2026年4月5日

夏時間の終わりとダクトの掃除

イースター連休3日目の今日、夏時間が終わり時計の針を1時間戻しましたので、日本との時差は1時間になりました。

朝晩が冷え込むようになって来ていて、昨日は朝の気温が7度でした。暖房をつけたかったんですがまだダクト(温風を送る菅)の掃除をしていませんでしたので、使えませんでした。

私達が住んでいる家にはエアコンはありませんけど、暖房はセントラルヒーティングが完備しています。屋外の大きなガスヒーターで温めた空気をダクトで各部屋に送り、温風が床の吹き出し口から吹き出る仕組みです。あっと言う間に家中が暖かくなります。

毎年イースターの頃には暖房が必要になるんですからダクトの掃除をしておくべきだったんですけど、寒い日があってもまた暑くなったりしていたもんですから。それに、うちの娘が持ち帰った物や夫が出しっ放しにしている物で家の中が大散らかりなので、掃除をする気にならなかったんですよ。

しかし、ダクトの掃除をしないと暖房が使えないので、昨日掃除をしたんです。温風吹き出し口周辺とダクトの中を掃除機のホースが届く範囲で掃除します。カーペットにも掃除機をかけましたが、とにかくもう散らかり過ぎているので掃除機をかけるのも簡単ではありません。

夫の寝室はどうでもいいんですよ。脱いだ服がベッドの横には山積みになっていますけど、私は片付けませんし動かしもしません。掃除機をかけられるところだけかけるんです。ベッドサイドのテーブルも、ごみ屋敷状態なので掃除なんて出来ませんからね、放っときます。

しかし、居間とかダイニングルームとか、家族皆んなが使う場所を大散らかしにしたままというのは我慢できない。食事をするはずのテーブルも物置きになっているんです。椅子には、レインコートやら作業ズボンやらユニフォームの上着やらが掛けてあるし。掛けるのはいいですけどね、掛けた後で本来置く場所に片付けないからどんどんたまっていくのですよ。

掃除機をかけながらどんどん腹が立って来た私は、夕方仕事から帰って来た娘に持ち帰っている物や衣類を片づけろと言いました。ちょうどそこに夫が帰宅し、私がガミガミ言っているのを目撃。さすがに無視はできないと思ったんでしょう、娘は片付けていましたけど夫の物はまだ出たままです。

今日は夫の誕生日ですからね、晩ご飯はリクエストに応えて子羊肉のロースト料理なんですけど、テーブルが物置き状態では食べられませんよ。どうするつもりなんでしょうか。私は何も言うつもりはありません。片付けに関することを言うとご機嫌が悪くなりますしね。

今朝も気温は7度と寒いんですが、暖房をつけましたので家の中は快適です。メルボルンは秋晴れのいい天気になりそうです。皆さん良い一日をお過ごしください。


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2026年4月4日

イースター連休と石油危機

イースター(復活祭)は、イエス・キリストが復活したことを祝う日ですけど、日付は毎年違います。「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決められているんだそうです。

今年は、春分の日の後の最初の満月が4月2日でしたので、4月5日の日曜日がイースターです。そして、毎年このブログに書いていますけど、無宗教の人が多いオーストラリアでは、多くの人にとってイースターは秋の4連休でしかありません。

イースター連休は、金曜日に始まり月曜日に終わります。ツールショップに勤めるうちの夫は、金曜日と日曜日以外は仕事です。ただし、息子は商品の受け取りや管理などを行う部署で働いていますので4連休なんです。だから、どこかに旅行に行こうかと考えていたんですよ。

しかし、それはあきらめたんです。燃料不足の問題が深刻になって来たからです。ガソリンもディーゼルも値上がりし続けていますが、値上がりしても買えるうちはいいんですけど、売る燃料が底をついたガソリンスタンドが増え続けているんです。

先日の記事「ガソリン満タン100ドル以上」にも書きましたが、国内に製油所が2カ所しかないオーストラリアは、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の多くを輸入に頼っているために、中東情勢の影響が大きいのですよ。

昨日の時点で、オーストラリア国内 410店でディーゼルが、145店で無鉛ガソリンが品切れです。ヴィクトリア州では、76店でディーゼルが、37店で無鉛ガソリンが品切れです。燃料のパニック買いが起きていますから、これからどんどん増えるでしょう。

