていますね。東京にお住まいの皆さんには、正当な評価と言えるんでしょうか。


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2026年3月15日

うちの娘の遺言

昨日の土曜日の夕方、仕事を終えたうちの娘が突然やって来ました。大事な話があると言うのです。仕事から帰って来ていた息子も一緒に、私達家族4人はテーブルを囲んで座りました。

さて、大事な話とは一体何かと思ったら、

娘の遺言についてだったんですよ!

現在27歳の娘は、正式な遺言を作成するために木曜日に弁護士に会ったんだそうです。弁護士に会うなんて私達夫婦もしたことがないですよ。それに、まだ若いのに、いったい何故?

「なんで遺言を書こうと思ったわけ?」と聞きましたら、親友のCちゃんから聞いた話が原因だそうです。

Cちゃんは看護師で、メルボルンの大きな病院の救命救急センターに勤めているんですが、外傷などで運び込まれる人達には若い人も多く、そうした人達の中には意思表示が出来なかったり自分で判断が出来ない状態になる人も多く、そうなると医療同意の問題が発生するんだそうです。

命が助からない場合には、病院側は臓器の提供について話をする必要があるわけですが、同意を誰に任せるのかという問題が出て来るそうです。本人がドナー登録をしているのに家族が認めないという場合もあるわけですよ。

そうした話を聞いた娘は、自分はそのような状態になりたくないということで、医療同意を誰に任せるのかを正式な書類にすることにしたので、これを機に正式な遺言も作成することにしたそうなんです。

医療同意に関しては、父親であるうちの夫に任せることに決めました。オーストラリアのシステムをよく理解しているからです。夫が出来ない場合は私です。そして、娘は自分が臓器提供者であることを再確認しました。役に立つものは全て提供することを希望しています。それは私達も理解しています。

そして、娘は献体も考えていると言いました。

うちの夫が、死後にメルボルン大学医学部に献体することについてはこのブログでも何度か話題にしました。

登録の申込みをしたのは昨年6月。1ヶ月後には受け入れの連絡が来て、献体の登録は完了しています。亡くなったら、メルボルン大学に連絡しますと大学が遺体の搬送を手配してくれるそうです。費用も大学が負担するのです。家族にとっては、夫の遺体がその車に乗った時がお別れになるそうです。

死後の献体は、医学の役に立ちたいという気持ちからですが、夫は費用の節約のためでもあると言います。オーストラリアでは、遺体の搬送や火葬だけでも高額な費用がかかるのです。夫は葬儀も希望していませんので、家族への経済的な負担は発生しません。

何ヶ月か何年か後、全ての利用が終了した後に火葬され、家族は遺灰を引き取ることが出来ます。引き取らない場合は所定の場所に撒かれます。うちの夫の遺灰は家族が引き取り、夫の希望通りに実家の牧場の丘の上に撒いて木を植える予定です。

うちの娘も献体することを考えていると分かって、私はびっくりしませんでしたよ。いかにも娘らしいです。夫と娘は考え方が似ているのですよ。息子と私は違うんですけどね。


遺言の方は、誰が遺言執行者になるかを決める必要がありましたが、うちの夫がなります。娘は自分の遺産の一部を寄付するつもりなので、家族が全てを相続出来るわけではないことを理解して欲しいと言いました。私達は娘が望むようにして欲しいと伝えました。

遺言というのは、もちろん必要に応じて随時更新する必要があります。娘に家族が出来たり、うちの夫が亡くなったり、状況が変われば書き直す必要がありますからね。

遺言が完成したら、遺言執行者になるうちの夫も一緒に弁護士の事務所に行って署名することになるそうです。

私達家族は、度々こういう話をしているんです。気が変わることもありますので、機会がある度に医療同意が出来なくなった時や死んだ時にどうして欲しいかということを話し合っているわけですが、娘は正式な書類にすることにしたというわけですよ。

うちの息子はこういう話が苦手なので、いまだに自分はどうして欲しいのかを話してくれたことがありません。だから、もしもの時にどうしたらいいのか私達は知りません。臓器を提供するつもりがあるのかどうかも知りませんので、いざとなったら悩むでしょうね。

やっぱり話し合っておくことは大事です。


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2026年3月14日

補聴器を勧められた件

先月、めまいの専門医の検査を受けた時のことなんですけど、内耳や前庭神経などの機能を調べる様々な検査をしたんですが、聴力検査もしたんです。

小さな防音室に入り、ヘッドホンを装着して様々な高さの音を左右別々に聞いて、音が聞こえたらボタンを押すというよくある検査ですが、もう一つ別の検査もしたんです。

それは単なる音ではなくて、英単語を聞いて、聞こえた英単語を反復して言うという検査でした。

まず最初は左耳。

英単語が聞こえて来ました。録音された男性の声がゆっくりはっきりと言ってくれるんですが、小さな声でしたし、聞き取れなかったんです。「ちょっと分からないんですけど…」と言うと、「聞こえたとおりに真似をしてください」と言われたので、真似をしたわけなんですけど。

