一昨年まで住んでいた山の中の家では、最初の何年かは箱型野菜畑で野菜やハーブをいろいろ栽培したんですが、夏場の水やりに疲れ果てて止めてしまいました。それでも、ハーブやネギは小さな花壇をハーブ畑にして育てていたので、使いたい時にはすぐ使えて便利でした。
引っ越して来た家では、植木鉢で少しだけ育てています。タイム、ローズマリー、ベイリーフ(ローリエ)、パセリといった使う時に少量しか必要ないものだけです。
ネギは育てていません。私は結構な量を使いますので植木鉢で育てていたんじゃあ足りませんからね。八百屋でスプリングオニオン(Spring Onion)というネギを買って来て常備しています。
スプリングオニオンは根っこがついた状態で束にして売られているんですが、使う時には根っこ部分を切り落として捨てています。これを捨てずに水栽培するとネギを再生させることが出来るという話は知っていました。
しかしね、ネギは冷蔵庫に常備しているのでそんなことをする必要も無いと思ったていたんです。ところが、いつだったか味噌汁にネギを入れようとした時にネギが1本も無かったことがあって、その時に思ったんですよ。もしも再生栽培しているのが1本でもあったら助かったなあと。
そこで、やってみたんです。4週間ほど前のことです。
根っこに近い部分を少し長めに5センチくらいの長さに切り落として、それをグラスに入れて、根っこが浸かるくらいの水を入れて、窓のところに置きました。夏場は日差しが強過ぎて問題になっていたシンクの上の北向きの窓ですが、最近は午後にわずかな時間だけ日が差し込みます。
さて、4週間が経ってどうなったかと言いますと、
見えますか?
窓辺は朝晩は気温が下がるので、その点は良くなかったかもしれませんが、日が差し込む窓というとここしか無いもんですから。
4週間前は右のような状態だったんです。思った以上の速さで成長しました。毎日少しずつ成長するネギを見るのは楽しかったですよ。
ヒョロヒョロですけど、ちゃんとネギになっています。味噌汁にいれるには十分です。
液体肥料とかそんな物はやっていません。水だけです。寒いせいか水はそんなに減らなかったですけど、根っこが浸かる程度には足しました。
ただ水につけておくだけですからね、こんなに簡単なことはありません。ネギの再生栽培はこれからも続けるつもりです。
再生できる野菜はたくさんあるそうですが、一度に使う量が多い野菜や収穫までに時間がかかる野菜はやってみる気になりません。たくさんは使わないし時々しか使うことはないけど買うと高いのがディルです。今度はディルをやってみようと思っています。
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