車で旅行に行って、もしも燃料が手に入らなかったら、立ち往生するし帰って来れなくなりますからね、息子は旅行に行くのは止めたのです。

ガソリンやディーゼルが手に入らなくなると、一般市民にとっては移動の手段を失うということで問題ですが、物流が機能しなくなれば非常に深刻な問題になります。スーパーはあっと言う間に空っぽになってしまうでしょう。

農家の皆さんは作物の収穫が出来ませんよね。バスも動かなくなるでしょう。ごみ収集車も来ませんよ。暮らしへの影響は計り知れません。

燃料を積んだタンカーが現在オーストラリアに向かっていると報道されていますが、安定供給にはほど遠いと思われます。ホルムズ海峡封鎖が長引けば、経済危機どころじゃあない影響が出ると思います。


米国がイスラエルと一緒になってイランを攻撃したことが、このように私達の暮らしに影響して来るわけですが、その米国は、ホルムズ海峡の封鎖で困っている国々は自分で石油を取りに行け、米国は助けないぞと言っているわけでね。

世界は日に日に悪くなる、その原因を作っているのが、かつて自由と民主主義世界のリーダーだった(過去形)米国だというのが、ホントにもう何と言っていいのやら。

あの米国がこんな権威主義国家になってしまうと、誰が想像しましたか?「米国の有権者は、何でこんな人間を大統領に選んだんだよ!」と腹が立つやら呆れるやら。

かつて、第1次石油危機(オイルショック)が起きた時、私は子供でしたが、ニュースを見て心配したことは覚えています。原油の供給逼迫と価格の高騰で経済が大混乱したわけですが、一番記憶に残っているのはトイレットペーパーの買い占めです。節電のために様々なことが行われました。

その後、何度も石油危機はありましたが、私達の暮らしが中東の石油に依存している限り、こうした危機は起きます。さて、今回の石油危機はどのようにして解決するんでしょうか。

物価高騰くらいで終わればいいけど、車がないと機能しない広大な国であるオーストラリア社会がどんなことになってしまうのか。燃料不足が脱ガソリンの動きを加速させるかもしれません。


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2026年4月3日

秋晴れの日の散歩と大きな木

日本に住んでいた頃、一番好きな季節は冬でした。「晴れの国」とも呼ばれる岡山県では、冬は確かに晴れの天気が多くて中南部では滅多に雪は降らないので、朝起きてカーテンを開けたら雪景色だったなんていうのは特別でした。

青空に風花(かざはな)が舞うのを見るのも好きでした。氷が張ったり霜が降りたりしているのを見るのも好きでした。石油ストーブのにおいも好きでした。いろいろと生活に不便を生じることも多かったですけど、冬が一番好きでした。

ところが、メルボルンの冬は面白くないんです。雪がチラチラすることすらありません。ただジトジトと雨がよく降るので草地が緑色になり、山は常緑なんですから冬になると景色が緑色になります。寒さも中途半端なので、冬が終わって春が近づいて来る喜びみたいなものも感じません。

そもそも、私にとっての春は花粉症の季節ですから、春が近づいて来ると憂鬱な気分になるだけです。夏はとにかく暑いので最悪です。メルボルンにはクールチェンジというのがあるから40度超えの暑さも耐えられますが、今はエアコンのない家に住んでいますし、夏は忍耐の季節です。

そんな夏が終わり涼しくなる秋、花粉も飛んでいないので家の外にも安心して出られますし、秋はメルボルンの一番いい季節なんですよ。

今日から、イースター(復活祭)です。熱心なキリスト教徒でもない限り、イースターはただの4連休です。毎年イースターの頃には朝晩が寒いくらいになるのですが、今年のイースターは例年より少し早いのもあって寒くはありません。

昨日は素晴らしい秋晴れの一日でした。パンに塗るバターが無くなったから買って来てくれと頼まれていたので、運動を兼ねてスーパーまで歩いて行きました。家を出た時には、半袖では少し肌寒いくらいでしたが、お日様の下を歩くと汗ばむくらいの天気でした。


私達が住んでいる家から数軒先の家の玄関前に、大きなユーカリの木があります。その家を建てた時に植えたものではなく、敷地に元々あった木をそのまま残して家を建てたのだと思います。


見事な木なんですよ。玄関のすぐ前にありますから、大枝が折れたら家を直撃するでしょう。危ないですけど、この辺りでは木を切るには市から許可が必要です。それに、こんなに大きい木を切るのは業者に頼まないと無理ですからね、枝を1本切るだけでも相当な費用がかかるでしょう。


