私達が住んでいる家の賃貸契約(2年目)の期限が10月に切れるので、家主さんから契約更新の申し出がありましたという連絡が不動産屋から来ました。これは3年目の契約になります。
メルボルンでは賃貸住宅の家賃が爆上がりしていますから、2年目の更新の時に家賃の値上げを覚悟していたんですけど、値上げはありませんでした。不動産屋から送られてきた3年目の契約の条件を見てみると、今回も家賃は値上げされていませんでした。
3年連続で家賃の値上げなしというのは、家主さんが欲深くない善良な方達だということもあるんでしょうけど、やっぱりね、私達が「良い賃貸人」だということがあると自負しています。
毎月必ず期日までに家賃を払うのはもちろんのこと、何かが壊れると大抵は自分達で直しますし(それがうちの夫のプライド)、家の周りの草取りも掃除もちゃんとやってきれいに住んでいるし(それが私のプライド)、ご近所に迷惑をかけるどころか、お隣りの高齢ご夫婦には大いに頼りにされているし。
エアコンが無いこの家の問題になっていたキッチンの西向き窓と居間と主寝室の東向きの窓には、費用を自分達で負担して日除けのオーニングも付けましたしね。オーニングは2500ドル(25万円)もかかったんですよ。約1ヶ月分の家賃です。
私達がいつかこの家から引っ越す時には、もちろん外して持って行ったり出来ませんから、オーニングは家主さんのものになるのでしてね。3年目も家賃を値上げしなかったのは当然だとも思いますが、ありがたかったです。
現在小さなトラブルが発生しています。キッチンの流しの下に水が溜まっているのを一昨日見つけたんです。普通なら、すぐ不動産屋に連絡して修理を依頼するわけですが、オーストラリアのプラマー(水道管排水管工事業者)は非常に時給が高いんですよ。
以前住んでいた家で水道管が割れたのを修理してもらった時は、直すのに30分もかからなかったけど修理料金は330ドルでした。今ならもっと値上がりしているはず。
だから私達は、自分達でどこから水が漏れているのかを調査しました。枕カバーを敷いたのは私のアイデア。水で濡れると色が変わるので、どの部分から水が漏れているのかが分かります。だいたいの場所が分かったので、配管の仕組みを知っている夫が調べました。
温水の配管のうち食器洗い機につながる部分の特定の箇所から漏れていることが分かりましたので、そっちに温水が流れないように栓を締めています。
不動産屋には報告しますけど、何百ドルもかけて直してもらうほどのことではありません。食器洗い機を使う時だけ栓を開けるようにすれば、水漏れは問題になりませんので。
ただし、このままでは不便なので夫が自分で修理を試みるつもりのようです。仕事柄こうした業者の知り合いが多いので、直し方が分からない時はその人達に聞くのですよ。そして、自分で直せた時には達成感を感じることが出来るというわけです。
全てがこの調子ですからね、こんな便利な賃貸人はなかなか見つかりませんよ。家主さんにとっては、私達が住み続けてくれると都合がいいはずです。
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