2025年4月27日

1時間かけて通う理由

うちの夫が勤めるツールショップ会社の新店舗が5月オープンを目指していたそうですが、準備が遅れていてオープン予定日には間に合いそうにない状況らしいです。

「連休を使って仕事に行く人」に書いた通り、州内の各店舗には応援スタッフの派遣が要請されたそうなんですけど、どの店舗も有給休暇を取って旅行に行っているスタッフがいたりして余裕が無いために応援スタッフを派遣したりは出来ず、うちの夫が休日を利用して手伝いに行ったのです。

この新店舗はメルボルンの遥か北の方にあるんですが、メルボルンの南のモーニング半島にある店舗のスタッフが、ホテル宿泊代会社負担で準備に行っているそうですよ。そのくらいスタッフ確保に苦労しているらしくて。

私は、アルバイトなんて求人サイトで簡単に見つかるだろうと思っていたんですけど、仕事は単純労働だけではないので、ツールショップの仕事について何も知らないアルバイトは役に立たないんですって。

そこで、これまでに何度も新店舗準備を「手伝わされた」ことがあったうちの息子が夫と一緒に手伝いに行ったんですが、うちの息子は親の贔屓目じゃあなくて、一旦仕事を任されたら非常に責任を持って頑張る人ですし、退屈な同じ作業を長時間続けることも出来る人なんです。

準備担当者から引き続き来て欲しいと頼まれた息子は、クリニカルトライアル(治験)への応募は延期して、この仕事をすることに決めたようです。木曜日から毎日行ってるんですよ。

10月に日本に旅行する予定なので、その費用をクリニカルトライアル(治験)の被験者になることで稼ごうと考えていた息子ですが、今のところ上手く行っていないわけですし、本業の絵を描く仕事の方は稼ぎが少ないのでね、賢明な判断だと思います。


その店舗まで片道1時間くらいかかります。仕事が7時スタートなので朝の6時前には家を出ます。毎朝決まった時間に家を出る暮らしは何年ぶりでしょうか。

息子の親友L君がその店舗から20分くらいのところに住んでいるので、彼の家に泊まらせてもらって、そこから通うことも考えていましたけど、我が家から通うことにしたそうです。

まあね、考えてみればその方が楽なんでしょう。通勤時間は長くても、家から通えば何もしなくて済みますからね。帰宅したら晩ご飯は出来ているわけですから、食べ物をどうしようかと考える必要もないんだし、洗濯物はしてもらえるわけだしね。

通勤に時間がかかっても家から通うというのは、やはり賢明な判断でしょう。

毎日、朝の7時から午後5時まで10時間働くそうです。もちろん休憩時間はあるんですけど、報酬は10時間分もらうそうですから300ドルですよ。絵を描く仕事だと、300ドル稼ぐのには何日もかかります。

1週間働けば航空券は買えますね。開店準備が終わるまで働けば旅行費用は稼げるでしょう。

息子が私のカローラを使っていますので、私は毎日スーパーまで歩いて買い物に行っています。天気が悪いのでちょっと大変です。昨日は帰りに雨に降られてびしょ濡れになりましたよ。

今日はレインコートを着て行かなくちゃ!


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