これがですね、「アウ」とか「オウ」とか、そういう母音の曖昧な音だけなんです。仕方がないから聞こえたとおりに「アウ」とか「オウ」とか真似しましたが、自分の英単語聞き取り力の無さにショックを受けました。

次は右耳。

英単語が聞こえて来ました。大きな音だったので音量を上げたのかと思いました。さっきとは全然違います。英単語ははっきりと聞こえます。「ハウス」とか「ボウト」とか、単純な単語ばかりでした。正確に反復できました。

検査が終わって私は聞いたんです。

「あのう、左と右とで音量を変えたんですか?」
「そういうことはありません。同じ検査です。ヒロコさんの左耳には重大な問題がありますよ」

簡単に言うとですね、私の左耳はよく聞こえていないだけではなく、子音がほとんど聞き取れていなかったんです。

ショーック!

専門医からは、耳鼻科の診察を受けて補聴器を使うことを勧められました。でも、今はまだ右耳が普通に聞こえますから補聴器は考えていません。でも、いつの間にこんなことになっていたのかとびっくりしましたよ。


昨夜、ベッドで横になりながらiPhoneでYouTube動画を見ていた時に、音が聞こえにくいので音量を上げようとした時にこのことを思い出しました。右向きに横になっていたので枕で右耳を塞いでいましたから、左耳で聞いていたわけです。

そのせいで聞こえにくいのかどうかを確認するために、左向きに横になって同じ動画を見てみました。今度は左耳を枕で塞いだ状態ですから、右耳で聞いたわけです。そうしたら、音はちゃんと聞こえたんですよ。

ふと思いついて日本語は聞き取れるんだろうかと思って、音量を下げてやってみたら、左耳で聞くと音がよく分からず、モゴモゴ、ゴニョゴニョと聞こえました。

これはヤバイよ!

普通に暮らしていると左耳が聞こえていないとは全然分かりませんよ。だから今まで気が付いていなかったわけです。

どうか右耳が聞こえなくなりませんように…


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2026年3月13日

最近の夫の目のこと

どんどん日が短くなり、うちの夫が出勤する朝の6時過ぎはもう真っ暗です。

夏時間が終われば時計の針を1時間戻すので、朝の6時は5時になりますから暗くても気分的にはマシなんですけど、夏時間が終わるのは今年は4月5日ですからまだまだ先です。

真っ暗と言っても街灯があるのでね、普通に目が見える人なら道を歩くのに困ることはありませんが、薄暗いと物が見えなくなるうちの夫には危険なので、頭にヘッドランプを付け、手には懐中電灯を持っての通勤です。

どのくらい見えなくなっているのか、私には分かりません。でも、時々驚かされる出来事があって、見えていないのだと分かるのです。昨日は、冷凍庫(小型冷蔵庫みたいなやつ)に入れておいたシード入りのパンが見つからないと言うので驚きました。

私が冷凍庫に入れておいたとしか言わなかったのがいけません。冷凍庫のどこに置いたのかを教えておくべきでした。目で見て探さなくてはいけないような状態では、夫には見つけられませんから。

息子が買って来たおやつや娘が持って帰った物で冷凍庫がごちゃごちゃしているのも良くないです。入っている物を減らす必要があります。

そして、物を置く場所を決めておく必要があるんですよ。冷蔵庫もそうです。バターはここ、スライスチーズはここ、卵はここという具合に、必ず決まった場所に置くんです。

ところが、時々決まった場所に戻さない人がいるんですよ。そうなると夫は困ります。必ず決まった場所に戻すように、家族全員が気をつけなくてはいけません。

そう言えば、先日は晩ご飯に作ったスープを鍋から食器に入れるのに、お玉を使わずにスプーン型のレードルを使っていたことがありました。「何でそんなものを使ってるの?」と聞くと、お玉が見つからなかったと言いました。

お玉はそのレードルと同じツールスタンドに入っていたのに見つからなかったと言ったので、それにも驚きました。

目が見えなくなって来ている夫がどういうことに苦労するのかは、暮らしの中で分かって来ますが、たくさんある物の中から何かを見つけるというのが一番難しいようです。

衣類を種類ごとに分けて置く場所を決めるのは誰でもやっていることでしょうが、私は靴下も種類ごとに分類していますよ。引き出しの中に箱を使って分けて入れています。そうしないと履きたい靴下を見つけるのに苦労しますから。