うちの夫は、こういう木を切る仕事を知人に頼まれると、休みの日にアルバイトとしてやっていました。収入のためもあったでしょうが、木を切る仕事が好きだったからです。

ロッククライミングに使うようなロープや道具を使って木に登るんですよ。ずいぶん高いところまで登ります。住宅地にある場合、ただチェーンソーで切って落とすわけには行きませんので、切った枝をどうやって安全に下ろすかを考えるのも好きなのです。

このブログでも「木を切るお父さんはカッコいい」とか「サルも木から落ちて死ぬ」とか、度々話題にして来ました。夫の目が悪くなってからは、息子がアシスタントとしてついて行っていましたけど、もうこういう仕事は出来なくなりました。


ユーカリの木もそうですが、オーストラリアの植物は一年中色が変わらない常緑のものが多いです。私たちが住んでいる家の周囲も緑の木ばっかりですが、葉っぱが色づく木を植えている人もいます。


この木は、うちの近所で秋を感じられる数少ない木の1本です。こういう木を見ると心が和みます。


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2026年4月2日

誕生日を祝う昼食会で食べ過ぎ

昨日は、うちの夫の伯母(義母の姉)ジョーンの家で、夫の誕生日を祝う昼食会がありました。

夫の誕生日は5日の日曜日なんですけど、今年はその日がイースター(復活祭)に当たっておりまして、家族はそれぞれに予定があるので、夫が仕事が休みだった昨日集まることになったんです。ただし、水曜日ですから集まったのは平日に来れる人達だけです。

昼食会の主催者であるジョーン、義母とパートナー、義弟(夫の弟)、叔母(義母の一番下の妹)夫婦、そしてうちの夫と私の8人が集まりました。

伯母のジョーンは、お料理を大変頑張っていましたよ。「ローストビーフとポテトとビーツの盛り合わせサラダ」と「トマトとバゲットのイスラエル風サラダ」、そしてデザート作りが得意のジョーンは「パッションフルーツのチーズケーキ」と「チョコレートムースとブラックベリーのトライフル」も作っていました。

私はジョーンから頼まれた「ヌードル入りサラダ」を作って持って行きました。このサラダを私に教えてくれたのはジョーンなんです。もう10年以上も前のことです。キャベツ、ニンジン、白菜、ネギなどを使ったコールスローみたいなサラダですが、これに「Chang's Fried Noodles」というベビースターラーメンみたいな揚げ麺を入れるんです。


その揚げ麺の袋に載っているドレッシングは甘過ぎるので、自分のドレッシングで作りました。中華ドレッシングのような味ですが、揚げ麺にしっかり味が付いているので、ドレッシングには醤油を入れ過ぎないようにしないといけません。


美味しいですよ。オーストラリアにお住まいの方なら、どこのスーパーでも手に入ると思いますので作ってみてください。英語で書いたレシピはこちらです。

ドレッシングは、食べる直前に混ぜてくださいよ。


義母は4人姉妹の上から2番目で、一番上のジョーンは現在79歳です。10代でうちの夫を産んでいる義母は、まだ77歳なのでございます。

一通り家族の近況などを話題にした後、話したことがですね、友人知人の不幸や病気の話、高齢になってからの暮らしで心配なこと、庭の手入れが大変なこととその対策、自分達が死んだ時のこと(ジョーンは死んだらメルボルン大学に献体をすることになっています)、安楽死について、火葬にするか土葬にするか、姉妹達の両親が亡くなった時のこと、こんな話題ばっかりだったんですよ。

面白おかしく笑いながらでしたけど、両親が80歳くらいで亡くなっているので、自分達もそろそろ死ぬと思っているらしくて、何の話をしていてもすぐにこういう話題になってしまうのです。4人姉妹は全員とても元気で活動的で、私なんかよりもよっぽどいろいろ楽しんでいるんですけど。

お料理はどれも美味しかったです。減量中のうちの夫は、昨日はダイエットを忘れて大量に食べていました。炭水化物のパンも芋もヌードルも気にせずにお皿に山盛り食べて、お代わりもして、糖質の摂取は控えるべきだったのに甘いチーズケーキもトライフルもいっぱい食べて、ワインも飲んでいました。

