2017年6月5日

失礼な中国人客

お米がなくなりそうなので、今朝はイーストランド・ショッピングセンター内のアジア食品店に行きました。

お米を買うつもりで行ったけど、「みりんや料理酒もそろそろ必要だったな」「餃子の皮も買っておこうか」と、結局カゴいっぱいに買いましてレジへ。

ところが、レジの女の子は、コンピューターのトラブルで商品の値段が入力できないと言うのです。

そこへやって来た、マネージャーらしき男性が私に何か中国語で言いました。そして、何やら確認を求めている様子なんです。

「何ですって? おっしゃっていることがわかりません」と英語で返したというのに、再び中国語で切羽詰った様子の男性マネージャー。

すかさず隣にいた見た目は中国人のレジの女の子が完璧なオーストラリア英語で説明するには、「コンピューターのトラブルで値段が入力できないし分からないので、これから店内を回って値段を調べて来るから時間がかかるけどよろしいですか」と言うのですよ。

「ええ、それはもう仕方がないですからね。いいですよ、待ちます」

ところが、私の後ろにやって来た中国人の女性は我々の会話が聞こえなかったのか、非常に不機嫌な顔で立っている。私のレジが時間がかかるので腹が立っている様子でした。見ると、その女性はお菓子を一つ持っているだけでした。

「コンピューターのトラブルだそうですよ。その商品の値段がお分かりなら、お店の方に助けになるんじゃないですか」と、私が英語で言うと、買い物袋を2つその場に置いたまま値段チェックに行ってしまいました。

そこへやって来た中国人の男性。私がレジのところで立ち尽くして何もしていないのを見て、何を思ったか私の前に割り込んだ!

「ちょっとあなた、順番を待ちなさいよ! コンピューターのトラブルで時間がかかっているのです。それに、私の後ろにはもう一人いらっしゃるんですから」と英語で言うと、「ああ、ああ」というような声を出して私の横に立ちました。(後ろへ行けよ!)

そこに戻って来た中国人の女性は、「ほら、写真を撮ってきたから見せてあげる。これが値段よ」と、レジの女の子にiPhoneを見せるのですが、女の子は私の方が先なので言葉に詰まっているのです。

「いいのよ、この方を先にしてあげてください!」と私が英語で言いますと、その女の人が投げるように渡した50ドルを受け取ってお釣りを渡しました。

ここで、普通のオーストラリア人なら、先に行かせてくれた私に「サンキュー」の一つも言うところですが、その女性はお釣りをひったくって行ってしまったのでした。(なんだよ、その態度は!)

そこに戻ってきたのが男性マネージャー。小さな紙に私が買おうとしている商品の値段をリストアップしてあり、それを電卓で計算してこれこれの金額になりますと差し出すのですが、それが正しいのかどうかも分かりませんし、「はいはい、あなたを信用しますよ」と言って私はお金を払いました。

男性マネージャーはすぐに横入りの男性に中国語で話し始めまして、レジの女の子だけが丁寧にお詫びを述べ、10キロ袋のお米を担ぐ私を気遣い、持ちやすいように買い物袋を持たせてくれたのでした。

横入りの男性は、米袋を担いだ私に何やら中国語で言うんですけど、もちろん私には分かりません。(「おっ、奥さん強いね!」とでも言ったかも。)

もうね、中国語で話すのが当たり前のように中国語で対応され、話しかけられ、イヤになるんですよ。私は最初から最後まで英語で話しているんだから、そういう時は英語に切り替えるべきなのに。

今日は、レジの女の子がオーストラリア英語バッチリで救われたけどな。

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