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2025年5月1日

今年初めての暖房

やっと昨日、セントラルヒーティングの温風吹き出し口の掃除をしました。

今住んでいる家にはエアコンが無いので夏は暑くて大変なんですけど、暖房はセントラルヒーティングがあるんです。家が小さくて平屋ですから、あっという間に暖かくなるんですよ。

セントラルヒーティングにも種類がいろいろありますが、オーストラリアで一般的なのは、屋外に設置したガスヒーターで温めた温風をダクト配管で各部屋に送るシステムです。

これが今住んでいる家のガスヒーター。キッチンの裏にあります。いかにも古そうな型ですが、問題なく動きます。


朝晩気温が下がる日が増えて、夜寝るのにブランケットなしでは震えるほど寒い日もあったけど、気温が30度近くになるような日もあったりして、温風吹き出し口の掃除を先延ばしにしていました。

今日から3日連続で朝の気温が5度近くにまで下がると分かり、昨日掃除をしました。各部屋の温風吹き出し口の穴の中に溜まったごみやホコリを掃除機で吸い取って、ダクトの中に出来るだけ奥までホースを突っ込んでホコリを吸い取りました。


掃除を終えてから半年ぶりに暖房を入れたら、残っていたホコリが吹き出たんでしょう、鼻がムズムズしましたよ。窓を開けてホコリは出来るだけ外に出しましたから、今朝は暖房を入れてもムズムズしませんでした。これで安心です。

暖房のスイッチは下の写真のようなコントローラーになっていて、設定したい温度にバーを動かすだけです。使わない時は「OFF」の位置にしておきます。ちなみに、隣りにある黒いのは、エヴァポラティブクーラー用のコントローラーです。


設定した時間に自動的にスイッチが入るようなタイマー付きのコントローラーもありますけど、この家のは単純なやつですからそういうことは出来ません。暖房を入れるか切るか、そして温度の設定だけです。

家が小さいので、朝起きてからスイッチを入れるとすぐに暖かくなりますので、タイマーなんて必要ないです。今朝は、夫や息子が起きる5時ちょっと前にスイッチを入れてからもう一度布団に潜り込み、部屋が少し暖かくなってから起きました。

「寒っぶう!」と震えながらコーヒーを淹れなくても良くて、今朝は大変快適でした。


セントラルヒーティングは、使っていない部屋も暖めますのでもったいない時もありますけど、本当に便利ですよ。日本で使っていた石油ファンヒーターも大変だったけど、一番大変だったのは一昨年まで住んでいた家で使っていた薪ストーブです。

一時期ね、光熱費の節約のために薪ストーブを使っていたんです。家が大きかったので、セントラルヒーティングを毎日使い続けるとガス代と電気代がすごかったもんですから。

薪置き場まで重たい薪を取りに行くのは運動だと思って頑張ったけど、あれは大変だったわ。灰の掃除もしなくちゃあいけなかったし。目が回っているとそんなことは出来ませんよ。スイッチ一つで暖かくなるっていうのは、ホントにいいです。

そして、家中が同じくらいの暖かさになりますので、部屋を出たら寒くて震えるなんてことがありません。ヒートショックの問題が無いというわけです。

急激な温度差で血圧が急上昇して、脳梗塞や心筋梗塞が引き起こされることがあるという話をよく聞きますよね。特に高齢者は、そうした家の中での温度差に注意が必要だそうです。

まあとにかく、寒さに震えることが無いのはありがたいことです。


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