2017年6月8日

メルボルンのハズレみかん事情

今朝の気温は2度。寒いです。メルボルンは冬ですからね。

冬はみかんの季節です。

私が初めてメルボルンにやって来た1993年当時でも、冬にはスーパーでみかん(マンダリン Mandarins )が手に入りましたが、美味しいのはめったに無かったんです。必ず種がゴロゴロ入っているし、味がねえ何とも今一つで。

それでも、みかんが食べたくて買っていました。

まだ岡山に住んでいた頃、こたつを出す季節になると、私の家ではみかんは箱単位で買っていました。愛媛のみかんが中心でしたが、愛媛は和歌山と並んでみかんの産地。お得価格の箱で買っても、ハズレのみかんなんてまず無かったですよ。

どれも皮を剥きやすく(当たり前だ!)、甘酸っぱく、ジューシーで、種が入っていることも稀で、こたつにあたりながら手が黄色くなるほど食べたものです。

月日は流れ、昨今のメルボルンでは、マンダリン(Mandarins)と呼ばれるみかんも種類が色々増えました。しかし変わらないのが、

ハズレが多いということよ!

種がゴロゴロ入っているという問題は、品種改良によって種無しになっていくものだろうと思っていたけど、相変わらず種無しみかんはめったにありません。

今は旬でみかんが一番美味しいはずなのに、超酸っぱくて涙が出そうだったり、水っぽくて味が薄かったり、皮が剥きにくいとか、ハズレが多い。

一番のハズレは、カスカスで果汁が乏しいやつね。食べられませんから...。

ハズレが続くとみかんを買う気が失せます。そこで、ネーブルとかバレンシアとかブラッドという真っ赤なのとかオレンジを買ってみたりするんですけど、オレンジは簡単に手で皮が剥けませんからね。それに、オレンジならハズレがないのかというとそういう訳ではないし。

オーストラリアは農業大国ですけど、なんかこう味が大雑把で「大量生産農産物」というのが多いのです。

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