この開店準備にうちの夫と息子が行きたいと考えているんだそうですが、夫は自分の店舗をスタッフに任せて自分は有給休暇を取り、アルバイトとしてやるつもりらしいんですけど、それは無理な話だろうと私は思っています。
第1の理由は、今月は税制年度の最終月で毎年恒例の大セールも行われるし、大変忙しいからです。(オーストラリアの税制年度は7月から翌年6月までなんですよ。)そんな月に、店長が有給休暇を取ってタスマニアにアルバイトに行くなんて許可されるはずがないと思うんです。
第2の理由は、そのアルバイトをするためにはローンセストンの街に滞在する必要があるので、宿泊費や食費などでアルバイト代の半分は消えて無くなるからです。
それでも自分は行きたいと息子は言っていますが、楽観し過ぎていると思いますね。先月開店準備のアルバイトで稼いだ時には、10時間立ちっぱなしで働いてヘトヘトになって家に帰って来たら、晩ご飯は作ってあったわけですよ。それを食べて寝るだけだったわけです。毎日の洗濯物もしてもらえたし。
しかし、ローンセストンに滞在しながらのアルバイトでは、食べることも洗濯も自分でやらないといけないんですよ。宿泊する場所にも寄るでしょうが、車がないと移動は歩くかバスになるでしょうからね、大変だと思います。
まだ行けるとも行けないとも決まっていませんが、もしも夫と息子の二人で行けたら、それは意味があることだと思います。大した稼ぎにはならなくてもね。息子にはいい経験になるでしょうし。
ローンセストンには、飛行機で行かずにフェリーで行くという手があるんですよ。「スピリット・オブ・タスマニア」というオーストラリア本土とタスマニアのデボンポート(Devonport)を結ぶ定期フェリー船があるんです。
以前はメルボルンから出ていましたが、現在はジロング(Geelong)という街から出ています。我が家からはジロングのターミナルまで行くだけで2時間もかかるので不便なんですけど。
デボンポートのターミナルからローンセストンまでは車で2時間くらいかかるようですから、飛行機で行くよりもかなり大変ですが、フェリーなら車で行けるのでローンセストンでの移動の問題は解決します。ただし、飛行機で行く数倍の費用がかかります。
まだ行けるとも行けないとも決まっていませんけど、息子が一人でも行くと決めたら、これもまたいい経験になるだろうとは思います。
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