まだ文字が読めていることは驚くべきことなんですが、視野の中心が見えなくなって来ているので、見ようとする物が見えません。最近心配しているのは爪切りです。

切ろうとする爪がよく見えないので、指先の感触を頼りに切っているそうなんですが、自分で切れなくなったらどうするかということです。

私は自分の爪を切るのにも拡大鏡が必要だし、他人の爪を切るというのがちょっとアレで、夫の爪を切ってあげることは出来ません。

ネイルサロンで爪を切ってもらっているオジサンを何度か見かけたので、ネイルサロンで切ってもらえるんだろうと思っていますけどね。

当たり前過ぎて気にもしなかったことでも、最近は「夫に出来るのだろうか」と考えることが増えました。それは日々の小さな出来事がきっかけです。

先日ベッドのシーツを取り替えた時、私は例の問題で出来なかったので夫にやってもらったんですが、シーツを裏表に付けていました。どっちが表側か分からないのですね。

夫は、自分からは見えないとか困っているとは滅多に言いません。気がついたら、その都度対処するしかないです。何とかやっています。


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2026年3月12日

座れなくなった原因

先週の土曜日頃から続いていた「座れない問題」がやっと改善し、ドーナッツクッションを使うとなんとか座れるようになりました。

一体何が起きたのかとお思いの方もいらっしゃったでしょう。詳しいことは書きませんでしたが、隠すような話でもないし、このブログを読み返してみると、結構詳しく書いている記事もあったので、ちょっと説明させていただこうと思うんですが。

「お尻」とか「肛門」という言葉が登場しますので、こういう話がお嫌いな方はここでお帰りください。今日も私のブログを読みに来て下さってありがとうございました。

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さて…

簡単に言うとですね、肛門付近の皮膚が炎症したのが悪化して、ひどい痛みが出ていたんですよ。それがなかなか治らなかったの。加齢のせいもあるんでしょう。

肛門のトラブルを一生に一度も経験しない人は珍しいでしょうが、妊娠中には非常によくある話です。私は長男を妊娠中に痔になりまして、これも大変良くある話ですけど、肛門皮垂というのが出来てしまいました。長女を妊娠中にはこれが悪化しました。

肛門皮垂というのは、出産後に消えて無くなったりしませんので一生付き合うことになるわけですが、これがあると排便後にきれいにするのが難しいので、必要以上に刺激を与えてしまったり洗浄器等でキレイにし過ぎたりして、別のトラブルの原因にもなりやすいのです。

座れるようになってやれやれです。


ところで、温水洗浄便座が普及している日本にお住まいの皆さんにとっては、お尻の洗浄なんて話題にもならない話でしょうが、海外に住んでいる者にとっては大きな問題です。

洗浄便座を取り付けることは、オーストラリアでは可能なんですけど、私達は借家暮らしですし、私は手動式の携帯おしり洗浄器を使っています。

以前は、TOTOの「携帯ウォシュレット」を使っていたんですが、これが壊れてしまい、新しく取り寄せたのもすぐに壊れてしまいまして。

だまされたと思って買った「Travel Bidet」という商品がサイコーだったんですよ。この商品については、以前にも紹介したことがあります。


パッケージには「携帯おしり洗浄器」と日本語も書いてありました。オーストラリアのアマゾンで買ったんですが、レビューが大変良かったし、2個セットで20ドルもしませんでしたから、ダメモトで買ったら素晴らしい商品だったんです。

水を入れる本体部分は柔らかい素材で出来ていて、水を押し出すのに力は要りません。私の小さい手でも持ちやすく、ペットボトルみたいにパキパキ音もしませんし、500mlも水を入れられるのでしっかり洗浄出来ます。

ノズルは斜めに噴射するタイプと真っ直ぐに噴射するタイプの2種類が入っていますから、自分で使うか介護で使うか必要に応じて選べます。

携帯とは言ってもハンドバッグに入れるにはかさばる大きさですけど、家で使うには問題ありません。乾電池式でも充電式でもないので経済的だし、とにかく簡単に使えるんです。

今回のトラブル中も、これ無しでは本当に困ったでしょう。これをお読みの皆さんの中に、ご自身や家族の誰かがおしり洗浄器が必要な状況になられているなら、自信を持ってオススメしますよ。


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2026年3月11日

糖質の渇望

このブログは、うちの夫の減量に関連して、最近は食べ物の話が続いております。昨日の記事では、スバラシイ晩ご飯を作ってくれたうちの息子をほめたばかりなんですが、昨夜は私が「寿司ライスボウル」みたいなのを味なしの玄米ご飯で作りましたよ。

