「メンサ」(Mensa)って、皆さんもご存知ですよね。
人類の全人口上位2%に入るIQ(知能指数)の持ち主であることが入会の条件となっている団体です。1946年に英国のオックスフォードで設立されたそうですが、設立当初の名称は「高IQクラブ」だったそうですよ。
入会テストに合格するか、高IQであることを専門医で証明してもらうことで誰でも入会出来るそうです。一旦会員になると再テストを受ける必要もなく生涯会員でいられるらしいですね。
メンサの会員であることを公表している人っていうのは、自分は頭がいいんですよっていうことを人に誇りたいんでしょうが、うちの夫の父親はまさにそういう人です。メンサの会員であるということが「誇り」なのです。
ところが、家族はというと「これでもメンサなのよねえ…」と驚かされるというか失笑してしまうような出来事を度々経験しています。入会テストでは高得点だったのかもしれませんけど、一般常識的な知識や判断力という点で「IQが高い」イコール「頭が良い」ではないということが分かる出来事の数々です。
父親は、何か困っていることがあるとすぐにうちの夫に電話をして来るんですが、私には何でそんなことが分からないのかと不思議に思うことが多いです。つい先日は薪ストーブの使い方が分からず電話をして来ましたけど、
薪ストーブの何が分からなかったのでしょうか。
さて、昨日は水曜日。うちの夫は仕事が休みでしたから、父親に頼まれていた木を切る仕事をしに行ったんですけど、夫は「DIYの達人」で何でも自分で出来る人ですから、木を切ったり草を切ったりしに行く時には、ついでに家の中の細々としたこともしてあげます。
昨日は困っていたことが一つあったそうです。電気毛布のことでした。
最近3日連続で朝の気温が氷点下になりましたが、寒い日が続いているんですよ。父親が現在住んでいる家に10年間住んだ私には分かるんですけど、あの家は寒いんです。
どの窓からも隙間風が入って来るし、家が大きいので暖かくなるのに時間がかかります。現在はセントラルヒーティングがちゃんと機能していますから、そんなに寒い思いをすることは無いと思うんですけど、中国人の奥さんが夜寝るのに寒過ぎると言うので電気毛布を買ったんだそうです。
ところが、電気毛布のコードがベッドのコンセントに近い側の反対側だったために、コードがコンセントに届かなくて困っていたんですって。間違ったのを買ってしまったと後悔していたそうなんですよ。
それを聞いたうちの夫が言いました。
毛布を裏返しにすればいいだろう!
裏返しにすれば、コードが付いている側がコンセントに近い側に来るじゃないですか?使用する電気毛布に裏表があって、逆にして使用することが禁止されている場合は別ですがね、そのような商品は稀ですよ。
何故こういうことに気付かないのかが不思議です、メンサなのに。奥さんも毛布を裏返すことは思いつかなかったというのが理解しがたいです。
ちなみに、この父親は最近認知症が進行しているのではないかと家族が心配していることはこのブログでも話題にしていますが、こういう話は今に始まったことではないんですよ。メンサの会員でも、出来ないことがたくさんある人なのです。
ついでですが、寒い冬に暖かいベッドで眠りたい方に、私はホットウォーターボトル(ゴム製湯たんぽ)をオススメしますよ。電気は使いません。お湯だけで一晩ぬくぬくです。
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