自分のために開かれた昼食会ですからね、何でも食べればいいんですけど、あんなに食べ過ぎちゃあいけませんよ。一気にリバウンドしたでしょうね。

さすがにヤバいと思ったのか、夫は晩ご飯を食べませんでした。午後遅く帰宅してからすぐに寝てしまったんです。あんなに腹パンパンに食べた後すぐに寝ると、もっとヤバいんじゃあないかと思いますけど。

今日からまた、減量ダイエットです。


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2026年4月1日

野球と商売とプライドの問題

メジャーリーグのシーズンが始まりました。

応援しているのは、ロサンゼルス・ドジャーズです。大谷翔平選手はもちろんですけど、私は同じ岡山県出身の山本由伸投手を応援しているのでございますよ。

そして、ドジャーズにはもう一人日本人選手がいますよね。佐々木朗希投手ですけど、昨日はもうどんな悲惨なことになるかと心配で、私はライブスコアを見るのも緊張しました。佐々木投手は、オープン戦では大乱調で防御率が15.58でしたからね。

防御率というのは、投手の自責点を9イニング相当で表した数字なんだそうですね。もしも9イニング投げたとしたら、15.58点も取られていたというレベルの投球だったわけです。はっきり言ってマイナー落ちも仕方がないレベルでしたけど、昨日はやれやれでした。

打たれるんじゃあないかとヒヤヒヤしながら見るのは嫌なもんです。昨年のドジャーズの中継ぎ投手陣は皆んなあんな感じでした。打たれるんじゃあないかとヒヤヒヤしながら見ていると、心配した通りに打たれて点を取られるからガッカリだったんですが、今年はどうなるでしょうか。

さて、そのドジャーズなんですけど、本拠地ドジャースタジアムが今年ヘンなことになっちゃっているのは皆さんご存知ですか?テレビに映るのを見る度に違和感を感じているのは、私だけではないでしょう?

試合が行われるグラウンドの名前がですね、「ユニクロフィールド・アット・ドジャースタジアム」になったんですよ。そして、球場内にはデカデカとユニクロのあの真っ赤なロゴが掲げられているんです。

私、ユニクロの服は好きですけどね、「ユニクロフィールド」なんていう名前は、

見るのも聞くのも嫌だわ!

いつまでもドジャースタジアムのままであって欲しかった!

ドジャーズ球団が命名権をユニクロに売ったわけですよね。これにより、球団は巨額の資金が得られて、ユニクロは露出による広告宣伝効果を得られるというわけで、商売なのは分かるんですけど、これは売った方も買った方も良くなかったと思うんですよ。

長い歴史のある球団の本拠地です。1962年の完成以来、64年間ずっと「ドジャースタジアム」と呼ばれて来たんですよ。歴史の一部なんだし、地域の文化なんだし、何世代にもわたるドジャーズファンにとってのアイコンでしょ?地名になっているとも言えるんじゃあないですか?

それをですね、建物自体の名前は売らなかったにしても、グラウンドの名前が「ユニクロフィールド・アット・ドジャースタジアム」になったことに私はガッカリしましたし、ユニクロのことが少し嫌いになりました。


メルボルンにはスタジアムがいくつもあるんですが、サザンクロス駅に近いドックランドという場所にあるスタジアムは、これまで名前が何度も変わりました。ドックランドにあるので「ドックランドスタジアム」と呼ぶ人が多いですが、正式にそういう名前だったことはないんです。

何度も名前が変わって、現在は「マーベルスタジアム」になっているそうですけど、あまりに名前が変わり過ぎて存在感が無いんです。

一方、MCGという有名なスタジアムがあります。「メルボルン・クリケット・グラウンド」(Melbourne Cricket Ground)が正式な名前ですが、皆んなMCGと呼びます。最初に出来たのは1853年です。

メルボルン市民にとっては、歴史であり文化であり、メルボルンのアイコンでもあります。もしも命名権を売られて他の名前になるなんていう話が出たら、たとえグラウンドの名前だけだったとしても、反対運動がすごいことになるでしょうね。

ドジャーズと同じくらいに有名なニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムは、いつか命名権を売りますかねえ。私は売らないと思いますよ。グラウンドが「〇〇(企業名)フィールド・アット・ヤンキースタジアム)」になるなんて、ちょっと考えられません。こちらはもっと名前にプライドがあると思います。

長い歴史があるドジャースタジアムは、この名前をリスペクトし続けるべきだったと思いますよ。「ユニクロフィールド」なんていう名前にするべきじゃあなかったです。私はユニクロに恥すら感じます。


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