しかも玄米ご飯はほんの少量だけにして、蒸した野菜(ニンジン、カリフラワー、ブロッコリ)をたっぷり乗せました。レタスとキュウリとトマトを山盛り乗せて、枝豆入りのツナマヨとうなぎの蒲焼きをトッピングしたら、美味しく食べられました。

卵も乗せたかったけど、うちの夫は朝ご飯に卵を2個食べていますから、それは出来ませんでした。

作っているうちに例の「座れない」問題が再び悪化し、作り終えるやいなやベッドに横になる羽目になりましたけど。

まあとにかく、我が家の食生活は激変したんです。

私はパンを焼かなくなりましたし、白米を炊かなくなりました。玄米や雑穀ご飯は炊いても、食べてもいい量がしれているので、丼物を作ることはありません。ご飯が進むような味付けのおかずはダメです。麺類が登場することもなくなり、甘いものが食べたいと思っても家には甘い物などありません。

うちの夫は、我慢しているのか慣れてきたのか特に不満を言いません。自分の減量のためなんですからね。うちの息子も不満など言いませんけど、やっぱり炭水化物が食べたくなっていたようです。

先日、スーパーへ買い物に行っていろいろ買って来たんですが、買って来たのは糖質の多い食品ばっかり。

パン、イングリッシュマフィン、チョコレート入りクロワッサン、ハムとパイナップルのピザ風パン、ミューズリーバー、コアラのマーチお得用、ハイチューお得用、カップラーメン、コーンチップス、クラッカービスケット、アイスクリーム…

どれだけ糖質に飢えていたんだか!

1人で食べ切れる量ではないです。おやつとして仕事に持って行くために、冷凍できるものは1食分ずつに分けて冷凍したので、掃除をしたいと思っている冷凍庫がパンパンです。

パントリー(食品保管用の戸棚)もお菓子類でいっぱいです。

「アンタねえ、そんなに炭水化物ばっかり食べていると太るよ!」
「ふうーん」
「仕事を始めてから体重が増えてるんじゃあないの?」
「増えてるよ」
「やっぱり!」
「増えてるのは筋肉がついて来ているせいだから」

本当に筋肉がついて来ているのかどうかは知りませんが、重い箱を持ち運んだり身体を動かす仕事が多いのは事実のようです。うちの夫に言わせると「絶対に筋肉はついて来ているはず」だそうですけど。甘い物の食べ過ぎには気をつけてもらいたいです。


パントリーや冷凍庫を開ける度に、息子が買って来た食べ物が目に入り、私は時々誘惑に負けそうになります。冷凍庫に入っているチョコレート入りクロワッサンなんて、食べたくなりますよ。

お菓子類はね、普段は食べたいと思うことは無いんですけど、昨日はコアラのマーチの小袋を1つとハイチューを1個食べてしまいました。

息子に事後申告したところ、「どうぞどうぞ、食べてもいいよ」と言ってくれましたが、何だか最近はもう「糖質は敵」みたいな考え方になっているので、コアラのマーチとハイチューを食べたことには罪悪感を感じてしまいましたよ。

私は減量しているわけじゃあないので、何でも食べたいものを食べればいいんですけどね。


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2026年3月10日

息子が作った晩ご飯

実を言いますと、私は土曜日頃からちょっと理由があって座ることが出来なくなりまして、この記事もデスク前の床にひざまずいて書いているんですよ。

座らないわけには行かないから、ドーナッツクッションを使っていたんですが、症状が悪化してしまいました。日曜日にはスーパーの買い物に行かなければならなくて頑張って歩いて行ったら、もっと悪化してしまい。

座っていることも立っていることも難しくなったので、

ずっと寝ころんだまま!

それも仰向けに寝転ぶとつらいので、横に寝ころんだままでした。これは結構きついですよ。ずっと寝ころんでいるとウトウトして眠ることが出来たのは良かったですけど。

晩ご飯は頑張れば作れましたが、息子が3連休で家にいたので頼みました。息子は長年痔の問題で苦労しましてね、3回も手術を受けて現在の私のような寝ころんでいるしかない状況を何度も経験していますから、とても同情的です。頼んだら作ってくれました。

3連休中も毎日仕事だったうちの夫のために、弁当も作ってくれましたよ。

昨日も息子に頼んだのですが、快く引き受けてくれました。冷蔵庫にひき肉があるのを見て息子が作ったのが「Oven-baked ‘Golubtsi’ Burgers」でした。


