うちの夫が勤めるツールショップのユニフォームは、半袖ポロシャツとフード付きパーカだけ。パンツと靴は黒色とだけ決まっています。気候が温暖な州にしか店舗がなかった頃はそれで良かったんでしょうが、ヴィクトリア州はこれでは困るんです。
多くの店舗に十分な暖房が整備されていませんから、朝の気温が0度近くになる冬の日には店舗の中も同じくらいに冷え込んで、半袖ポロシャツとフード付きパーカだけでは寒過ぎるんです。
会社が温かいジャケットを支給してくれれば済む問題ですが、そういうことはしてくれないし、自前のジャケットを着ることもニット帽をかぶることも許可していません。
ですからね、出来ることと言えば半袖ポロシャツやパーカの下に暖かい衣類を着ることだけなんですけど、外からそれが見えてはいけないらしくて。
夫が寒い寒いと不満を言い続けていたので、私はユニクロのヒートテック長袖シャツ(保温機能に優れている)を半袖ポロシャツの下に着て、薄手で暖かいパフテックのベスト(最新繊維テクノロジーの綿入り)をパーカの下に着ることを提案しました。
これは大変効果的でした。昨年は更に暖かいタイプのヒートテック長袖シャツも買ってあげました。とても暖かくて汗をかいても気にならないと、夫は気に入っていたんですよ。
そんな昨日の朝、夫がお店から電話をかけて来ました。寒くてたまらないから服を持って来てくれと言うのです。
半袖ポロシャツの下にはユニクロのエアリズム半袖シャツを着ていただけでした。エアリズムというのは着心地の涼しい夏用シャツです。寒さが問題の真冬に着るシャツじゃあないのです。
なんでヒートテック長袖シャツを着ないの?
理由は簡単でした。そういうシャツを持っていたことを忘れていたからです。信じられませんけど。
昨日はパフテックの薄手ベストを着るのも忘れていました。長袖シャツとベストは息子が持って行ってくれましたから、私が行かなくても済みました。
朝起きたらすぐに暖房を入れますので、家の中は暖かくなりますから外は寒いということを忘れるんですね。朝のシャワーで身体は温まっていますから、長袖シャツを着ることを考えもしないんですよ。毎日引き出しの中の一番上にあるシャツを取って着るだけです。
それにね、最近ちょっと異常なんです。頭の中はクイズ番組のことでいっぱいで、それ以外のことを考えていません!
昨日の記事「クイズ番組の出演者募集」にも書きましたが、オーストラリアのクイズ番組がシーズン2の出演者を募集している話を義妹(夫の妹)から聞いて、それに応募したのですよ。
そして、夫は出演に備えたリサーチと学習と作戦計画にのめり込んでいるんです。出演すると決まったわけじゃあないんですよ。ただ応募しただけです。
そのクイズ番組に出演したいと思った動機が臓器移植のドナー登録を呼びかけるためだったとしても、出演するとなったら夫は勝ちたいわけですよ。1回戦勝ち抜くたびに給料2ヶ月分の賞金だとか言っています。
昨日も仕事から帰って来るなりテレビの前に座り、ノートを広げてメモを取りながら米国版のシーズン1を見ていました。オーストラリア版はもう全部見たらしいです。
勝ち抜くためには、クイズの傾向や難易度を調べて、何をいかに勉強して答えを覚えておくべきかを知る必要があると言っています。オーストラリア版と米国版で多くの同じ質問をしていることも分かったそうです。
めちゃくちゃ真剣ですよ!
私は少し心配になって来ました。これがきっかけで双極性障害の「躁状態」が始まってしまうのではないかと。ちょっとくらいの「躁状態」はむしろ役に立つかもしれませんけどね。夫の様子を注意して観察していないといけません。
もう一度言いますが、出演すると決まったわけではありません。応募しただけです。
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