これは、私のレシピサイトを見た北米にお住いの方に教えていただいた「ゴルブツィ」(Golubtsi)という料理にヒントを得たヘルシーハンバーグです。キャベツが大量に入るのが特徴ですが、うちの息子は400グラムのキャベツと玉ねぎを1個、ニンジンも1本入れたそうです。

オーブンで焼くだけなので簡単だしヘルシーです。上の写真のようにサラダと一緒に出したそうです。減量しなくちゃあいけないうちの夫にとっては、最適のメニューですよ。うちの息子、なかなかやりますねえ。

夫の体重は、今朝は106キロ台になったそうです。確実に減って来ています。これも家族の協力があってこそですよ。

そして、私だって晩ご飯が作れない時に代わりに作ってくれる息子がいて助かっています。レシピサイトのおかげでもあります。


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2026年3月9日

韓国の雑穀ご飯

毎日、晩ご飯づくりに頭を悩ませています。

皆さんもご存知のように、食品を栄養学的に分類すると6つのグループに分けられますよね。

1.たんぱく質源(肉、魚貝類、卵、大豆製品)
2.カルシウム源(牛乳、乳製品、海草、小魚)
3.緑黄色野菜
4.その他の野菜と果物
5.糖質系エネルギー源(米、パン、砂糖、芋類、麺類、小麦製品)
6.油脂系エネルギー源(油、バター、油脂類)

目指すべき一日の摂取量というのが決まっているのは「減量と晩ご飯作り」に書いた通りなんですが、管理栄養士からは、カロリーについてはそれほど気にしなくていいと言われたんです。

カロリーが気になる油脂系食品については、「食事と食事の間をもたせるつなぎの役目」くらいに考えろと言われましたし、食べる量がしれていますから気にしていません。

果物や野菜は問題ではなくて、カルシウム源は牛乳と乳製を程々に食べています。たんぱく質は少々摂りすぎても大丈夫だと思っていますから、やっぱり一番の問題は糖質系なんですよ。

晩ご飯に白米は食べなくなっていますが、昨夜は韓国の雑穀ご飯を炊きました。ほんのり紫色の美味しい雑穀ご飯です。これと蒸し野菜に、牛肉とマッシュルームで作ったカレーを少しだけかけて食べました。カレールウが大量にあるもんですからね、これを消費するために時々こういう晩ご飯にしているんです。

我が家では、食事はセルフサービスなので、自分で好きなだけお皿に取るんですが、横で見張っていると夫は2カップ分くらいの雑穀ご飯をお皿に取りました。一日に食べていい炭水化物は計量カップ1杯分ですが、朝ご飯にシード入りのパンを2枚食べていますから、晩ご飯に食べていいのは最大でも半カップくらいなんです。

私が「雑穀ご飯を取りすぎだ。もっと蒸し野菜を取れ」と指摘しましたら、おとなしく言われた通りにしましたが、私があれこれ言わなくても、自分で考えて食べるものを選び、量に気をつけるようになってもらわないといけません。

ところで、体重なんですが、義妹が一時帰国した時に外食が続いてリバウンドしましたが、徐々に減って来ているそうです。一昨日は、ついに107キロ台になったと喜んでいました。少しずつでも体重が減っているので、やる気も続いているようです。


ところで、韓国の雑穀ご飯ですが、私は下の写真の雑穀ミックスを使っています。黒米が入っているので、炊きあがるとほんのりとした紫色になるんです。韓国食品店に行くといろいろなタイプの雑穀ミックスを売っています。


結構大きな豆も入っていますが、普通に炊いただけでちゃんと柔らかくなります。私は白米と押し麦を混ぜたの2合と雑穀ミックス1合を普通に炊いています。少し塩を加えて炊くと美味しいだろうなあ思ったりしますが、減塩のために塩は入れません。


上の写真では色が薄く写っています。もう少し濃い色になります。

私はこの雑穀ご飯がとても気に入っていて、最近は白米が食べたいとも思わないんですが、お寿司は時々食べたくなるんですよ。

今日からまた暑い日が続くんですけど、暑い日の晩ご飯の定番だった「寿司ライスボウル」は、砂糖がたっぷり入った白米の寿司飯では作れません。雑穀ご飯か玄米ご飯を少量だけなら大丈夫かもしれませんけど。


定番の一つだった「冷やし中華」もダメなんですよねえ。ああ、今日の晩ご飯は何にしようかなあ。

やっぱり、蒸し野菜とサラダと肉を焼いたのになりそうだな。


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2026年3月8日

災難続きの旅行とムーンブーツ

私、知らなかったんですよ。下の写真のような医療用の固定具のことを「ムーンブーツ」と呼ぶということを。


骨折とか捻挫とかで足首を固定する必要がある時に使われるものです。ギプスよりも軽くて快適で、取り外しが可能ですから入浴も出来ますし、近頃は広く利用されているそうです。

「ムーンブーツ」というのは、元々は月面着陸した宇宙飛行士のブーツにヒントを得て作られたスキー用のブーツのことなんだそうですけど、それに形状が似ていることから「ムーンブーツ」と呼ばれるそうです。

ウインタースポーツが盛んではないオーストラリアでは、「ムーンブーツ」と言えば、この医療用の固定具のことを連想する人が多いそうなんですけど。

私自身も家族の誰も、これのお世話になったことが無かったから知らなかったわけですが、どうして今日こんなことを話題にしているかと言うと、「ディザスタラスな旅行」という記事に関係しているんです。

その記事では、うちの息子の同僚であるWさんの災難続きだった旅行のことを話題にしました。有給休暇を取って、予算も奮発して、婚約者と2人で1週間の旅行に行ったWさんですが、信じられないほど災難が続いて、最後にはWさん自身が足を痛めて帰って来たんです。

翌週から仕事に来ましたが、足の痛みが良くならないので医者に相談して、検査を受けたんだそうです。そうしたら、足首の腱が断裂していることが分かって、4週間から6週間は「ムーンブーツ」で足を固定することが必要だと言われたんですって。

Wさんが働いているのは、商品の受け取りや管理、注文品の発送などの業務を行う部署です。倉庫内を歩き回ったりフォークリフトを操作したり重い荷物を持ったりする必要があります。スチールキャップの安全靴着用が不可欠なんだそうですよ。

ですからね、これから4週間から6週間、治るまで仕事を休むことになったんですが、Wさんは有給休暇も病気休暇も全部使ってしまっているため、その間は無給になるんだそうです。

仕事とは無関係の理由で怪我をして、1ヶ月も休むことになったという理由でクビになったりはしないようですが、完治した後これまで通りの部署に復帰できるという確約は無いんだそうです。

旅行に何千ドルも使ったばかりですしね、1ヶ月以上も収入が無くなるのは厳しいでしょう。

災難続きだった「ディザスタラスな旅行」は、ひどい結末を迎えることになり、踏んだり蹴ったりと言うか、泣きっ面に蜂と言うか。こういう不測の事態に備えて、ちゃんと貯金をしているといいですけど。


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2026年3月7日

「スターガルト病」の研究に協力へ

先日、うちの夫にメルボルン大学医学部からメールが届いたそうです。夫は、死んだ後に献体することを登録済みなので、その件かと思ったんですが違いました。メールは先天性の黄斑変性「スターガルト病」(Stargardt Disease)を研究しているチームからでした。

うちの夫が「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることは、このブログでも度々話題にしています。

初めてこの病気があることが分かったのは、今から10年前の2016年でした。眼鏡が必要になって視力検査をした時に偶然見つかったんです。その時に撮ってもらった網膜の写真がこれです。


放射線状の細い血管が集まっている大きな黒い丸は、視神経が集まって束になっている部分です。その横に薄っすらと少し小さめの丸が見えます。それが「黄斑」です。

視細胞が密集していて黄色っぽく見えるので「黄斑」と呼ばれるそうです。目の中に入ってきた像が結ぶところで、視野の中心になる部分です。

黄斑周辺が黒ずんで見えていますが、細胞が死にかけている稀な状態だそうです。その中に真っ黒いシミのような点々が見えると思います。それが視細胞が完全に死んでしまっている部分です。この時点では視力の異常は自覚していませんでした。

あれから10年、黒い点々は徐々に増えて、それぞれが広がって隣りの黒い点とつながったりしながら大きくなり、現在は下の写真のように全滅に近づいています。


黄斑変性という病気には、加齢が原因のものもありますが、先天性の「スターガルト病」は、特定の遺伝子に変異が起きて発症します。夫の場合は、母親からその変異が遺伝しました。

「スターガルト病」には、現在のところ治療法も進行を遅らせる方法も見つかっていません。病気が見つかった時には、「出来ることは見えなくなる時に備えることだけだ」と言われたんですよ。失明の宣告です。

この病気だと分かった時に、眼科医からメルボルン大学に連絡が行き、うちの夫は大学に依頼されて研究に協力したんですが、今回新たに協力を依頼されて、先日電話でインタビューを受けたそうです。

メルボルン大学の研究チームが、この遺伝子変異のメカニズムを解明して、どういう変異がどのように病気を引き起こすのか、そして病気がどのように進行していくのかを突き止めようとしていると聞いた夫は言いました。

「2016年に病気が分かってから10年間、毎年1回網膜の写真を撮ってもらって来たんですけど、その写真に興味がありますか?」
「え?10年分の写真?あるんですか!」
「あらゆる検査も毎年受けて来たので、そのデータも10年分あります」
「本当ですか!」

研究者は大興奮だったそうですよ!


「スターガルト病」は、患者数の少ない稀な病気です。そして、毎年検査を受けても、患者にとっては何のメリットも無いんです。治療法が無いんですからね。写真を撮ってもらっても、「1年でこのくらい悪くなったんだな」と分かるだけです。

それに、写真も検査も結構な費用がかかりますから、「スターガルト病」の患者で毎年網膜の写真を撮ってもらって検査を受けている人なんて、まずいないと思いますよ。

10年分の写真は夫も私も持っていますが、検査のデータは眼科医が持っていますので、そのデータをメルボルン大学の研究に役立ててもらうことになりました。また、DNAを提供して遺伝子変異の研究にも協力することになったそうです。

研究に協力するための同意書がメルボルン大学から送られて来たので、夫が署名をして送っていましたよ。10年分の写真と検査データが研究の役に立つことになって、夫は大変喜んでいます。いつかこういうことがあるかもしれないと期待してやって来たんだそうですから。

そして、研究によって「スターガルト病」の遺伝子治療が開発されたら、うちの息子や娘にも恩恵があるかもしれません。この病気の遺伝子変異は遺伝するので、もしかしたら息子や娘にも遺伝しているかもしれないからです。


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2026年3月6日

夫の友人の物忘れ問題

一昨日、舌がんの叔父さんが帰った後、うちの夫の友人Cさんが、仕事を終えた後に我が家に立ち寄りました。夫とは同じツールショップに勤めていますが、働いている部署が違います。何かプライベートで相談したいことがあるということでした。

Cさんは、うちの夫にとって最も信頼している大親友と言ってもいい人です。一緒にどこかに遊びに行ったりすることも多いです。先日、マカロニ・ウエスタン映画音楽のコンサートに一緒に行ったのもCさんでした。

2人が話しているのが隣りの部屋にいた私にも聞こえて来ました。

Cさんは、自分の物忘れを自覚していますが、一緒にいることが多いうちの夫に、それが最近ひどくなって来ていると思うかと聞いていました。そして、どうして自分が物忘れをするのか原因を知りたいとか、過去に経験した脳しんとうについて話していました。

うちの夫は、Cさんがいろいろなことを忘れやすいことは、数年前に知り合った時から知っているんだそうです。だから、仕事上のことでもプライベートなことでも、約束した予定や時間やあらゆることをCさんが忘れないように、頻繁にテキストメッセージを送って念押ししているそうなんです。

それを聞いて思い出したのが、「シビル・ウォー」という映画を夫と観に行った時のことです。Cさんも一緒に行ったんですが、観た後で分かったことなんですけど、Cさんは前の週にその映画を観ていたんですよ。パートナーの女性と2人で、同じ映画館に観に行っていたんです。

私達とその映画を観ているうちに思い出したと言うので、夫も私もびっくりしたんです。それはちょっと「物忘れ」というレベルではないと思いました。何かもっと深刻な問題が起きているに違いないから、医者に相談した方がいいと夫には言ったんですけど。

さて、つい先日のことなんですが、Cさんは医者の診察を受けたそうです。物忘れのことではありませんでした。「大腸内視鏡検査」を受けたので、その結果を聞くためでした。胸に電極を貼って心臓をモニターしながらの検査だったらしいです。

医者が検査のことを話し始めましたが、Cさんには何のことを話しているのか分からなかったんですって。自分が大腸内視鏡検査を受けたことを覚えていなかったからです。全く記憶になかったのだそうです。

びっくりしたのは医者ですよ!

どういう理由で大腸内視鏡検査を受けたのかは知りませんが、医者はCさんが別の重大な問題を抱えていることに気が付きました。それで、これまでの物忘れについて質問されたそうなんです。

そして、その物忘れが悪化して来てはいないかとも聞かれたそうなんですが、一人暮らしのCさんにはよく分からないし、いろんなことをすぐに忘れてしまいますから、うちの夫に聞きに来たということなんです。


Cさんは、まだ50歳になっていないはずです。

これから専門医の診察を受けるそうですから、どういう病気なのか分かると思いますけど、Cさんのお父さんは認知症で介護施設に入っておられましたので、自分も認知症ではないかと考えているようです。

うちの夫は、こう言ったそうです。

「認知症だとしても脳しんとうの後遺症だとしても、物忘れは治らないだろう。自分が目が見えなくなって来ているのと同じで、Cさんに出来ることは忘れるという事実に備えて、出来る手立てを講じながら暮らしていくことだけだよ」

世の中、本当に不公平と言うか、思うようにならないと言うか。真面目に生きている善良な人が、しかもとても優秀で才能もあったりする人が、健康に恵まれなかったりしますよね。

Cさんが認知症ではないことを祈ります。


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2026年3月5日

舌がんの叔父さんとパンプキンスープ

昨日は、うちの夫の叔父さんが我が家にやって来ました。舌がんになった叔父さんです。夫の父親の歳の離れた弟で、私よりも2歳上なだけなんですよ。

最初に舌がんだと分かった時のことは、「首の腫れはがんだった」に書きましたけど、診断された時には舌のがんが首やリンパ組織にも広がっていて、心配していたよりも深刻な状態でした。叔父さんは切除手術は受けませんでした。放射線治療と抗がん剤治療だけを受けることになりました。

7週間に渡る治療が終わったのは、昨年のお正月頃でした。話すことが出来なくなり、飲食も不可能でしたから胃ろうになり、やせ細って激しく衰弱した叔父さんを、メルボルンからペンズハースト(Penshurst)という小さな町にある家まで、うちの夫と息子が片道4時間以上かけて送って行きました。

私達は、正直言って、叔父さんはもう長くは生きないだろうと覚悟していたんです。

ところが、「進行した舌がんだった叔父さんの近況」にも書いた通り、叔父さんのがんは消えたんです。治療から3ヶ月後の検査では、がんがあった場所にがんは見つからなかったんですよ。

そして、体力が戻った叔父さんは、バスの洗車&クリーニングの仕事にも復帰したんです。その仕事のために、毎週片道6時間かけてペンズハーストからメルボルンに通う暮らしに戻ったんです。そして、昨日は仕事の合間に我が家まで会いに来てくれたというわけなんです。

一時は体重も戻ったと聞いていたんですが、昨日会った叔父さんは随分痩せていました。最近、再び食べ物を飲み込むのが難しくなっているそうです。お腹に痛みを感じるようにもなっていて、消化が上手く行っていないので、検査を受けることになっているそうです。

お腹のどこかにがんが転移している可能性がありますけど、きっと大丈夫だろうと言っていました。非常に楽観的な叔父さんです。


11時頃にいらっしゃるので、うちの夫が簡単なお昼ご飯を用意することにしていましたが、「叔父さんは普通の食べ物は飲み込めないし消化が上手く行っていないから、スープのようなものでないといけない」と言いまして、母親から叔父さんのお母さんの古いレシピを教えてもらいパンプキンスープを作りました。

これがすごいレシピだったんですよ。インスタントのチキンヌードルカップスープが入るんです。まず最初に玉ねぎとセロリとカボチャを「たっぷりの量」のバターで炒めろということだったので、夫はなんとバターを120グラムくらい鍋に入れました。

それを見て慌てた私は、「これはたっぷりという量を超えている!」と言って、まだ溶けていなかったバターは取り出しましたけど。(ちなみに、私のパンプキンスープにはバターも油も使いません。)

夫は、パンプキンスープの材料以外は、パンすら買って来ていませんでした。叔父さんはパンなんて飲み込めないだろうというのが理由です。ところが、実は何でも食べられたんですよ。ただ、飲み込むためには、お茶や水が不可欠ということだったんです。

せっかく来てもらったのに、お出しするのがパンプキンスープだけという恥ずかしい状況になりかけましたが、実は私はデザートにチョコレートミルクゼリーを作っていました。作っておいて良かったですよ。

そして、もうすぐ叔父さんが来られるという時間になった時、夫が言いました。

「今日は叔父さんの誕生日なんだよ」

なんですってえ!

なんで今頃そんなことを言うの?知っていたらケーキくらい作ったのに!

柔らかいスポンジケーキと泡立てたクリームのケーキなら、叔父さんも食べられたでしょうに。夫が買い物に行った時に、きれいにデコレーションされたケーキを買って来ることも出来たでしょうに。

ところで、夫が作ったパンプキンスープですけど、クローブとオールスパイスとナツメグというスパイスは入れていましたが、塩を全く入れていませんでしたから、味がしませんでした。

食べる人が自分で好きなだけ塩をふりかけて食べるのが、夫流だそうです。

叔父さんはそのパンプキンスープが気にいったようで、大きなボウルいっぱい食べていましたけどね。晩ご飯用に残ったパンプキンスープを持って帰りたいかと聞いたら、嬉しそうにたくさん持って帰りましたよ。自分のお母さんのレシピで作っていますから、懐かしい味だったのでしょう。


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